前回、新しい太極拳教室に参加することになった話をしたが、今回は大会について話をしたいと思う。
毎年10月に、港北区にある太極拳の団体が一堂に会し、大会が実施される。大会とはいっても、優劣を競い合うものではなく、どちらかといえば日頃の練習の成果をみんなに見てもらうための発表会に近いものかもしれない。
大会では毎年多くの団体が表演をするが、非常にバラエティに富んでいる。24式だけでなく、48式、呉式、太極剣、太極扇等々、大会でしか目にかからないものも多く、見ていて飽きないし、とても参考になる。
優劣を競うものではないとはいえ、無様な表演をするわけにはいかない。9月に入ってからは大会に向けた練習が中心となり、練習中の雰囲気もより緊張感が増したものとなる。太極拳というとゆったりした音楽に合わせて動いているイメージが強いかもしれないが、音楽に合わせての練習は弊害も多いため普段の練習では音楽は使用していない。ただ大会では音楽に合わせて表演するため、先生が選んだ曲を聴き込むところから大会の練習が始まる。
表演については、24式を通常通り行うのでは無く多少演出が加えられている。毎年演出は異なるものの、基本の方針は同じで、24式の前半部分を通常通り表演するグループといろいろな方向に向かって表演をするグループが、複雑に交錯しながら最終的には綺麗に整列し表演を終えるというもの。もちろんまだまだ初心者の自分は前半部分を表演するグループに入っている。
普段練習でやっていることをそのままやればいいだけのはずだが、なかなかこれがうまくいかない。団体表演であるため、音楽に合わせ、周りの人達と動作を合わせ、列も崩さないようにしないといけない。そうしたことに意識を取られ過ぎると太極拳の動作が疎かになってしまう。周りで複雑な動きをしているベテラン組の動作にも気を取られやすく、そのために自分の動きがずれたり、次の動作を間違ってしまうこともある。前回の練習でようやく途中途中で合わせるポイントを理解し、何とか最後を合わせる目途が立ったが、個々の動作を磨いていく練習はまだまだこれからである。
上で少し触れたが、ベテラングループの方達の動作はかなり複雑である。通常の24式は型のようなものなので、規定通りの動作をすればきっちり収まるべきところに収まってくれる。ところが今回は普段行わない順番での動作、体の向き、つなぎを駆使して最終的に収束に向かうようにしていかないといけない。足の角度を一つ間違えただけでまったく違う方向に向かってしまう可能性もあり一瞬も気を抜くことができない。数年後に果たして自分もこうした領域に達することができるのか甚だ疑わしい。
大会までにできる練習の回数も残り少ないが、みんなの足を引っ張らないように、また表演後の慰労会で美味しいお酒が飲めるように練習を重ねていきたいと思う。(池)
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優劣を競うものではないとはいえ、無様な表演をするわけにはいかない。9月に入ってからは大会に向けた練習が中心となり、練習中の雰囲気もより緊張感が増したものとなる。太極拳というとゆったりした音楽に合わせて動いているイメージが強いかもしれないが、音楽に合わせての練習は弊害も多いため普段の練習では音楽は使用していない。ただ大会では音楽に合わせて表演するため、先生が選んだ曲を聴き込むところから大会の練習が始まる。
表演については、24式を通常通り行うのでは無く多少演出が加えられている。毎年演出は異なるものの、基本の方針は同じで、24式の前半部分を通常通り表演するグループといろいろな方向に向かって表演をするグループが、複雑に交錯しながら最終的には綺麗に整列し表演を終えるというもの。もちろんまだまだ初心者の自分は前半部分を表演するグループに入っている。
普段練習でやっていることをそのままやればいいだけのはずだが、なかなかこれがうまくいかない。団体表演であるため、音楽に合わせ、周りの人達と動作を合わせ、列も崩さないようにしないといけない。そうしたことに意識を取られ過ぎると太極拳の動作が疎かになってしまう。周りで複雑な動きをしているベテラン組の動作にも気を取られやすく、そのために自分の動きがずれたり、次の動作を間違ってしまうこともある。前回の練習でようやく途中途中で合わせるポイントを理解し、何とか最後を合わせる目途が立ったが、個々の動作を磨いていく練習はまだまだこれからである。
上で少し触れたが、ベテラングループの方達の動作はかなり複雑である。通常の24式は型のようなものなので、規定通りの動作をすればきっちり収まるべきところに収まってくれる。ところが今回は普段行わない順番での動作、体の向き、つなぎを駆使して最終的に収束に向かうようにしていかないといけない。足の角度を一つ間違えただけでまったく違う方向に向かってしまう可能性もあり一瞬も気を抜くことができない。数年後に果たして自分もこうした領域に達することができるのか甚だ疑わしい。
大会までにできる練習の回数も残り少ないが、みんなの足を引っ張らないように、また表演後の慰労会で美味しいお酒が飲めるように練習を重ねていきたいと思う。(池)
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