資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

ビジアカから出た第1号!!

2014年03月05日 | 診断士活動(マスターコース)
    
 昨年、中小企業診断士の集まり、第1回ビジネス出版アカデミーという学校に参加した。ビジネス書の書き方から始まり、最後は出版企画書をプレゼンし、出版社に提案するというものだった。我々は第1期生で、10名ほどの参加で昨年末に無事全員修了した。

 しかし、ビジネス書はまだ誰も出版していない。出版は手間がかかる。またボツになるものが多く、よければ雑誌、ビジネス書まで残る企画書はわずかだ。

 中小企業診断士の機関誌で「企業診断ニュース」という雑誌がある。市販はされていないが、全国の中小企業診断士が読んでる雑誌だ。この2014年3月号に、ビジアカ第1期生の著作が載った。ビジアカ第1号である。

 著者は、佐藤さんという、最近独立したITが専門の診断士である。ITエンジニアの仕事術シリーズで、第1回は「顧客の要求を把握する」。佐藤さんは「要求工学」に詳しいようだ。この「要求工学」、コンサルタントの要求分析のことである。

 この要求分析、私も30歳代で、ITを仕事にしていた頃によくぶつかった。ユーザー部門の要求がIT部門にちゃんと伝わらないのである。システムができた頃に、これは違うと言っても、後の祭り。システム開発は、当時ウオーターフローモデルといって、水が上流から下流に流れるよう作られており、下流の不具合は、上流に遡れないのである。つまりは作り直し、失敗。

 またユーザー部門は一生に何回もシステムを作る機会はない、IT部門はいつも作っているから慣れてるだろうと思うと、これがそうでもない。そこでトラブルが起こる。この辺によく悩んだものだが、これは現在もあまり変わりないらしい。

 ということで、佐藤さんのレポートには、要求分析の重要性や手順などがキッチリ書かれている。今後のご活躍を望みたい。

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