働き方改革関連法案が成立した。これで先日取得した、働き方マスターも使命は終わりかと思ったら、資格名も、「働き方改革マスター」ではなく、「働き方マスター」となっている。別に改革が終わったら終わりじゃないようだ。従って試験は続く。
8本の法案だったが、今日はしばらく前に話題になった、高度プロフェッショナル、「高プロ」について書く。私は自由業だが、すでに高プロと同じ仕事をしてる。誰から指示されるわけじゃない、お客さんがいるから、そのニーズによって、納期や内容が求められるが、その程度だ。あとはずべて自分の責任だ。朝早く起きたら、5時頃から仕事もするし、夜間休日も関係ない。そしてやったぶんだけ収入は増える。中間搾取もない。お天気がいいと、明日山に行こうと、これも自分の意思一つだ。年収要件も、ほぼ同じ。ということで、とっくに高プロを実践してる。そして今の生活に満足している。
法律のほうは、サラリーマンが対象だから、会社には、上司がいて、ある程度の指示はあるだろう。従って、私のような自由業よりは制約は多いはずだ。そして長く働いても短く働いても成果重視だから、たぶん給料は同じだ。そう考えれば、この制度、サラリーマンのほうがモチベーションは上がらないと思う。
そんな制度、経団連はやりたくてしようがないようだった。年収要件からだと対象は、サラリーマン全体の3%以下だ。3%の残業代なんて全体から見れば大した金額じゃない。そんなに一生懸命になるなんて不思議だ。ということは、やはり年収要件をだんだん下げて経営としたらおいしい制度にしたいことくらいしか考えられない。この制度、これからどう進展していくか、しばらくは目が離せないね。