資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

ゆっくり&失敗百名山~天空の稜線歩き、北岳・間ノ岳その2

2023年07月21日 | 登山&自然系資格とその活用

 第二日 朝6時、白根御池小屋を出発。白根御池には山々やテントが映っている。

 二俣コース分岐まで約3時間、草すべりを登る。北岳は二度目だが、初めてこの名を聴いたときは、草が滑る、いやな場所と感じた。そうではない、急登なだけだ。昔、登山道がなくて、草の上を登った時は滑ったのかもね。汗をかきかき登る。登山道は、ずっと高山植物が並ぶ。これは飽きないね。

 シナノキンバイか、ミヤマキンポウゲ、似ている。

 ハクサンイチゲ? いつまで経っても覚えられないな。

 隣の尾根が見えて来た、いいなあ~。周囲が見えてくると疲れが吹っ飛ぶ。

 鹿柵、内は、高山植物がいっぱいだ。

 二俣、草滑りの分岐点。ここで標高約2,700m、約5百m登った。

 鳳凰三山の眺め、地蔵岳のオベリスクもちょっと頭が出て来た。右下は同行の配偶者。百名山ハンターだ。

 シャクナゲにハイマツの花。

 小太郎尾根分岐から肩の小屋へ。風が出て来た、北岳でこんな岩岩あったっけな。

 肩の小屋へ最後の登山道。

 そして、肩の小屋に到着。9時過ぎ、とほぼコースタイム通り。

 ここで、小休止、お汁粉を食する。お餅も入って、温かくでおいしい。さて、最後1時間弱で北岳山頂に到着。この山頂は二度目のため、さほど感慨はない。

 山頂直下で、チョウノスケソウを発見、あんまり見かけないね。

 北岳から、間ノ岳方面を眺める。前回ここから見て、この緩い尾根なら行きたいな、と感じた場所だ。

 小休止して、急な下りを下る、下が見え、風が強いため、やや恐怖感がある。慎重に降る。

 この当たりは、目印のペンキが少なく、あっても剥げている。通る登山者が少ないからだろうか。途中で一枚撮ってもらう、まだ元気だ。

 八本歯のコルあたりが一番の風だ。吹き飛ばされそうになる。この「八本歯のコル」、草すべりと同じだが、名前が凄そうで、危険な場所だと思っていた。私の軽アイゼンは六本歯だからね,歯が立たないか(笑)

 とにかく、ここを通り過ぎて、北岳山荘に12時半頃到着。所要6時間半ほど、長くはないのだが、緊張で結構疲れた。

 北岳山荘は、新築したばかりと聞いていたが、間違いだったようだ。建物は古い。寝る場所は、大部屋で仕切りがあるだけ、一人分のスペースは荷物を置く場所もないほど狭い。

 食堂でゆっくりと過ごしたいのだが、食堂の窓が開放されていて(多分コロナ対策だろう)、とにかく寒い、着こんで過ごす。他の宿泊者もまだ到着していないようで、ダベる相手も配偶者だけ。なんとなく過ごして、夕食。トイレは小屋の中、階下だ。まあ、まだいい。明日の強風に心配しながら、19時半に就寝。今日はさえない山小屋生活だった。

 第三日に続く。

 

コメント
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