山頂で鍋割うどんはいかが？

最近めっきり寒くなりましたね。
まだコートは早いかなと思っていましたが、朝の寒さにやられて羽織るようになりました。
つい最近横浜で初雪が観測されましたね。
いよいよもって本格的な冬の到来を感じます。

寒い日には温かいものを食べたいですね。
冬に食べる温かい食べ物って何でしょう。
やっぱり鍋？鍋焼きうどん？
実は山頂で熱々の鍋焼きうどんが食べられる山が神奈川にあるのです。
その名も「鍋割山」！

鍋割山は前回紹介した大山と同じ丹沢山地の南部にある山で、標高は1,272mあります。

こちらは大山のような観光地化はされていませんが、人気の鍋焼きうどん「鍋割うどん」や、景観の良さから人気の高い山になっています。

一般的な登山口は大倉と表丹沢県民の森の2つがあり、大倉は小田急渋沢駅からバスで行くことができ、表丹沢県民の森へは車で行くことができます。
大倉からだと表丹沢県民の森スタートよりも1時間ほど多く歩くことになるため、時間に余裕がない方は表丹沢県民の森からスタートしましょう。

序盤の登山道はなだらかな道が続きます。
登山道の横には川が流れており、途中で3回ほど橋を渡ることになります。
個人的に結構好きなポイントです。


途中でペットボトルが置かれたポイントがあります。
これは山頂の山荘で使用する水で、登山者がボランティアで山頂まで運んだりします。
2リットルと4リットルのボトルが用意されており、それぞれ2kg、4kgとなかなかの重量になるため、体力に余裕がある人だけ運びましょう。
運ばなかったからといって特に何かあるわけではありません。
運んでも特に何もないですが、トレーニング目的の人はこれをいくつも運んで行ったりします。

このポイントを超えると本格的な登山道に入り、しばらく歩くと後沢乗越という尾根沿いに出ます。
ここからが急登で、なかなか辛いです。
少しずつ休憩しながら登りましょう。

この辛い坂を超えると山頂に到着。
山頂には鍋割山荘があり、鍋割うどんがあります。
山頂で休憩していると体も冷えてしまうので鍋割うどんで温まりましょう。


山頂は景観も素晴らしいです。
南に相模湾を一望でき、伊豆半島、伊豆大島まで見えます。
西を見れば大きな富士山が見え、その脇にはアルプス群が並びます。


最後に注意事項ですが、鍋割うどんは非常に人気で、13時には売り切れてしまいます。
鍋割うどん目当ての方は早めに出ましょう。
売り切れも想定して予備の食糧を持っていくことも忘れないようにしましょう。(村)

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