今回は、久しぶりに明日香村の集落を散策しました。
散策した集落は、キトラ古墳(国特別史跡)がある「阿部山」と、「日本書記」・「古事記」に、雄略天皇の代に渡来した呉人を定住させたと記されている「栗原」や、隣の集落の「大根田」を撮ってきました。
「阿部山」にあるキトラ古墳は、高松塚古墳からは、南へ1キロほどに位置し、2段築成の壁画のある古墳です。
現在は、周辺が整備され古墳を保護するための覆屋がとられていました。
「栗原」には、呉原寺跡があります。渡来系氏族の呉原氏の氏寺といわれ、700年に僧「道昭」が、日本で初めて火葬にされた場所ともいわれている所です。
「大根田」は、「栗原」と「阿部山」の間に位置する集落で、このあたりも渡来系の人々が住んだ所なのでしょうか。まるで、時が止まったような散策でした!