伊藤ファミリーBLOG

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JR宇都宮線の架線事故に思うこと

2007-06-23 23:59:59 | Weblog
asahi.com 『JR架線切れ事故 午後1時過ぎ、全線で運転を再開』 より

すでに昨日から今朝に掛けてのニュースで大々的に報道されていましたが、JR宇都宮線で起きた架線切断事故の影響で、昨日の日中は埼玉方面から東京都心部に向かうJR線のダイヤが大幅に乱れ、18万人の通勤・通学客に影響が出たとのことです。

ここまで大規模な運転見合わせになった原因は、「エアセクション」と呼ばれる架線の継ぎ目で電車が停止し、電圧の異なる2本の架線の間で電流が流れてショートし、架線が溶けて切断したためとのこと。

asahi.com 『架線の継ぎ目でショートか? JRの停電事故』

本来は、このような事故を防ぐために、この区間では電車は停止しないことになっているそうなのですが、何らかの理由で運転士がこの場所に停車してしまったために起きた事故とのこと。解決策は「エアセクション区間内では停車しない」ということなので、抜本的な対策は難しいようです。

さらに、線路上で立ち往生した電車に乗り合わせた客が、非常用ドア開閉コックを勝手に操作して線路上に降りてしまったとのことで、二次災害を防ぐための防護無線が出されたことで、隣の線路を走る京浜東北線や湘南新宿ラインも全面ストップしてしまったことが被害を大きく広げてしまったようです。

JRの対応もまずかったのかもしれませんが、非常ドアコックの操作は乗員の指示に従うと言うことになっているので、乗客の勝手な行動が被害を広げてしまったようですので、一概にJRだけを非難できないかな?とも思います。
コメント
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