経営コンサルタント田上康朗の雑感帳

経営コンサルタント田上康朗が、気ままに本音で記す雑感帳です。書く日もあれば書かないときもあります。

人の動きの中に

2006年08月13日 | Weblog
土地の価格は、金利が上がると低下、下がると高騰する。都市では、土地が上がると高層建築が増加し、下がるとそれらの賃料が下がる。

景気がよくなると、都市部の企業が高賃金で人を集め、人は都市部へ。悪くなると地方に戻る。

 このように日常性の人の動きを中心に、2極面で、モノをみるとたいていの情勢はつかめる。石油高騰→トイレットペーパーの高騰、と判断し、「歴史の教訓から学ぶ」と言っていた人がいたが、学んだからこそ、「買い込み」にだれも入らなかった。人の潜在的な学習効果を馬鹿にしてはいけない。経済の原理すらも、人の動きの中にあるのである。