花耀亭日記

何でもありの気まぐれ日記

美術館は美味しい。

2009-12-14 01:57:10 | 食べもの
okiさんのブログで紹介されていた「サライ」12月号による美術館カフェ・レストラン特集を見ながら、私なら静岡県立美術館カフェ・ロダンのスープを推薦するなぁ、などと思ってしまった。バス時間が迫っていたので、素早く食べられるメニューをとオーダーしたのだが、これが正解!さっぱりと美味しいし、身体は暖まるし、それに値段もリーズナブル♪ (今、美術館サイトをチェックしたら、メニューに食べた野菜とお肉のコンソメスープが無くなっていた。季節により変るのかも)

ところで、カフェ・レストランと言えば、前回のベルギー・ドイツ旅行では、噂のベルギー王立美術館のレストラン(ブラッスリー)でランチを取った。ミシュラン三ツ星シェフ、Peter Goossensがプロデュースとのことだが、そこで食したのは白身魚のグリル&海老と野菜のバターソーズを添えた一皿。意外に淡白な味付けで、日本で食べるフレンチの方が私向けかなぁ、なんて思ってしまった(^^;;


ベルギー王立美術館ブラッスリー

で、美味しいと感激したのは、実はシュテーデル美術館のカフェ・レストラン!
ホテルの朝食をどっさり食べ過ぎ、あまりお腹が空いていなかったので、ランチはパンニーニセット(サラダとドリンクがセット)を頼んだ。運ばれてきたセットはオシャレだし、もちろんパンもカリっとアツアツ。中の野菜もチーズと程よく調和し、イタリアで食べるパンニーニよりもずっとずっと美味しかったのだよ~(感涙)


シュテーデル美術館カフェレストラン

要するに、私って庶民派グルメなのだよね(^^ゞ

ちなみに、シュテーデルのレストランは広く明るくモダーンで、美術館の庭園を望む明るく大きな窓が特に気持ち良い。美術館の客よりも、近所のオフィスのビジネスマンで混んでいた。少し離れた席ではランチ・パーティーをしているお洒落なグループまでいる。素敵な空間だし、料理は美味しくリーズナブル、従業員たちもキビキビとしていて、きっとフランクフルトの人たちに愛されているレストランなのだろうなぁと思った。


天井も高く、スペースも広い

日本の美術館のカフェ・レストランもお洒落で美味しいところが多いようだ。美術館巡りは視覚と味覚の果報になりそう。でも、私的には庶民派メニューの充実も期待したいなぁ(^^;;