80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

タキ1900とヨ5000

2020-09-02 07:38:38 | 東北方面
早いものでもう9月に入りました。久々の投稿です。
仕事が立て込んできて工作との両立が難しくなってます。
昔はこんなことなかったんだけどナー。。
トシ猛暑のせいだ!

このたびTOMIXのタキ1900キットが再生産・発売されました。ED77に牽かせて磐西貨物をやりたいと思っていたので、待ってました!って感じですね。3箱6両分を通販。手持ちの旧製品2箱と合わせて10両分になります。



タキを買ったらおまけでヨ5000が付いてきました。
というのはウソ。これも最近再生産されたので併せて買いました。ヨ8000しか持っていなかったので、深い時代の昭和の貨物列車にはやっぱりこちらですよねー。



ささっとパーツ付けてインレタ貼って完成。KATOにしては珍しく手ブレーキの"合い"が良くなかったので、ハンドルに近い側の取付ステーをカットして下部だけで支えるようにしました。手すりもそうですが猛暑でパーツが伸びまくってる疑惑・・・??。あとはステップに白を入れればOKかな。



で、本題のタキ1900。ぱっと見は初期製品と変わっていないようです。なかなか再生産されないので一時はペーパースクラッチしようかとさえ思ったのですが、こんなやっかいな異径胴タンク車に手を出さなくてよかった。(笑)



本格的な組み立ては「つるぎ」が終わってからやろうと思うので、とりあえず気になっていた台車の軸受メタル加工にトライしてみました。ちなみにメタルなしで素組みするとこんな感じです。



φ2.7mmドリルで元の穴を拡大しつつ深掘り。やりすぎると軸箱を貫通してしまうので注意が必要です。それでも軸箱の表面にプクッとわずかに突起ができるぐらいまで掘らないとメタルが入らないことが判明し、ちょっと焦りと迷いが・・・。



結局メタルの方もお尻を削ってなんとか収めてみたものの・・・??



【悲報】車輪が全く入りません!!!w



メタルをもっと押し込まないといけない訳ですが、お尻の側も0.5mmぐらいしか余裕がないため、ボルスターを拡幅するしか手はないようです。。



万事休すかと思われましたが、ここで改めて台車に使われている軟質プラ=POM(ポリアセタール)とは何か勉強し直してみたところ、なんとなんと「耐熱性、耐摩耗性、自己潤滑性が高く金属に代わる素材」なのだそうで、メタルなんか要らないじゃん、という結論に至りました。

確かにNゲージはメタルなしのものもありますが、貨車とはいえウエイトもある程度積んで重さがある16番の車両で本当に大丈夫なの?という不安がありました。しかし博物館で1日じゅう走らせるわけじゃなし、これで十分実用になるのでしょう。タダの接着しにくく塗装しにくい手のかかる子、なんて思ってた私が不勉強でしたすみません。。

じゃあ電車や気動車の台車に仕込まれている真鍮フレームは何なのだ??、、となりますが、想像するにあれは集電目的がメインなのでしょう。もちろん電動車なんかは重量が架かるので摩耗防止の意味合いもあるかと思いますが。

ということで素組みでいきます。カツミのピボット軸受メタルが76コほど余りましたが、どなたかご入用ですか?(笑)



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オハフ50の製作(2)

2020-01-12 00:55:01 | 東北方面
新年早々、相変わらずいろいろ手を出しております。(汗)
以前こちらの記事で着工報告だけしているスクラッチ版オハフ50の続報です。

ユニットサッシを表現するため、抜き終わった窓の上からサッシ枠の大きさに切ったシール紙を貼っていきます。上下左右ずれないように注意しながらケガキ線に沿って慎重に・・・。



すべての窓にシールを貼った状態。



裏返して窓を定規代わりにして中をくり抜きます。側板とシールを貼ってから一気に窓抜きをするとメクレが出たり、シールがズレたりするので、二度手間にはなりますがこういう安全策をとっています。



シールがズレないよう、サッとサーフェーサーを吹いて固めておきます。



ところで、7~8両の長編成であってもオハフ50は両端にだけつなげればいいのかと思っていたらそうでもなく、実際の編成では4両+3両など、オハをオハフで挟んだ小単位の編成を複数つないだケースが多かったようです。オハフ50のニーズは思ったより高いことに気付きました。中古のオハフ50がめったに出てこない理由はそうした事情があるのかも知れません。

つまり、宮沢のオハフ50が1両手に入ったのでスクラッチするのは1両でいいかな、と安心していたらそうではなく、最低でもあと1両、欲を言えばあと2両製作するなり中古を調達しないとサマにならないということのようです。いや~頭の痛い問題ですねぇ。。。

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オハ50の復旧

2020-01-06 09:33:36 | 東北方面
昨年の運転会の場でこちらの方からいただいたオハ50ボディ。下回りを他へ流用した余りということで、廃棄物扱いで無償譲渡していただきましたが、まあなんと豪華な廃棄物でしょう(笑)。 ありがとうございます。



