80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

レイアウトの改修(ヤード出入庫線その4)

2016-01-25 01:58:59 | レイアウト
こんばんは。
明けて25日。2016年も、はや1ヶ月近く経ってしまいました。早い早い・・・

記録的な寒気団の襲来とのことで、わが家から見える夕焼け富士もひと際くっきりと浮かび上がっていました。




昨日の段階でPVCマットに貼っておいたカーブポイント2本。接着剤が乾いたところでさっそく周囲をカットします。




こんな形でとりあえず道床つきカーブポイントのできあがり。予想通りかなりラクです。




マットの裏側に多用途接着剤を塗り所定の位置にカーブポイントを固定。さらに端部は小釘を打ってレール位置がずれないようにします。




相対するポイントはコード100レールなので、コード83レールとうまくつなぐためにヤスリで高さを縮めます。まずレール踏面を端から2cmくらいの部分まで、なだらかに変化するように削ります。




続いてレール底面もジョイナーが入る部分を軽く削っておきます。念のため、底面のサイドも軽くヤスリを当てて幅を狭めておきました。




こちらはPVCマットの代わりに厚紙を貼り付けておきます。ヤード出入庫線は道床を省略しているため、マットの厚さ6mmぶんを徐々に下げなければならないのですが、マットを精度よくテーパー状に削るのは難しいため、他の勾配区間と同様に橋台を置いて、その上に載せるようにしたものです。




絶縁ジョイナーを挟んで3本のカーブポイントを固定したところです。内回り側がやや角折れ気味になってますが、カーブと勾配の3次元の制約のなかで何とか収めることができました。




反対側からみたところです。外回りと内回りで高低差が大きいため、まるでスイッチバックのようになってしまいました。スイッチバックは単線・客車時代の中央線を象徴する施設なので、かくなるうえは“なんちゃってスイッチバック”として、お立ち台需要にも応えられる作り込みをしたいと思います。(笑)




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レイアウトの改修(ヤード出入庫線その3)

2016-01-23 15:46:56 | レイアウト
こんにちは。お寒うございます。

それにしても最近は車両をぜんぜん作ってませんね~(^^ゞ


S字カーブセクションを作る予定だったのですが、カーブポイントの位置が決まらないと何となく落ち着かないので、ヤード出入庫線の本線合流部を引き続き作っていくことにしました。
端材を使って外回り線の勾配の支柱というか橋台を立てたところです。間隔は10cm。本線はぎりぎり3.5%で収まるようにしましたが、縦断方向の緩和曲線が入るので勾配の開始地点はぐぐっと右手前方向へ伸びています。




セクション端部は路盤の厚さ分だけL形に切り欠いた形状となります。ガーダー橋の橋台と同じ構造です。加工しやすいファルカタ材を使いました。





内回り線は勾配がないため、普通に3mm厚のアガチス材2枚を重ねて6mmとしたものを貼ってあります。レール位置を合わせるため、隣接セクションと蝶ボルトで固定した状態で作業しています。




橋台の上に路盤として3mm厚の硬質塩ビ板を貼っていきます。ベニヤでもいいのですが、コントロールボードに使った余りがあったので使った次第。木との接着になるので多用途接着剤を使い、一部浮き上がりが出たところには小釘を打って固定してあります。




全部を貼ったところ。板の厚さが3mmあるため、右端の1枚だけはt0.5ペーパーの2枚重ねとしてボード面に自然にすり付くようにしました。写真ではわかりにくいですが、このペーパー部分から分岐が始まるため、中央にレール方向の切り込みを入れ、ヤードへの分岐側は引き続き3.5%で下がっていくようにしました。




ポイントを仮に配置して自然なカーブ、勾配になっているか確認します。ちなみにカーブポイントは外回り線が#8左、内回り線が#7.5左です。中央のヤード出入庫線は#8右で古い真鍮製コード100レールです。脱線の原因になるので使用はやめようと思ったのですが、手持ちの#7.5右だとカーブ寸法が合わず、さりとてもう1本新品を買う余裕もないので、やむを得ず使うことにしました。従前はレール高さがうまく調整しきれていなかったので、この機会に十分調整しておきたいと思います。




さて、これは何をしているところでしょうか?クッションマット(PVC=ポリ塩化ビニルマット)に何かを載せて載荷中。。




答えは先ほどのカーブポイント。ポイントの位置をケガき、それに合うように道床役のPVCマットを切り出して貼り・・・とやっていると大変なので、プレハブ工法よろしくあらかじめマットに貼ってから切り抜き、そのまま現場に持って行ってポン!という作戦に出ました。果たしてうまくいくでしょうか??




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レイアウトの改修(ヤード出入庫線その2)

2016-01-21 12:23:54 | レイアウト
こんにちは。
東京も降雪後、一気に寒くなりました。また週末頃に雪予報出てますね...


