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IMジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

『さん』をつけよう。

2012-07-12 10:06:33 | 日記
わたしが少年野球(※)の指導を始めてもう13年になります。

昨今は、低学年(1~2年生)の指導がメインになってます。
わたしが入部したての子供に最初に教えることは三つあり、それは技術よりも礼儀(=マナー)です。
と言っても低学年に何を教えるの?って話ですが、難しいことは何一つ教えません。

一つ目は『大きな声で挨拶をしよ~うぜ!』です。
つい最近まで幼稚園児だった子は、遊んでいる(=はしゃいでいる)時は、悲鳴に近い大声が出るのですが、挨拶となると下を向いて「おはよ~ございまぁ~すぅ~」と蚊の鳴くような小さな声でつぶやきます。
それぞれ差がありますが、大きな声が出るまでに、遅い子は1ヶ月位かかります。仕方ないのでガミガミ言わずに、気長に付き合ってます。

次は『時間を守ろうぜ!』です。
練習は午前練習時は9時から、午後練習時は12時から始まります。
「30分前にはグラウンドに来い!」ではなく「来てね。」と優しくお願いします。厳しく言うと練習に来なくなってしまいますからね。
低学年が退部するとチームイメージの低下につながり、新入部員が集まらなくなってしまいます。我々低学年コーチに対するプレッシャーは大変なものです。

最後に『さんをつけようぜ!』を教えます。
何のこっちゃあ?と思われるかもしれませんが、簡単なことです。呼称に『さん』を付けるだけです。
例えば、「髪を切りに床屋に行ってきた」ではなく「床屋さんに行ってきた」だよ。とか、他に身近なところでは『駅員→駅員さん』『店員→店員さん』『審判→審判さん』などですかね。
子供が『さん』を付けると、より子供らしく可愛く思えてくるのは私だけでしょうか?

まぁ、子供が『さん』を付けるのは当たり前ですよね。なぜなら彼らは『太陽の子』すなわち『SUN'S SON』ですから。

お後がよろしいようで。

※わたしの住んでいる相模原市(人口約71万人)には少年野球チームが約120団体(ピーク時には約300団体)あります。
入部資格は相模原市に在住か在校の小学1~6年生までの児童(女子も可)。
練習は土・日。
監督、コーチは児童の親で、一切の報酬を受け取らない方。
市大会は、年三回。地区大会も三回程度あり、各チームは頂点を目指して日々練習に明け暮れています。

ちなみに我がチームは昨年市大会で優勝&三位&ベスト8になりました。(高)


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売るということ

2012-07-11 10:10:56 | 日記

実家の近所での話である。


学習塾のすぐ近くに弁当屋があるのだが、とある中学生が塾の授業開始時間間際に夕食を買い求めに行った。その弁当屋以外に周囲に食べ物を売っている店はない。


そこで店側(いたのは店主クラス)はすぐに出来る弁当はないので出せるのは白米150円のみであると言い、仕方なく中学生はその白米のみを買って塾に行った。


この話を聞いて、元はといえば時間に余裕を持たせていなかった中学生が悪いのだが、そこで白米だけを売りつけるというのもいかがなものかと思った。


いつもはその中学生の母親はちゃんと夕食を作って持たせていたのだが、たまたまその日は忙しく、夕食の用意が出来なかったのでお金を持たせて夕食を買うようにしてもらったのだそうで。


料理好きでもあるこのお母さん、その話を聞いてちょっと泣きそうな感じで子供に謝ったのだそうだが、中学生は「お母さんが悪いのではない。自分が悪いのだから仕方ない。」と言って慰めたそうな。健気だなあ、と少々感心した。いかん涙腺が。


この話を聞いてこのブログを読んでおられる希少かつ奇特な方々はどの様に感じただろうか?


