第1次国宝シリーズ第3集「朝護孫子寺信貴山縁起絵巻」1968
大阪城を観た後は、奈良駅前に泊り、翌朝は王寺から朝護孫子寺へ。ここにある信貴山城へと向かう。山全体は朝護孫子寺という大きなお寺だ。まずはここから。このお寺も先週参拝した壷阪寺に負ける劣らず大きい。
入口には大きな張子?の虎だ。去年は阪神のおかげでにぎわったろうな。
ポストまで虎だ。
融通(ゆうずう)さん、あの「融通が利く」の融通さんだ。ここにお参りすると融通が利くようになる。周りにお参りさせたい人もいるかな。
結構大きいお寺だ。
多宝塔。まだ、新しそうだ。
そして、空鉢護法に登っていく。この登山道は、お城と共通だ。
山頂へ。二上山と金剛山が見える。
降りて霊宝館へ、ここにはあの有名な信貴山絵巻がある。日本三大絵巻だ。レプリカだけどね。本物は奈良国立博物館だが、秋の一定期間、それも一部だけしか公開されない、鳥獣戯画と同じだな。
レプリカは、3巻とも展示されていて、じっくりと見ることができる。2巻目の童子が車とともに走る様子。
朝護孫子寺は、起源は聖徳太子まで遡れるが、信長が松永久秀を攻めるときにお寺もやられてしまった。再建は、秀頼。扁額もこの時のもの。
帰りのお土産屋には、虎、虎、虎だ。似たような光景を思い出す。そうか、信楽に行った時の狸、狸、狸によく似てる。さて、明日は、松永久秀の信貴山城です。