80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

E127系100番代の製作(その7・LED試験)

2010-05-30 23:53:30 | 大糸線方面
あまり進んでませんが定期報告を(笑)
前面パーツの構成はこんな感じで、上が外貼り、下が内貼りとなります。一番上に置いてある丸いパイプはヘッドライトケースです。



貫通扉は外板とツライチとまではいかないものの、わずかに凹んだ程度なので、このようにスジ彫りだけで表現しました。



ヘッドライトケースの拡大写真です。KSモデルの113系シールドビーム用(φ2.5mm)を2本並べ、間に1.5mmのスペーサーを挟んでセットにしたものです。下の台とスペーサーはいずれもペーパーで、瞬着で仮止めしてハンダで固定しようと思っていたのですが、どうもこのまま組み込まれそうです。。



前面製作と並行してライト類を仮配線し、テストしてみました。
ヘッドライト用はφ3mm電球色LED、テールライト用はφ1.5mmくらいの突起がある赤色LEDで、定電流ダイオードと逆電圧防止用ダイオードをそれぞれの側に直列に入れてあります。




前進状態です。高輝度LEDなので眩しいほどに光ります。LED1個でも十分いける明るさですが、導光アクリルパーツで二手に分けるのが面倒なので2個使用することにしました。



後進にしてみました。すると・・・
テールライトはもちろん、ヘッドライト用LEDもちらちら光るではありませんか!



パワーパック(KATO KM-1+KC-1;いわゆるパルス制御式)のせいかとも思ったのですが、Webをあたってみると、どうもモーターの「逆起電流」が悪さをしているらしいことがわかってきました。
あまりに明るいので気が付かなかったのですが、ヘッドライトの点灯写真をよく見ると、テールライトも少し光っていることがわかります。
コンデンサやら抵抗やらを入れてやると改善されるそうですが、電子回路のコアな部分はよくわからないので、「モーター直付けをやめて独立した集電回路を組むとよい」という情報を頼りに、ライト関係はクハの台車から集電するように改造してみようと思います。結果はまた改めてご報告します。

とりあえず今回はここまで。

よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村


コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

E127系100番代の製作(その6)

2010-05-28 19:02:45 | 大糸線方面
E127系の製作状況です。

ドアに続いて内貼りを貼り合わせます。窓セルの入る部分をくり抜いた写真のようなものを切り出し、ボンドで外板に貼り合せていきます。紙の目の方向は縦方向に変えていますが、そもそも窓の部分が大きく抜けているので、あまり補強された感じがしません。



漫然と抜いていったらこんなことに!
クハE126のトイレ部分だけは1/2サイズが必要なのでした。
抜きカスで埋め戻せば済むのですが、強度のことを考え、おとなしく作り直しました。



乗務員扉は外板とツライチになるよう、裏打ちした上に、こんな感じでドアを貼り込んでいます。手すりは両サイドの溝の中に埋まるようなかたちで取り付けることになります。



側窓の上下にはつなぎ合わせライン?が浮き出ているので、窓フチに使ったのと同じプリンタ用シール紙から、幅0.5mm強(正確に測っていないので・・・)の帯を切り出して貼り込みました。
旧国のシル・ヘッダーのようなものですが、あちらの方が遥かに太く、しかも窓の上下に合わせて貼ればいいので簡単です。



直線に注意しつつ2両分を貼り終えたところです。クモハの方は両サイド各2ヶ所に主電動機冷却風取り入れ口(ですよね?)が付くので、その台座部分にもシール紙を貼っています。塗装段階でスジ彫りをしたルーバーをこの上に貼る予定です。



糊が緩んでせっかく貼った帯がずれてこないよう、早々にサーフェイサーを吹いて固めてしまいます。車内側に吹いていないからか大きく反ってしまいました。まあ補強材を貼れば何とか戻るでしょう・・・



3×3mmヒノキ材で補強したところです。床板受けとなる下側は、前回のE641で床板の厚さをチェックせずに貼って痛い思いをしたので、今回は事前に床板の厚さを測りました。
すると、まだ手を付けていないクハ用は3mmジャストでしたが、動力台車を仮組みしてあるクモハ用は3.25mmくらいありました。前回の教訓が活かされました。。
なお、現物の床板をガイドにして高さを決めるという簡単な方法もあるのですが、今回使った床板が少し反っていたため、残念ながらその方法は使えませんでした。



スケールをはめて妻板を仮止めしたところです。屋根の周長もぴったりあってひと安心です。
しかし、このままサクサク組み立てられない事情が・・・



お顔をまだ作ってないんですよ!(笑)
手元にあるのは0番代の1/160形式図と松本駅で撮った写真だけ。0番代は顔が全然違うし、写真の方も真正面から撮ったものがないとあって、目一杯想像を働かせてやっとケガいたのがこのパーツというわけ。
構造的には3枚重ねになる予定ですが、その詳細は次回に。



ちなみに幌の付いていない、この南小谷側クハの写真をベースに寸法を割り出しました。どぉ、似てる?



