JJ1WKN Log

自作や移動運用関連のログです。

校正します

2007-01-31 | インダクタンス測定機
校正は値がわかっているコイルを測定して、Cと直列接続してあるLを求めます。
まず、直列に接続してあるLを1.0[uH]と仮定してCを計算します。
直列に接続してあるLの値を適当に変化させて、ばらつきが最も少なくなる値とします。
結果はL=1.04[uH]、C=80.2[pF]となりました。
回路上のCは150[pF]を2個直列ですので、75[pF]。
これに浮遊容量が加算されると、こんなところでしょう。
Lx[uH]	F[KHz]	C[pF]
0.33	15182	80.2 
1	12384	81.0 
2.2	9910	79.6 
3.3	8592	79.1 
4.7	7446	79.6 
33	3036	80.7 
39	2800	80.7 
82	1939	81.1 
100	1758	81.1 
180	1317	80.7 
240	1146	80.0 
400	887.3	80.2 
1200	516.3	79.1 
	平均	80.2 

使い方は測定対象のコイルを接続して、Fを測定して、C=80.2[pF]から計算したLから1.04[uH]を差し引けばOKです。
測定できるインダクタンスの範囲は、1mH程度までした。

5.6mHでは周波数が安定しませんでした。
このあたりのインダクタンスだと、コイルに加えるオシレーターの周波数を変化させて、オシロで電圧を測定する方式が無難です。

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