長尾たかしの・・・未来へのメッセージ

自民党衆議院議員長尾たかしのブログ。平成11年からネット上で情報発信を継続。サラリーマン生活を経て政界へ。

仕事も遊びもキラキラしていた

2008-11-11 11:11:11 | 社会
亡父・長尾修の45歳頃、現役バリバリ当時の姿見。

汗水垂らして働けば報われる時代だったと思う。農家の9男坊が、大分の片田舎から満州に渡り電力マンになり、敗戦を迎え無一文で引き揚げ、土木屋になった。高度成長期の土木屋は自分達が造り上げるものを゛作品゛だと誇りを持っていた。今の我が国に対しては、「箱モノなど造ってタマルかっ」と憂えていると思う。

北関東のダム工事現場での写真(左)、断崖絶壁に立っている。屋久島の工事現場(右)、背景は荒海。よくもまぁ、こんな足場で仕事をしていたものだと感動するしかない。全国の工事現場を駆けずり回っていた。もちろん私はまだ生まれていない。



遊びも上手かったようだ。昭和を代表するムード歌手松尾和子(当時銀座のクラブ歌手だった)とのツーショット。


仕事も遊びもキラキラしていた時代だったのだと思う。


そして、先の大戦を忘れることなく、各種慰霊祭には頻繁に足を運んでいた。自分は結核で死の目前にあり兵役に就くことができなかったからである。

どうする?我々平成の大人たちっ!俺たちは仕事も遊びもキラキラしているかっ?!
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活動風景

2008-11-11 09:56:35 | 活動
日々の予定表と、サポート表です。


「ジバン・カンバン・カバン」が無ければ、草鞋で稼ぐしかない。支援者訪問です。雨の日も風の日も、サポート頂いています。
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田母神前航空幕僚長論文問題について

2008-11-11 09:28:02 | 歴史・伝統・文化
もしも、゛それぞれ゛が逆の内容だったら?村山談話が田母神前航空幕僚長の論文内容と同様のものであり、今回応募された論文内容が村山談話と同じものであったとしたならば?

やはり、歴代の政府が守ってきた政府談話と異なる見解を発することで同様の処分を受けるというのは当然であろう。航空幕僚長とて公僕である。お気持ちは理解できるが、そのご発言はそのお立場で発することは残念ながら許されるものではない。だから今回は職責にかかわる問題として、これは処分されなければならない。

しかし、村山談話が歴史の事実と合致しているかは別問題である。むしろ、幕僚長ではなく、政治家こそが問題を取り上げ、もっと議論を深めなければならない。それほど、村山談話は日本の将来の歴史観に大きな影を落とし、万死に値すると思う。私は野党という立場で政府見解としての「村山談話」を批判したい。その意味では、田母神論文自体は大いに評価したい。田母神前航空幕僚長がこの問題について戦うならば幕僚長という立場ではなく、例えば、゛議員という立場であったならば゛と思う次第。更迭は致し方なく、首相の任命責任は問われるべきと思う。

そもそも、村山談話などが野放しにされている背景には、我が国が先の大戦においてその総括をしていなかった点にこそある。おそらくや、田母神前航空幕僚長だけでなく、国防に係る自衛官達は政治家にイライラしていたのではないのかと思うのである。私が重視するのは、戦争に負けた責任、これを日本政府として誰に取らせたのか、誰にも取らせていない。これが日本の歴史上完全に欠落している。官僚的発想で惨敗を喫した戦いが幾つもあったことも忘れてはならない。指揮官は生きて帰れても、死に行くのは兵隊なのである。そして、守れずに陸上戦に持ち込まれ国民が殺されているのである。確かに勝てる戦争でもなかったと思う。戦わずして座して死を待つことも出来なかったと思う。しかし、戦後政府が戦争総括を主体的に行わなかったことは正当化できない。そこに武士道における潔さの微塵の欠片もない。玉音放送を聞き自決した軍師たちの気持ちを思うと、「貴方達が生き永らえる意義とは何なのですか?」と問い質したくなる。

これは戦後歴史において、将来の日本の歴史にとって、まさに致命的であった。そして、東京裁判が行われ政府はそれを一方的に受け入れてしまい煙に巻いた。゛所謂A戦犯゛に汚名を着せ、とりあえずの一件落着を図ってしまい今日に至っている。

当時の政府が、役人(軍人を含む)が責任を取らず、今の政府も役人も例えば年金問題などで全く責任は誰も取らない。非を認めようともしない。無謬性が継承されてしまっている。

あぁ、今も昔も変わらない。それもこれも政治がだらしがないからである。
コメント (10)
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