移動用のアンテナを作りました。
CQHamRadio2006/11に掲載された「VCH式移動用釣竿アンテナ」です。
7MHz用のアンテナですが、1.4mの上部エレメントの下にローディングコイルとミニ容量環、3.4mの下部エレメントがあります。
下部エレメントと5.2mのグラウンドエレメント間に給電します。
釣竿は、ハムフェアで買った5.4mのグラスロッドです。
コイルは、○○レモンの500mlPETボトルを使用しました。
1.0mmの銅線を巻けるだけ巻いて38Tとしました。オリジナルは30Tのようです。
オリジナルではビーズタイを使ってコイルの間隔を保つようですが、ホットボンドでペタペタ貼り付けました。
2号機を作るときは、テグスにビーズを通せばよさそうなので、ビーズタイを作ってみようと思います。
オリジナルでは、ボトルの口は切り取って逆さにするようですが、ホットボンドで貼り付けるだけで強度が保てそうなので、キャップに穴を開けて釣竿に通しました。
ボトルを取り巻いているのが、ミニ容量環です。
クリップでコイルの適当なところを選択します。タップは1巻きおきに立てました。
上部エレメントともクリップで接続します。
ベランダから斜めに突き出したところです。
給電部です。青いターミナルにグラウンドエレメントを接続します。
給電部と下部エレメントです。
グラウンドエレメントは湿った土に這わす時は5.2mですが、コンクリートなどの場合はもう少し長く6.0mとのことです。
5.2mのグラウンドエレメントは、Y字型ターミナルとバナナターミナルを付けてあります。
6.0mにする場合は、バナナの先に0.8mのエレメントを接続して延長します。
調整をしようと思ったら雨がパラついてきたので、まだ調整はしていませんが楽しみです。
7MHz用ですが、18MHzまではカップラーを使えば使えるそうです。
上部エレメントの接続部分をターミナルに変更して、21MHzや28MHz用のエレメントを用意しておけばマルチバンドで使えそうですね。