「用意できないものは用意できない。その上で売買契約が成立しているのだから店側に落ち度もなく、何ら問題は無い。店に文句を言うのはお門違いだ。」「食べ盛りの中学生が困っているところで冷たく突き放して可哀相じゃないか。例えメニューに無くてもあり合わせのもので惣菜を出してあげたり、おにぎりにする程度の事はできるんじゃないのか?その方が店の評判もあがるだろう。」


他にも意見はあるだろうが、これらはどれも正解である。何も間違っていない。


店はボランティアではなく利潤を追求する一個の商店であり、赤字になるようなことは基本的にはできない。そこで買う買わないは客側の自由なのであり、全ての客側の事情を店側が考慮し、対応できるわけではない以上、仕方の無いことかも知れない。


逆の意見としてサービスしておいて評判を上げ、長期的に見て後で回収すればよい、というのもあるが、それだけで簡単に片付けるのも問題だ。人が生きていくには、そして会社が、ひいては社会が維持されていくには常にお金がかかっている事を認識しなければならない。安易な赤字は身を滅ぼすのが資本主義経済である。


われわれは色々なものを売っている。それは食べ物であったり何らかの製品であったり、サービスであったり、時間や労力であったり種々多様だ。


市場原理主義において自由競争とは価格や目に見える品質、味の美味い不味い等分かりやすい要素においては適切な競争がなされる。だが、サービス等ひと目で正しい評価が可能でないものは必ずしもこの限りではない。短期的に正しくても長期的には正しくないものが生き残ってしまうのもこの主義の一面である。


市場原理主義に照らしてみれば白米だけを売ったことは間違いではないだろう。ただし、それが本当に正しいことなのかは疑問が残る。それに市場原理主義で正しいことのみに特化させるのであれば、極端な話、商売は自販機や通販だけに任せておけばよい。


確かに自販機や通販は便利だが、それだけで事足りてしまうような世の中は売り手も買い手もなんとなくつまらないんじゃないかなあ、とも思う。


弊社でもこれから製品販売を始める動きがある。(既に開始しているものもあるが)勿論Webサイトからの受付等もあるのだろうが、そこに売り手の温かみはあるのだろうか?お客様は買う事で幸せになれるだろうか?ある程度経ったら一度見直してみる時期があってもいいのかも知れない。(刑事長)




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博物館

2012-07-09 20:55:09 | 日記

梅雨の時期ということで、最近の週末は天気も悪かったので、こんな時期だから室内で過ごせる博物館や美術館に行こうと思い、先日上野にある国立科学博物館に行ってきました。


 


施設として、日本列島に生きる生き物や歴史を中心に展示している日本館と、地球の生命史や科学と技術の進歩などについて展示している地球館があり、3Dシアターや科学の体験コーナーもあり、子供連れで楽しんでいる家族や、外人の方も多く来ていました。


 


何万年も前の恐竜の化石や、原始人・絶滅種の剥製なども飾られていて、こうゆう場所だから感じること、こうゆう場所だから考えることがあり、学生の頃に学んだことを思い出せたり、とても良い学びの場だなぁと思いました。


 


上野には、動物園や美術館もあるので、週末どこに行こう・・・って思ったときはぜひ行ってみてください。(庄)


 


 





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思った通り

2012-07-08 17:00:00 | 日記
 事実は小説より奇なりと言う。確かにそうなのだ。現実世界では小説のようにシンプルに物語が展開することがない。あっちの人こっちの人の思いや利害がからみあってまったく思いもよらない方向に転がっていく。
 
 昨年はじめにリンパ腫と診断され、まあ、あと3ヶ月か半年?そんなところでしょうかねぇ、と医者に宣告されたわが家の愛犬が、思わぬ生命力で生き延び、あれから1年半以上元気に暮らしてきた。ところが寄る年波と病魔には勝てず、ここ数日、急激に衰えている。その様子を見て、妻が今は別々に暮らしている娘を呼び戻した。衰弱した犬を撫でながら一生懸命犬に向かって話しかける娘を眺めている時、電話が鳴った。母である。美味しい「もずく」をもらったので取りに来ないか、と機嫌が良い脳天気な声である。受話器を握っている私を取り巻く世界の空気と受話器の中の空気は明らかに重さが違う。「もずく」と来たか。小説では、こういうことは起きないだろうなぁと母の声を聞きながらぼんやり思う。
 
 いろいろ考えて準備してきたのに、思いもよらない事態が発生してとんでもない事になってしまうということがある。リスクを予想する視野が狭かった場合には必ずと言っていいほど、そういうことが起きる。とんでもない事になってしまう原因は、あわてるからである。心の準備が無いところに、いきなり何かおおごとらしき事件が発生すると、たいがいの人はあわてる。人はあわてると、なぜか右も左もわからなくなってしまう。世の中どうなっているのか、どうしたら良いのかさっぱりわからなくなってしまう。いわゆるパニックである。そうなると、もうどうしようもない。一段落ついて落ち着くまでパニックは続く。
 
