ファドといえば、AMALIAと言われるくらい彼女が圧倒的な存在だった
彼女は1999年、天国に召された
彼女の葬儀は国葬として、ポルトガルが悲しみに包まれた
そして、あれから20年という歳月が過ぎた
彼女が去った翌年に、ALEXANDRAが追悼として録音したのが「RECORDA AMALIA」という音源
アレシャンドラは、アマリアと同じ地方で生まれ、その心は彼女と同じく
透き通った、厚みのある歌い方は、どうしてか、初冬の富士山の夕暮れ、いや、日が落ちた山を見るとしっくりくる
路地(callejon)の白熱灯に照らされた石畳
そこを歩くと、バルから漏れてくるファドの曲
仲間に「Vamos a tomar una copa en aquel bar」と声をかけ
友人とはしご酒
そんなイメージが湧いてくる
源太郎は、女医でファド歌手のKatia Guerreiroが、好きだが
アレシャンドラの物静かな歌い方もいい
Lauraは、源太郎が帰ってくるなり「ダッッッッダ」と駆け寄り
Mihoちゃんが押入れで探し物していると「ヒラリ」と駆け上がり、奥に探検に出かけようとする
まぁ、怒られることになるが、お構いなし
白熱電球が灯る、聞かなくなったCDや撮りためた映像のRAMが置いてある隙間で
隠れているところを見つかり、慌てて「なぁーんにもしていないよ」という顔をしている
明日は、ちょっと仕事をして、友人のご夫妻と夕食を共にすることに
Mihoちゃんは、お泊まり同窓会で熱海です
さぁ、いっぱい飲みますかね