80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

今しか見られないもの

2010-11-27 14:29:37 | 実物・資料系(現在)
こんにちは。

いよいよ秋も終り・・・
といっても東京多摩はまだ、ビシッとした寒さが来ません。
家の近くのモミジがやっといい色になってきたかなーという程度です。



さて、タイトルの「今しか見られないもの」はモミジのことではなくて、東京スカイツリーでもなくて、京王線笹塚駅で工事中の折返し線延伸の話。「複分岐器」という何とも珍しいポイントが出現しているというので見てきました。
そもそもは都営線内のオール10連化に合せて、2本のうちの1本が8両分しかなかった折返し線を延伸するためにとられた措置で、シーサスをぐっと駅寄りにもってくる必要から、こんな複雑な形になってしまったようです。夜間の撮影でしかもあまり寄れないのですが、状況わかりますか?


右の奥でヘッドライトが光っているのが上り本線で、その左にいるのが折返し待ちの列車。その手前に現状のシーサスがあって、さらに手前にクロッシングの先がぷっつり切れた新しいシーサスの一部がすでに設置されています。
そして一番手前が問題の「複分岐器」で、2、3番線に左右対称に設置されています。同じ場所から左右に振り分けられるスリーウェイ(三枝分岐)ではなくて、振り分け位置が前後に微妙にずれた複雑な形をしているのが特徴。

こういう分岐器、スペース不足が常態化しているニッポンのレイアウトでは割とポピュラー?な存在なのですが、実物ではあまり見かけませんね。阪急には多いとどこかで読んだことがありますが。

もし仮に、箱根登山鉄道の小田原~箱根湯本間で、こーいう分岐器が必要になったとしたら・・・
ああ、頭がクラクラしてくる(爆)

12月5日に切り替え工事をするようなので、それまでしか見られない貴重な光景です(^^)


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キハ120作ってます(その11・クーラーの製作3)

2010-11-23 03:09:53 | 大糸線方面
クーラーの"てっぺん"部分のディティールを追加しました。

まず、4基ついている冷却ファンですが、ふと目にとまったこんなもの(クギの頭ですな)で代用できないかとあてがってみたところ、見事にスケールオーバー・・・



じゃあ、紙にプレスしてから切ればいいんじゃなかろか?


うーんイマイチ・・・



しかたないので、定番の鉄筆スジ彫りでいくことにしました。



中央につく縦長のルーバーもついでにスジ彫っておきます。



これを台紙に貼り付けてユニットパーツが完成♪



もう片方の"てっぺん"は台紙に帯紙を2枚貼っただけの簡単なもの。



こんな感じで組み合わせます。



両側面に付く通気口もスジ彫りします。



下地処理をサボってますが、一応それらしいものができました。



屋根に載せてみる。オッケー(^^)v



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キハ120作ってます(その10・クーラーの製作2)Withハットリくん

2010-11-20 15:57:30 | 大糸線方面
こんにちは。

なかなか模型が進みませんが、AU26クーラーに少しだけ手を加えました。プチプチ進展です(笑)

上面のディティールのうち、一番外側のフチどりを表現しているところです。t0.5の紙を使い、中をくり抜いて本体上面に貼っていきますが、幅が0.5mmくらいしかなく、カッターの刃を差し込んだだけで外側に膨らんでしまうため、まずは1mm幅くらいを残してくり抜き、次に所定の幅になるように各辺の外側をそぎ落とす、という面倒な方法で切り出しています。



大小二つの縁取どりを貼り、サフェーサーを吹いたところです。ところどころに切れ目があるのがわかりますでしょうか。初めは、直線性を出すため貼ってから切り取ろうと思ったのですが、本体にカッターの刃の跡がつくとまた修正が必要なので、一本一本切り離してから貼りました。なのでちょっとヘロヘロ感が漂っています。t0.5だとやはり「掘り」が強すぎる感じなので、はみ出たボンドの処理とあわせて、あとで少し研磨して薄くしようと思います。



さて、昨日は出張で富山は高岡周辺へ行ってました。JR高岡駅の南側には立派なターンテーブルが残っています。朽ち果て感はなく、きれいにメンテナンスされているので、たまには使っているのではないかと思います。奥では城端線のキハ47が発車待ち。



こちら氷見線のキハ40ほか3連?の氷見行き。朝の通学の高校生で満員です。藤子不二雄A氏が氷見市出身だそうで、忍者ハットリくんのラッピングが施されています。



城端線にもラッピング車両は入るようで、福野駅に到着したキハ40の側面。魚に乗って威勢がいいハットリくんですが、絵的にはどうよって感じ?



