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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

誓いの年

2014-10-17 08:25:08 | 日記
突然ですが、『スカッシュ』はご存じでしょうか?

飲み物でもお笑いでもスクーターでもありません。
スポーツです。ラケット球技です!
2020年オリンピック競技として最終候補まで残ったと言えば、記憶に残っている人も多いでしょう。
そんなマイナースポーツについて、今回は触れてみたいと思います。

- 起源 -

19世紀初頭、イギリスはロンドンの監獄が起源。
囚人が運動不足解消目的に、ボールを壁にぶつけ始めたのがきっかけだそうです。
当時はラケットもボールもお粗末でしたが、イギリス紳士や学生に練られ徐々にスタイリッシュなスポーツへと昇華していったようです。

- 道具 -

・ラケット。テニスとバドミントンの中間程度の大きさでスカッシュ専用の物を使用します。
・ボール。ゴム製で中が空洞のものです。ゲームをしていると次第に熱を帯び、跳ねやすくなるのが特徴です。
・インドアシューズ。ノンマーキングと呼ばれる、靴の底が色の付いていないゴムや白いゴムのシューズです。卓球・バレーボール・バドミントン・ハンドボールなどのシューズを代用するのが一般的です。
・コート。4面を壁に囲まれた特殊なコートになります。自宅にスカッシュコートを持っている人はまずいないでしょう。

大きな特徴としては、多くのラケット球技にあるネットがありません。後はボールが驚愕物ですね。初めは10cm程しか弾まないのですが、打つ毎に熱くなり、やがて20cm、30cmと跳ねるようになっていきます。
まずは体験したいという場合、コートがある施設ではレンタルも行っているケースがほとんどなので、初心者でも安心です。

- ルール -

鉄の掟がただ一つ。「相手の打ったボールを2バウンドする前に打ち返し、正面の壁面にノーバウンドで当てる」。これだけ。
1バウンドのカウントは床だけなので、横や後ろの壁を使って正面に返す事が出来ます。予想以上に自由でトリッキーです。
この特徴のせいか、『立体ビリヤード』とも呼ばれているようです。
オンライン=アウトである点も、スカッシュならではのルールですね。

- 短所 -

・競技人口が少ない。知名度の低さ。
・コートが特殊なので練習可能な場所が限られている。
・マイナーなので用具も買える場所が限られている。
・YouTubeで試合を見ても、地味。よく分からない内にラリーが終わっている。
・そもそも楽しいの?よく解らない。というイメージ。

- 長所 -

・完全室内競技。天候に左右されない。日焼けもしない。
・単位時間当たりの消費カロリーはテニスの2倍。ダイエットや体力作りに最適なスポーツ。尻からふくらはぎの筋肉を非常に多く使うので、すぐに下半身がスタイリッシュになります。
・単純なパワー勝負のスポーツではなく、テクニックを習得すれば多彩なプレーが可能。そのため老若男女が長く楽しめるスポーツです。つまり生涯スポーツになり得るわけです。



私がスカッシュと出会ったのは、ジムがきっかけ。ダイエットのため最寄りのジムに通い始めたのですが、併設施設としてスカッシュコートが備わっていました。
元々ラケット競技は好きなので、どんなものだろうと興味が湧き見学していました。四角い部屋でドゴーンドゴーンとボールを打ち合って居る姿が2人。
うーん、よく分からん。取り敢えずやってみよう!
そんな勢いで体験レッスンに参加し、スクールに通い始めました。

ひとことで言えば、「箱の中で行う、ゴムボールを使った壁打ちソフトテニス」。
ですがいざ実際に練習に参加してみると、これがまた難しい。いくら速いボールが打ててもコースが甘ければあっさり返されてしまう。逆にコースばかり気にしていると甘いボールしか打てずに結局追い込まれてしまう。
身体・頭脳・正確性などトータル的な質の高さが求められるスポーツだとつくづく思い知らされています。



さてさて。
何故スカッシュをブログのネタに載せようかと思ったか。

下記Webページを見れる方は見て欲しいと思います。

JSA(公益社団法人日本スカッシュ協会)
http://www.squash-japan.org/

日本にもスカッシュの協会がありまして、Japan Squash Association、略してJSAと言います。
TOPページに非常に興味深い言葉が刻まれています。

Squash Never Give Up!


何があっても、決して諦めない。
無論上記が意味する所は、オリンピック競技として採用される事です。
でも、これって今のJSPにも通じる所感じませんでしょうか。

日々楽をしようとする自分と戦う事も必要ですが、週月単位で諦めずに行動するという観点も大切かな、と。
何に対して諦めないかは個々それぞれ異なると思います。ですが、常に上を目指さし行動していかないと、何も変わらず現状通りだという点は誰でも同じです。
もうこれ位で良いやと自ら成長する事を止めてしまった消化試合が、果たして楽しいと思えるのでしょうか。

初めからメジャー第一線を張っているテニスが面白くない、とは言いません。
ですが、今はまだマイナーなスカッシュが成長し、2024年にはオリンピック競技に選ばれ、メジャーになっていく。
そんな過程も楽しめる機会が、今、私達の目の前にはあります。

『 JSP Never Give Up !! 』


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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
  製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
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