伊藤ファミリーBLOG

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迷走する厚労省の介護対策

2007-06-06 23:58:31 | Weblog
asahi.com 『コムスンの全事業「グループ子会社へ」 処分骨抜きに』
『利用者6万5千人 新たな負担も コムスン事業縮小』
『コムスン新事業所認めず 期間4年半、更新も 厚労省』 より

介護施設の申請に際し、全国レベルで職員の二重登録や名義貸しなどを組織的に行っていたコムスンに対し、厚生労働省は4年半の間、事業所登録・更新を認めないと言う異例の厳しい処分を下しました。

この結果、現在コムスンの介護サービスを利用している6万5千人のお年寄りが順次介護サービスを受けられなくなるという事態に、何とかならないものかと思いましたが、親会社のグッドウィル・グループが「グループ子会社にコムスンの事業を全面委譲する」という方針に出ました。

介護を必要としているお年寄りが路頭に迷うようなことにならなければいいのですが、このような法的な抜け道みたいな方針を容認するのであれば、厚労省はなんで厳しい処分を下したのでしょうか? 今後の介護政策について何を考えているのでしょうか? 行政側の体面しか考えていないのではないかと思わざるを得ません。
コメント
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