 思いもよらない何かが起きてもあわてないでいられる人は少ない。些細なことにも大慌てしてしまう私などは、だから起きうるリスクを、あらかじめ、あれこれ考える。一つ一つに準備をすることはできないが、起きうる事態をイメージしておくだけで、あわてる回数は減る。ま、それでも日々あわてることは多い。考えが甘いわけだ。
 
 福島第一原発で発生したメルトダウン事故の調査を行なっていた国会の事故調査委員会が報告書を出した。あれは「人災」だったと報告しているという。東電が言う「想定外」の事態は、ずっと前から想定していた事だったらしい。これは本当にひどい話だ。起きうる事態、予想された事態が起きただけなのに、福島第一原発の運用を任されていた人たち、彼らをバックアップするはずの東電本社、そして原子力安全・保安院や政府中枢が、みんなまとめてパニックに陥ってしまったのだ。想定はしていたが、まじめに取り合わずに来たのだろう。
 
 「どうせすぐ起きる地震じゃないし、余計な予算を使うのも意味が無いので東電さんのほうで問題無いという報告書あげておいてよ。それで十分でしょ」「ハイ、そのつもりでいました」なんて保安院の会議室で軽くケリがついた話だったのではなかろうか。ところが大地震は発生し、想定どおりの津波が襲来し、想定通り全電源が喪失してしまった。そして自らの準備不足にあわててパニックを起こし、結局最悪の事態まで事故を拡大させてしまった。繰り返すが、これは本当にひどい話だ。
 
 国民の目を別のものに向けて知らないうちに既成事実化してしまおう、というのが政治のやりかたなら、この夏のオリンピックはヨーロッパにとっても、日本にとってもラッキーこの上ないイベントだろう。だがオリンピックゲームの素晴らしい一瞬一瞬に酔いしれながらも、このひどい話を誰がどう決着しようとするのか、忘れずにしっかり見て行きたいと考えている。(三)
 
 
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星に願いを

2012-07-06 08:49:29 | 日記
明日は七夕。
織姫と彦星が、年に一度会える日だ。

私の地元では、7日を含んで数日間、七夕祭りが開催される。
駅前の商店街には豪華な七夕飾りが続き、
道路も一部閉鎖して露店商が立ち並ぶ。
仙台ほど有名ではないが、休日は朝から人が溢れ、
電車のホームもピーク時には規制がされるほど、
結構外から人が集まってくる。

七夕といえば、短冊にお願い事を書いて飾るという風習がある。
七夕自体は台湾や中国、韓国、ベトナムなどにおいても
節句の一つのようだが、
短冊にお願い事はどうやら日本だけのようだ。
そもそもなんで星にお願い事をすると叶う
なんてことになったのだろう。
織姫と彦星のラブロマンスと全く関係がないように思う。
小さい頃、「この日は織姫様と彦星様の願いが叶う日だから、
お星様が特別に皆の願いも叶えてくれるのよ」
と誰かに教わった気がする。
が、どうやらお願い事は何でも叶えてくれるわけではないようだ。
この風習は中国の「乞巧奠(きっこうでん)」という行事が由来らしい。
「乞巧奠」は、手芸 の神様とされる天上で機を織る織女に、針仕事や 習字、詩歌などが上達するようにと願って星をながめ、供え物などをする行事とされている。
学問の神様に合格祈願するように、
機織りの神様に技芸の上達を願うのが本来のようだ。
それがいつの間にか何でもお願いするようになってしまった。

「○○になりたい」

と、全部ひらがなで書かれた短冊を見ると微笑ましく思う。
頑張って○○になってほしいな。
道しるべだけでも、この子に与えられないのだろうか。

「病気が治りますように」

自分の病気か、大切な人の病気か分からないが、
きっと今のこの人の切実な願いなのだろう。
神様なら神様同士の伝で何とかならないものだろうか。
もしそれがあるのなら、万能な神様に私の願い事を伝えてほしい。

みんなが幸せになりますように、と。

(い)


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