資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

ゆっくり百名山、鳥海山その3~いよいよ登山

2021年09月12日 | 登山&自然系資格とその活用

 いよいよ登山だ。朝5時半に湯の台登山口を出発。16時には登山口に車が迎えに来る、10時間半で登り降りする。

まずは、滝の小屋へ。地図を見ると雪渓のあたりが迷いやすい、山頂付近は危険のようだ。しかし、道が悪い。最初から大石を縫って歩く。先が思いやられる。

 最初の急登は、八丁坂。約3百mを一気に上がる。河原宿跡に到着、ここで1時間20分、計画通りだ。そして見上げると雪渓が見える。9月だっていうのに雪渓だ。万年雪なんだろう。

 雪渓は大雪渓と小雪渓がある。大雪渓は歩かずそばの夏道を行く。そして小雪渓で問題が発生。先を歩く団体についていったら、道を間違えたようだ。雪渓は下が大きく空いていて、ここを横断するのは危険。軽アイゼンは持ってきたんだが、しようがない、雪渓の上流側を歩く。距離にして30mほとだが、踏み跡がないため、結構危険だ。そういえば、ガイドさんなしで雪渓を行くのは初めてだ。よく見ると、我々の後を団体が付いてくる。我々の様子を見ていたのか。

 時間を無駄にして、次は、あざみ坂、これが一番急登だ。休み休み上る。高度が上がってきて、日本海までが見えてきた。

 そして外輪山の一角、伏拝岳(ふしおがみだけ)に到着。予定より30分ほども遅れる。稜線歩きで、気持ちのいい尾根歩きになる。神社と新山が見え始める。

 鳥海山の山頂は、噴火口の周りに幾つのも峰が連なっている。我々は、伏拝岳、行者岳、七髙山手前まで登る。ここで大休止。新山の山頂が一番高いが、そこに行くには、地形の関係で、一旦神社まで降りて、岩山を再度登らないといけない。これは上り下りが入る。

 そこで、話し合って、ここで昼食、その後下ることにした。下りも道が悪く、時間を稼げないとの判断だ。尾根道を散歩するように歩く。山頂からは360°の展望だ。天候は快晴、素晴らしい。

 その悪路を下る。雪渓も長い。今度は花の写真を撮りながら、ゆっくりと。(花の写真は明日まとめてアップします)

 そして、河原宿跡まで来て、山を振り返る。雪渓の奥に外輪山が見える。さすが、東北一の貫禄がある山だ。下りも慎重に降り、湯の台登山口に降りたのは、16時10分前、この時間管理、好判断であった。往復10時間とちょっと、鳥海を堪能したゆっくり登山でした。

 

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