JJ1WKN Log

自作や移動運用関連のログです。

VCH式移動用釣竿アンテナの製作

2007-09-24 | アンテナ


移動用のアンテナを作りました。
CQHamRadio2006/11に掲載された「VCH式移動用釣竿アンテナ」です。

7MHz用のアンテナですが、1.4mの上部エレメントの下にローディングコイルとミニ容量環、3.4mの下部エレメントがあります。
下部エレメントと5.2mのグラウンドエレメント間に給電します。

釣竿は、ハムフェアで買った5.4mのグラスロッドです。


コイルは、○○レモンの500mlPETボトルを使用しました。
1.0mmの銅線を巻けるだけ巻いて38Tとしました。オリジナルは30Tのようです。
オリジナルではビーズタイを使ってコイルの間隔を保つようですが、ホットボンドでペタペタ貼り付けました。
2号機を作るときは、テグスにビーズを通せばよさそうなので、ビーズタイを作ってみようと思います。
オリジナルでは、ボトルの口は切り取って逆さにするようですが、ホットボンドで貼り付けるだけで強度が保てそうなので、キャップに穴を開けて釣竿に通しました。


ボトルを取り巻いているのが、ミニ容量環です。
クリップでコイルの適当なところを選択します。タップは1巻きおきに立てました。
上部エレメントともクリップで接続します。


ベランダから斜めに突き出したところです。


給電部です。青いターミナルにグラウンドエレメントを接続します。


給電部と下部エレメントです。


グラウンドエレメントは湿った土に這わす時は5.2mですが、コンクリートなどの場合はもう少し長く6.0mとのことです。
5.2mのグラウンドエレメントは、Y字型ターミナルとバナナターミナルを付けてあります。
6.0mにする場合は、バナナの先に0.8mのエレメントを接続して延長します。


調整をしようと思ったら雨がパラついてきたので、まだ調整はしていませんが楽しみです。
7MHz用ですが、18MHzまではカップラーを使えば使えるそうです。
上部エレメントの接続部分をターミナルに変更して、21MHzや28MHz用のエレメントを用意しておけばマルチバンドで使えそうですね。