山浦清美のお気楽トーク

省エネ、農業、飛行機、ボウリングのことなどテーマ限定なしのお気楽トークができればと思っております。

「温暖化季節外れの梅と雪」

2020-02-18 | 川柳
 昨日の雪は今シーズンの初雪にして初積雪でした。




 1月26日に咲き始めた梅(枝垂れ梅が咲き始めました!)にも雪が積もっております。

 このようにあり得ない光景を目にすると温暖化のせいにするのが当たり前のような風潮となりつつあります。大雨や台風の被害にしても同様な傾向が見られます。

 通常起こりえない状況に遭遇した場合、日頃思っていることなどの先行知識や体験とシンクロするとそれが真実であるかのように思い込んでしまいます。そのような思い込みがマスコミなどの情報によって増幅され最早信念に近いものとして焼き付いてしまいます。

 さて、梅と雪が同居している光景を見た場合、梅の花が咲くのが早かったのか、雪が降るのが遅かったのかによって見方が異なります。温暖化を支持する立場からは、気温の上昇によって梅の花が咲くのが早く咲いたところに偶々の冷え込みで雪となったからだということになるのでしょう。

 温暖化を否定する立場からは、偶々の暖冬で梅が咲いたところに雪が降っただけのことで、寒冷化に向かう途中の揺らぎみたいなものだ・・・。

 さて、どちらが真実か? それともどちらも間違いか?

 温暖化と叫ばれておりますが、一般の方々が一体どれほどの知識をお持ちなのでしょうか。異常気象を伝える報道でMCやコメンテーターがしたり顔で「温暖化のせいでしょうかね~。」などとのたまいます。被害を伝えるならば、その事実を報道すれば良いのであって、専門家でもないあなたの持論を聞きたい訳ではありません。その一言による刷り込みが世間一般にどれほどの影響を及ぼしているのかをよくよくお考えいただきたいと思います。

 私たちにできることは、世間一般に真実と思われることでも、それを妄信しないようにすることでしょうか。これは温暖化に限らず、政治、経済はいうに及ばずネット情報や人のうわさに至るまで実に多くの事柄に当てはまるでしょう。

<参 考>
地球寒冷化(?) 」「人は干潮の時に死ぬ??? 」「ニセ科学とどうつきあうか





 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。