資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

メールトラブル

2013年10月18日 | 診断士活動(実務従事他)
 昨日は、久しぶりに齋藤塾に出席。場所は工学院大学だったが、会議室がわかりにくく、15分も遅刻。内容は「メールトラブルとその対応」調査会社の方と弁護士さんがゲスト。
 
 初めにビジネスマンのメールに対する意識の調査から。仕事上のコミュニケーション手段は電話、会うと並んで、メールもほぼ100%、メールの利用は完全に常識となっている。そして、メールを会社で学ぶ機会がある人は何と10%以下。半数がメールで失敗を経験している。そのトップは添付ファイルの付け忘れ。また半数がメールを受け取って不快な気持ちになっている。不快のトップは文章が失礼。また半数以上が自分のメールに不安。そのトップは、文章の書き方。

 うーん、そういえば私も現役時代、メールの教育などあんまり受けた記憶がない。システムが変わったとき位だ。初めのころは、ccとbccの区別がわからなかったものだ。ゲスト方の話では教育するとミスは確実に少なくなるそうだ。文章の書き方などは、新人より入社数年以降の方の方が効果的とのこと。

 メールに関する判例。幾つか紹介された。1件目は学校の職員が業務用パソコンで出会い系サイトに登録し、大量の私用メールを使って、懲戒解雇になった例、これは判例では妥当だそうだ。2件目は、7か月間に28回の私的メールを使った例、10万円の減給処分は重すぎて不当。3件目は1日2通程度の私用メールは職務専念義務違反ではないという判例。いずれも最高裁ではないから確定判例ではないが、参考になる。この3つの判例からおおよその線が見えてくる。まあ、サラリーマンの常識の範囲といったところ。

 ほかにメールのトラブルでは、主に個人情報の流出が多いが、プレスリリースを調べたところ、毎月数件出ている。公表だから役所や大手企業がほとんどだ。

コメント
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