前回の投稿ではオハフ50の改造ネタとしての選択肢もあると書きましたが、せっかくのキレイな体ですので、そのままオハ50として復旧することにしました。幸いオハフ50を2両スクラッチする予定で買ってあった台車などのパーツが流用できます。t3mmヒノキ材から床板を切り出し、TOMIX純正のTR230台車とケーディーカプラーを取り付けます。



窓ガラスのクリアパーツ下端の“出っ張り”に乗せ掛けると0.3mmぐらい沈み込む感じで床板が収まります。



集電用のツノを避けるための穴を開けてあります。見えない場所なので雑!(笑)



台車の取り付けにはエンドウの付随車用マクラバリ一式をそのまま使っています。センターピンに対して台車の穴の径が大きすぎるので、t1.0プラ板でアジャスターを作ってボルスタ部に落とし込み、復元バネもそのままだと圧縮しすぎになるため1.5巻ぐらい切ってあります。



再び自分の足で立ち上がりました。



床下機器は形の似たジャンク品を流用する手もありますが、点数も少ないので自作することにしました。蓄電池箱とエアタンクは市販品を使います。



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宮沢のオハフ50

2020-01-05 01:50:58 | 東北方面
正月は財布のヒモがゆるゆるです。
昨日、地元の中古模型店にふらりと立ち寄ったところ、宮沢模型の50系客車が4両展示されていました。オハ50が3両とオハフ50が1両で、ちょっと迷いましたがオハフ50を買い求めました。



それにしても宮沢から50系が出ていたとは知りませんでした。カプラーがベーカー形で室内灯が管球という年代物ですが、ブラスでプラ並の7.7K円はお買い得。



しかし乗務員室の手すりが無いのはどうしたものか・・・。だましだまし穴を開け、コの字型に曲げた塗装済み真鍮線をサッと差し込み根元をタッチアップ・・・これだ!(笑)



去年の11月から集め始めて2ヵ月。割と早いペースでここまで揃いました。TOMIX完成品のオハ50が4両、今回入手した宮沢のオハフ50が1両、そしてジャンク扱いで東ウラ氏より譲り受けたダルマ(下回りナシ)のTOMIXオハ50と、いさみやのペーパーキットを途中まで組んだオハフ50が各1両の合計7両です。このほか写真にはありませんが、自作のオハフ50の窓抜き済み型紙が1両分あります。



さて、残るオハフ50 1両はどう調達しましょうか。今のところ①オハ50ダルマボディの切り継ぎ加工、②いさみやペーパーキットの活用、③自家製型紙を使ったフルスクラッチ・・・の3通りが選べます。中古品がまたポロッと出て来ないうちに決断しないと、せっかく買った台車や、その他もろもろのパーツが無駄になってしまいますね。。


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客貨車増殖中

2019-11-22 10:21:28 | 東北方面
EF71やオハ50の導入をきっかけにして客車・貨車が再び増殖し始めています。

先日、KATOのスハ43改装形を2両通販で取り寄せ、うち1両をオハ46 2668[仙フク]としました(写真中央)。KATOのスハ43は良く出来ていますが、ドアが初期のプレスドア仕様で昭和中~末期頃に合わないので、そのままでも、また番号変えるだけでオハ46にもなるHゴムドアの改装形は重宝します。



で、またもや着工案件が。(笑) オハフ61であります。



一応コレ、一連の仕掛り品退治の一環ではあるんですね。だいぶ前に手掛けていた、「スロ62先祖返りプロジェクト」で生まれたオハ61(写真上)の相棒として、型紙とパーツは準備してありました。



素直に組めばいいものを、ジャンク箱の底から客車胴受パーツなんかを拾い出してしまったのが運のツキ。え、端梁の形ってどうなってるん??みたいなところで手が止まっております。エコーからは「61系端梁セット」なる秀逸なパーツも発売されてますが、ここはコスト抑制のためあえてガマン。。



こちらのワムハチはアキバ某店の中古コーナーで入手。ホビーモデルのキット組みで、車輪・カプラー付いてレタリング済みで1両千円はお得。長らく袋入りのが“吊るし”で売ってて気にはなってたのですが、先日行ったら、店内改装ついでにジャンク箱行きになってたので慌てて回収してきた次第。右の方は無塗装っぽいけど遠目にはおもちゃっぽさはありません。



で、ワキ8000ですが、やはりというか意外というかトラップは多いようです。ワキ10000改だから「無い」と勝手に思い込んでいた妻面の縦樋がどうも「有る」みたいです。手摺の位置も微妙に違い・・・(以下略)。とりあえずレボさんのどんぴしゃのインレタを買ってきて気分をアゲていきます!



ということで色々手を出しまくってますが、そろそろ花月園運転会も近付いてきましたので、次回からは「マンナンライフ」の仕上げに取り掛かろうと思います。ちなみに写真は、「黄色ドアのタッチアップ用のマスキングを剥がしたら、黄色が剥げて、おまけにシールも剥げちゃった~泣」のひとコマ。先は長い。。




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