長尾たかしの・・・未来へのメッセージ

自民党衆議院議員長尾たかしのブログ。平成11年からネット上で情報発信を継続。サラリーマン生活を経て政界へ。

屯田兵のぼやき

2008-11-10 19:26:06 | 活動
1ヵ月ほど前、酒販組合の支部大会にお招き頂いた。規制緩和という名の法律改正で、大型店舗による箱売りで価格競争の煽りを受け、悲鳴をあげておられた。当日は業界の勉強もたっぷりとした上で長尾たかしの考えをお伝えしたが、締めくくりに年金問題に触れたことがよかったのか悪かったのか、質疑応答の時「今の自民党では駄目だ。もっと民主党に頑張ってもらいたい。しかし、年金問題も大切だが、我が業界は年金をもらう前に生活ができなくなってしまう。あんたもその辺りをもっと真剣に考えてくれなくては困る」と、叱咤激励を受けた。そのとおりだ。将来のことも大切だが、老後以前に今を乗り切ることに必死な業界なのである。

今、これを思い出したのは、自分が極めてその境遇に近い所にいると感じているからだろう。解散総選挙は天下分け目の戦い。最後の世直しに覚悟を決め、臨戦態勢を構築してはいるが、解散がいつなのかがわからないという前代未聞の事態に、与野党問わず陣営は大わらわである。選挙前の兵糧攻めを乗り切り何としてでも生き残らなくてはならない。

解散時のことよりも、゛それまでの対策゛が最優先課題なのである。解散がいつなのか?そんなことを推測しても何も解決しない。

臨戦態勢をどのように維持するのか。今をどう乗り切るか?つまり予算組みである。「これじゃ足らんっ、これだけよこせっ」などと発言する気持ちは毛頭ないし、その資格もない。予算を口にするとすぐそう取られることがあるのだが、これが鼻もちならない。要は、来るべき総選挙にどれだけの限られた予算を想定してよいものだろうかという情報が欲しい。十分にあれば嬉しいし、なければ維持する為の金策をしなければならない。

゛頑張れっ゛だけでは、余りにも空しい。

9/1から11/9までは結果としてプレ選挙として位置づけ、ブログ更新も放ったらかし活動に集中して走り続けた。事務局の体制も日に日に強固なものになっていく実感がある。しかし、活動のための資金が必要となり、背に腹は代えられない、地元を泣く泣く離れ、今日明日と特命スタッフが金策に東奔西走している。当然私も、今上京している。

そんな金策に対応している先程、携帯が鳴った。事務所からだった。なんと午後3時半頃小沢代表が我が選挙事務所にご来所頂いたようである。本人と主要秘書は皆不在。それでも、女性スタッフと、ボランティアスタッフが応対してくれたようなのでこれは良し。30分ほどでお帰りになられたようである。

ただ、     んーーーーーっ。     もったいない・・・・

だらけた事務所に代表が訪問すれば、緊張感も生まれると思うが、今、我が事務所はお陰様で相当気合が入っている。だから、皆がもったいないと感じた様だ。まぁ、大本営としてはだらけている事務所と判断したのならばこの発言は撤回するが、、、。

将来の総理大臣が長尾たかしの為に激励に来て下さったことは身に余る光栄だが、事前に教えて下されば、゛一杯1万円のカレーライス゛をメニューに周辺企業の方々にご参加いただいて、○○万円位資金集めが出来たのになぁと、、、、、、、、、ぼやくことはいけないことだろうか。小沢代表ご来所の連絡を頂いた直前私は新宿の天婦羅屋で、明日新たなる寄付金を頂くことをご快諾頂き、鉛筆舐め舐め、「よしっ、目標金額あと幾ら」とメモ帳に金額を書き込んでいた。んーーーーーっ、、、、、この゛意識のギャップ゛・・・・

我が大本営は、現地゛屯田兵゛の気持ちをお分かり頂いているだろうか?
コメント
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