眠れない夜の言葉遊び

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、夢小説

椎茸の下

2014-11-28 02:54:44 | ショートピース
椎茸の下で雨を待つ僕に大男が近づいてきた。
「椎茸が好きなの?」
「雨が嫌いなだけ」
椎茸なんか好きじゃなかった。仕方なく身を寄せていただけだった。傘を貸そうかという誘いを僕は一蹴した。
「ぼく、えらいね」
ぼく?
他人事のように、僕は大男を無視した。
#twnovel

コメント
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