資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

国家試験は絶対評価?相対評価?

2014年10月27日 | 資格学習法・自己啓発

国家試験の合格率の考察である。よく会社や大学の入学試験と違って、国家試験は、絶対評価だといわれる。つまり合格率が例えば60点なら、これに達した受験者は皆合格する。だから他人は関係なく、頑張れば必ず合格するのだ。つまり絶対評価なんだからと。

 ちょっと待ってほしい、図はガス主任技術者試験という国家試験の最近の合格率だ。ほぼ毎年変わらない。一方、図はないが、商工会議所の簿記やビジネス実務法務試験は、毎回大きく変動する。ある回が20%っだったが、次回は40%とか。

 これはちゃんと理由がある。商工会議所の試験はすべてマークシートだ。従って、合格率を毎回同じにしようとすると、問題のレベルを毎回同じレベルに合わせないといけない。しかし、そんなことは出題のテクニックでは無理である。従って、合格率が大きく変化する。

 一方、ガス主任は、午前はマークシート、午後は記述式。午前は変えようがないが、午後は、調整ができるのである。これは想像でしかないが、きっと午後の試験で合格ラインの得点の調整をして、毎年同じ合格率付近に落ち着かせていると思われる。こちらは相対評価である。

 現に、気象予報士の実技試験は、毎回、今回の合格ラインは67%です、といったアナウンスをしている。こっちのほうがよほど受験生にとっては親切である。受験生の皆さん、ガス主任試験は、隣の受験生より、1点でも多く取った方が勝ちなんですよ!


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« サンケイはニッチャー | トップ | ガス主任試験問題解答速報の... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。