堀江貴文VS.鮨職人 鮨屋に修業は必要か? | |
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ホリエモン、しばらく前にSNSで、鮨屋に修業はいらない、と言って炎上していたことを思い出す。本書には8人の鮨職人が登場するが、私が読みたかったのは、「はじめに」の8ページ。
「はじめに」には、カタカナが沢山登場する。インスタで自分の仕事をリアルタイムで発信し、逆に情報をキャッチアップできる鮨職人。フェイスブックで料理人同士、産地、メディアとつながりが生まれ、毎日コツコツと仕入れた魚の写真をアップし続け、フーディに発見され、ついにズバッと来た鮨職人。ラインで深夜やり取りをして、注文すると、翌日トラックで配送してもらえる鮨職人。どうしてもあの人の考え方を吸収したくて、月に一度、飛行機でその鮨屋にいく、バーチャル弟子になっている鮨職人。鮨屋のターゲットはインバウンド。一人3万円以上の鮨の予約が取れない店。
これだけ分かればもう十分かな。おっと忘れてた。鮨職人に辛い修業は必要か? 答えはもう出てる。そんなことしたら、若者はすぐ辞める、そして人がいなくなる。もうとっくに決着がついてるようだ。