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FT231XSを使用したUSBシリアル変換基板の製作

2013-09-26 | Tanukino
秋月でUSBシリアル変換チップのFT231XSを買ってきたのでUSBシリアル変換基板を作ってみました。
このチップは210円と安いのですが、20ピンSSOPパッケージで、ピン間隔が0.635mmなので厄介です。
あと、I/Oが3.3Vなのも少し気になるところですが、データシートには5Vトレラントと書いてあり、5V系との接続もできるようです。

Tanukinoには定番のFT232RL USBシリアル変換モジュールを使っていましたが、950円といいお値段なので安く上げられないかと思い作ってみました。
最近800円のFT232RL USBシリアル変換モジュールキットも発売されたようです。
ちなみに750円のFT231X USBシリアル変換モジュールもあるようでUSBケーブルが特殊ですが現時点ではこれが一番安いです。

回路図はデータシート通りです。
とりあえずコネクタで、5Vと3.3Vの両方を供給できるようにしましたが、ジャンパーで選択できるようにする方が便利です。


できた基板です。SSOP=>DIP変換基板を使ったので結構大きなサイズになってしまいましたが、使用するピン数が少ないので変換基板無しで、空中配線すればコンパクトになるでしょう。
SSOPの半田付けは初めてでしたが、普通に半田付けをすると、半田ブリッジしてしまうので、半田吸収線で半田ブリッジを取り除くとうまくいきます。
とりあえず、ブレッドボードにTanukinoを組んでLEDピカピカでテストしました。
USBシリアル変換チップ210円、SSOP=>DIP変換基板100円、USBコネクタ50円、他で合計400円弱といったところで、手間を考えると750円のモジュールに分がありますね。



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