よろしければ1クリックお願いします!
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おいしい車両箱

2010-05-27 09:17:47 | 大糸線方面
「家電から食品まで」がキャッチフレーズのAmazon.com。わが家でもいろいろ取り寄せに活用していますが、本を注文したらこんな素敵な箱に入ってきました。え、どこが素敵かって?どう見ても「4両用化粧箱」じゃないですか(爆)



さっそく模型を入れてシミュレーション♪
ほーらぁ、「大糸線旧型国電4両基本セット」に早変わり!
縦使いすれば、クモユニ81を入れた5両セットもいけそうです。


あらためて採寸するまでもないのですが、参考までに測ってみた結果は325×255×70mmでした。

今までに来た大きな箱は、こんな感じで「仕掛品箱」に活用しているのですが(何箱あるかはナイショ)、今回はちょっと厚めのA4サイズの本を2冊買ったら、あんな箱に入ってきました。



さて、現在製作中のE127系2連にジャストフィットする箱は、いったい何を買えばゲットできるのか、パズルのようなWebショッピングは続きます。(ああ、本末転倒・・・)


よろしければ1クリックお願いします!
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村



コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

E127系100番代の製作(その5・窓抜き再開)

2010-05-26 01:30:16 | 大糸線方面
ダイソーの「ミニ丸刀」は2店舗回って見つからず、どうも今は販売していないようなので、結局おなじみ「パワーグリップ」を買ってきました。

「丸3.0mm」などサイズが書いてあるのですが、本来の使い道(彫刻)で考えると半径や直径ではないだろうな、とウスウス感じていたので、それにとらわれず、目測で合いそうな「丸4.5mm」と、ワンサイズ小さい「丸3.0mm」の2本を買ってみました(安いので)。帰ってから測ってみると、案の定、数字は刃先の幅を表していることがわかりました。

(左:丸4.5mm、右:丸3.0mm)

刃先が完全な1/4円ではないので、実際に抜いて大きさを測ると、「4.5mm」の方はφ3.5~4.0mm、半径ではR1.75~2.0mmくらいになるようです。希望のサイズよりほんの少しRが大きめですが、まあ許容範囲といえるので、これを使っていくことにします。

パソコンでドアと窓の型紙を作ります。窓はプレスの凹みを表現するため2枚重ねとし、内貼りの方は「丸3.0mm」で抜いています。

(客ドアの型紙)

(プレス窓の内貼り)


早く雰囲気が確かめたくて、サーフェイーサーも塗らず車体に貼ってしまいました。Rがオーバーすぎず、結構良さげな感じじゃないですか?これで安心して窓抜きが続行できます。
印刷線が見えているので、なんだかロコモデルのキットを組んでるみたい(笑)



あと、パーツを少し買い足しました。左上から時計回りに「パンタ碍子台」(エコー)、PS33Bシングルアームパンタ2個(TOMIX)、京急新1000系用CU71H型クーラー2個(カツミ)、電車用新型胴受(エコー)です。



実車のクーラーはAU720といって209系などについているものが合うのですが、品切れなので、似ている京急用を使うことにしました。
パンタも本来はPS34という形式らしいのですが、違いがよくわからないし、そもそも発売されていないようなので、たまたま目にとまった廉価なプラ製Assyパーツに手が伸びた次第です。



残る大物は床下機器一式とクモハの屋根上の抵抗器カバーね。先は長いです。。


よろしければ1クリックお願いします!
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゲンコツのひらき

2010-05-25 12:41:07 | ひらき
R1.5の彫刻刀探しが解決していないので、小ネタで間をつないでいきたいと思います(笑)



はいこちら、その奇抜な前面形状から“ゲンコツ”とか“Σ”などと呼ばれた、北総開発鉄道(現北総鉄道)の7000形のひらきでございます。1両分しか見当たらないので、あまり作る気もなく、いつものように雑誌の形式図を見て「衝動スケールダウン」でケガいたもののようです。
多摩方面に住んでいるとまず乗らない電車ですが、横浜や羽田へ行く時に京急線内でたまに見かけていたので、E127系ほど未知の電車ではありません(笑)

白ボールやマニラボールではなくアイボリーケント紙を使っているので、そう古いものではなさそうですが、とはいっても優に四半世紀は超えているシロモノ。
実車は当時の標準的なコルゲートが入ったステンレスボディなので、もし作っていたら、その表現にさぞ苦労したことでしょう。

さてこの車両、Nゲージでは当然発売されていますが16番サイズでは見かけませんね。どなたか作られた方はいらっしゃるのでしょうか?


よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする