CQHamRadio2007/10に掲載されていましたが、10月21日に「QRPエコディ」というのがあり、自然エネルギーを利用して移動運用をしようということです。
「二次電池を移動地で充電する場合は、自然エネルギーを利用すること」とのことですので、移動運用で使用するバッテリーを太陽電池で充電するシステムを作りました。
6Vの太陽電池セルを2枚直列にして12Vの太陽電池パネルを作りました。
太陽の下では12V以上の電圧が出ますが、バッテリーに充電しようとして電流を流すと電圧が下がってしまい、充電できません。
そこで、太陽電池から7.2VのLiイオンバッテリーを充電して、DC/DCコンバーターで昇圧してから移動運用用のバッテリーの充電をします。
移動運用用のバッテリーは、10.8V 3000mAhのLiイオン電池です。
DC/DCコンバーターはMC34063を使用した秋月のキットです。
携帯充電用の手回し発電機(5.3V出力)からバッテリーを充電しようとして組み立てたものですが、手回し発電は両手が塞がるので没となりました。
出力側に電流監視用の電流計をつけました。
1mAの電流計に分流器を付けて160mAフルスケールです。
キットの説明書には入力8Vで出力12Vの時400mA取れるとのことなので、もう少し電流が取れそうですが、太陽電池からの充電なので、100mA位にしておこうと思います。
VRを回すと出力電圧を可変することができます。
ケースは葉書保管用ケースです。