♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

歌謡ジャーナル

2005年08月27日 | 演歌・歌謡曲
NHK-FMの「歌謡ジャーナル」は、司会がコロッケに代わってからは聴いていなかったが、きょうはゲストが金沢明子と成世昌平の二人とのことで興味があったので、聴いてみた。二人とも民謡出身という共通点があるだけに、民謡の発声などについての話題が多かった。

最初にかかったのが金沢明子の『イエロー・サブマリン音頭』だった。私もこの曲を初めて聴いたときは、驚くと同時に、ビートルズの曲を日本民謡風にアレンジするその発想に感心した。古来から外国文化を貪欲に取り入れて、日本の風土に合わせて自分のものにしてしまうパワーが、ここにも発揮されているように思う。

司会の玉利かおるとコロッケが、金沢明子の指導で民謡の発声練習をする場面もあった。
私も民謡というと高音というイメージがあり、高音の持ち主でないとだめなのかと思っていた。ところが、きょうの二人の話では、それぞれ自分の声の高さで唄えばいいとのことで、低音が優れた歌い手には逆に憧れると聞いて、意外な感じがした。
成世昌平が元々は落語家になりたかったが、腰掛け的に就職した会社になじむうちにその気持ちが薄れ、結果として民謡に出合ったとの話は面白かった。
『磯節キリキリ』は、どことなく『はぐれコキリコ』と似た感じがする。
『与作』のアレンジは、成世昌平の予告どおりユニークなものだった。
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