玉川・乳頭温泉と秋田駒登山の旅、最終日はオマケ、秋田内陸鉄道の鉄印と、角館観光だ。秋田内陸鉄道とは、秋田県の内陸部の角館~鷹巣間29駅を結ぶローカル線だ。この日、乗客は、地元の人より我々観光客の方が多かった。
1両編成の列車、角館を出発する。車両内部には、秋田犬の写真がいっぱいに。
テーブルには、路線図がある。これは親切だ。
「阿仁マタギ」って珍しい駅名だ。マタギってあの猟師ことか。
鉄道の中間あたりの阿仁合(あにあい)駅でUターン、ここまで一時間以上かかった。この駅では売店もあり、鉄印も購入できる。
角館駅に戻って、武家屋敷を観光。ここの武家屋敷、石黒家、青柳家、岩橋家、松本家など大きなお屋敷が、並んでいる。
大きな武家屋敷がこんなに数多く並んでいる街は、おそらく、ここ角館くらいだろう。区画は江戸時代と変わってないそうだ、屋敷の通りだって、敵からの防御用にクランク型になっている。よくこれだけ残ったものだ。桜の時期はもっときれいだろうね。
帰りに新潮社記念文学館に寄る。私は本が好きで、新潮社文庫は、若いころからお世話になった。新潮社の創業者が地元に文学館を建てたそうだ。
内部は撮影禁止ため外観だけ。珍しい記念碑、小説雪国のものがある。
今回の旅、短い旅だったが、玉川・乳頭温泉、それに梅雨の晴れ間の秋田駒、貴重な体験ができた旅でした。往復の列車の中では、ガスの模擬問題集の編集作業まで、はかどった旅でした。