経営コンサルタント田上康朗の雑感帳

経営コンサルタント田上康朗が、気ままに本音で記す雑感帳です。書く日もあれば書かないときもあります。

時間の長短

2010年09月13日 | Weblog
いつ頃からだろうか。

とくに年度末近くにならなくても、年中、周囲からも
「1年が年々短くなっている感じがする」
といった声が聞こえるようになった。

それは私自身の実感でもある。
事実そう感じているのである。
1年ということより、1日が短く感じられる。


朝におきて、やることをTO-DOリストに記して・・、
といったことは以前は時折やっていたが、
もうとっくにやめている。

その1つか2つ消し込んだ頃には、もう夜といった感じが
なんだか自分が消し込み人生を送っているようで、
怖いというか、おもしろくない。
そうした思いはなんとかく、いやでなんとなく落ち着かない。


とにかく1日が短い。
それでいて、たとえば1時間、1分は長い。
矛盾するが、実感としてはそんな感じである。

私が生来、鈍いせいか、怠慢なせいか、と思った。
むろん、それもあるかも知れないが、
振り替えるに、パソコンのない時代はそんなことなかった。
その頃は若かったから、パソコンではなく年のせいかも知れない。


明治維新の時代、例えば、薩摩~江戸は片道だけで60日かかった。
そうした時間空間の中で志士たちはあれだけのことをなしている。
短時間に意義あることを為している。

それに対して、スイッチポンでパソコンが稼働し、
あっという間に北海道へメールができるこの時代に、
自分は何をしているのだろう、とかなり深刻に考え込んでしまう。