こんなストラクチャーとか



こんなストラクチャーとかも


目の保養になりました。上は城端線福野駅舎、下は同じく城端線の二塚駅のお○所でございます(^^;


東石黒駅脇では子供が溺れてました(笑)「用水に注意」と書くよりはリアルで注意喚起の効果が高そうですが、可哀そうすぎるよ・・・



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サハ8564だと?

2010-11-12 02:18:43 | その他
きのう、新宿から京王線の特急に乗って帰ってくるときのこと。考え事をしていたので何系かも気にせず、ドアが開いたので何となく乗って何となく車端部に行こうとしたら、おお何たること!貫通路が板で塞がれている!

こんな光景は京王線では見たことがなかったので、狼狽しつつも気を静めて見回せば「8564」と壁に貼ってある。号車番号は「4」。連結面の窓から隣の車両を見ればれっきとした8000系の顔が。つまり普通は4連付属編成の新宿向きクハが入る位置にサハが入っているとは・・・

いやあうかつでした。帰ってから調べたら、この編成、今年の1月から走っているんですね。2008年の高尾線土砂崩れで廃車になったクハ8728の代わりにクハ8814を改造・改番して充当し、その代わりはクハではなくてサハを新造して充当した(Wikiより)とのことです。知らなかった。。

デジカメ持っていなかったので、こちらの写真をご参照ください。

しかしですよ。9000系全盛の時代に、よく20年近く前の図面・工法で1両だけ作ってもらえましたよね(笑)。廃車発生品を結構流用しているみたいなので、それに合わせる必要があったのかも知れませんが、ずいぶんとお高いサハなんじゃないでしょうか?


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キハ120作ってます(その9・屋根上プチ進展)

2010-11-10 16:23:46 | 大糸線方面
こんにちは。
キハ120の屋根上の工事が少しだけ進みました。雨樋とランボードの取り付けです。

雨樋はなるべく薄手の紙を使いたいと思っていましたが、取り付けるときにある程度はピンとしていてほしいので、いさみやのt0.3方眼紙を使うことにしました。1mm幅に切って所定の位置にボンドで貼り付けます。



次に屋根両肩に走るランボードを取り付けます。工法について試行錯誤してみるものの、相変わらず決定打を見つけられず、結局、前作のE127系と同じ自家製紙アングルを使う方法に落ち着きました。

薄手のケント紙を3センチくらいの幅に切り、端から1mmのところにカッターで軽くスジをつけ、スジを外側にして折り曲げます。内側にするとシャープな折り曲げ線が出ないので、後で溝をパテで埋める前提で、敢えて外側にしています。



カッターマットの端に乗せ、折り曲げ線から2mmのところをカットします。



こうすれば幅や角度の揃ったアングルが簡単に出来上がります。先に所定の幅に切ってしまうと、きれいな曲げができません。



ボンドで屋根肩部に貼り付けます。だいたいの位置が決まったら側面がややハの字になるように指先で形を調整していくのですが、どうしてもラインがヘロヘロになりやすく、工法的にイケてないなぁと思いつつ、お茶を濁しています。



ランボードと屋根の段差にパテを塗り込み、乾燥を待ちます。あわせて、車内外含めて全体にサーフェイサーを軽く吹いておきました。



前面のコーナーはすでに45度の面取りがしてありますが、これからさらに微修正をかけていきます。貫通扉の上のあたりのすき間にもパテを盛って研磨に備えます。



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