レイアウトの方は前回までで初鹿野セクションに隣接するブロックの改修が終わり、レールの位置が決まったため、今回の改修で最初に手を付けたヤード出入庫線部分の工事に戻ってきました。




今は一端を残して足を全部取り外してしまっているので、まずはこの足から作ります。1/4円のボードに対し中間に2枚の足を立てます。
今までは杉材を使っていたのですが、近所のホームセンターでは適当なものがなかったので、今回は「ファルカタ集成材」というものを使いました。適度な硬さがある一方で極めて軽く、繊維方向ならカッターで切ることもできました。硬めのバルサといった感覚です。ここはボード端部と違って連結ボルトで締め上げることはなく、支える重量もたいしたことはないためこれで十分です。
中央の出入庫線部分を切り下げていますが、2枚目の方は下がり始めに近いため1、2ミリ程度しか切り込んでいません。出入庫線のレールは道床なしのベニヤ直張りのためカントがつけてあります。




駅寄りの隣接ボード側は旧レイアウト時代にすでに勾配起点となっていて、3ミリ程度下がっているので、ボード面基準で32ミリの深さまでさらに切り込んでいきます。




連結ボルト穴は基準寸法がなく、各端部でバラバラなので、2つのボードを結合しクランプで固定した状態でφ6ドリルで開けなおします。電気配線を温存したためスペース的には厳しい状態。。




クランプを抜き、改めて蝶ボルトで固定して“合い”を確認します。メインはボード面の高さの確認で、掘割の幅と外回り線の位置が違っているのは想定内。もともと現物合わせで修正するつもりだったので、これから微調整していきます。




とはいえずいぶん派手にずれたもんだ(^^; 掘割はもともと車幅いっぱいなので少し拡幅するくらいがちょうどいいのですが、そうすると外回り線が崖っぷちになっちゃうし・・・。スペースの制約から線路中心間隔を抑えている弊害は、こういった立体的な部分に如実に現れますなぁ。。




出入庫線の勾配は4.3%と4%超えになりましたが、ロクヨン、ブルサン、EF13(これはまだ未完成か!)と強豪ぞろいなのでなんとかなるでしょう。これを連結すると初鹿野セクションの位置が決まるので、残りの足の取り付けが終わったらレール敷設はとりあえず後回しにして、残された新設“S字セクション”を作ることにします。




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レイアウトの改修(トンネル入口その4)

2016-01-20 01:13:57 | レイアウト
こんばんは。引き続きトンネル入口セクションの改修を行いました。


バラストの盛り上がった感じが出せるよう、高すぎる地面の一部を削り取りました。写真の白い部分がそれで、削り取った部分にはプラスタークロスを当てて地面を修復しています。




そしてバラストを撒いて軌道関係はできあがり。違和感大アリな車両をトンネルに突っ込んで撮影しました。(^^;




外回り線は一応、複線化で後から造った新線というイメージなので、トンネルポータルや擁壁はコンクリート製です。薄いグレーに塗ってありますがあまり実感的ではないので、もう少し明灰白色寄りの色に塗り直し、汚れも表現してみたいと思います。植栽や地面はフォーリッジなどをちょいちょいと置けばそれらしくなりますが、こういった人工工作物を実感的に作るのは結構難しいですね。いかんせん初めての作業なので、参考書や先輩諸氏のブログなどを参考に格闘するしかありません。




架線柱も買ってあるのですがデザインがちょっと近代的すぎるので二の足を踏んでいる状態。ストックしてある“からあげ棒”の串で自作しようか思案中です。




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レイアウトの改修(トンネル入口その3)

2016-01-19 00:38:16 | レイアウト
こんばんは。
今朝は東京区部でもかなり雪が積もりました。すぐに雨に変わって午後にはそれも上がりましたが、明日の朝は凍結でツルツル路面になりそうです。


今日はホビーセンターKATOへ行ってきました。引っ越してから近くなったので、試しにクルマで行ってみたら10分くらいで着いてしまいました。おなじみデハ230も今日は雪化粧。




リニューアルしてから初めての訪問なので買い物の前に館内をぶらぶら。新製品予告コーナーにはこんなブツが!模型誌にも予告が出ていた中央線旧客EF13+マヌ34+スハ32系のサンプルです。思わず見とれてしまったのは言うまでもありません。飯田線の特定ナンバー旧国といい、KATOさん、最近ずいぶんニッチなところを攻めてきますね。





今日の買い物はこちら。地面の下塗りに使う「アンダーコート(アース)」と樹木に使う「ファインリーフ・フォーリッジ(ミディアムグリーン)」です。フォーリッジは買う予定ではなかったのですが、幹や枝が付いていていい感じだったので衝動買いしました。その代わりお値段はちょっと高めでしたが・・・





まずはアンダーコートで地面を塗り込めます。フォーリッジやパウダーのすき間からプラスターの白い地肌が見えるのを防ぐものです。成分が書いていないのでわからないのですが、水性なのでいわゆる絵具のたぐいかと思われます。ならば絵具でいいじゃんてことですが、それなりに調色されていて楽なので試しに使ってみた次第。刷毛塗りなら原液でOKとのことですが、初めて使うので、水で少し薄めて塗ってみました。




あらま、なかなかいいじゃないですか!もうこれで出来上がっちゃった気分です♪(←ヲイヲイ)




次はバラストを撒きます。肩慣らしのため、まずはトンネルのない内回り線から。“初鹿野ライクなセクション”で撒いてからもう2年くらいブランクが空いていますが、バラストを撒く、中性洗剤入りの霧を吹いて湿らせる、希釈したマットメディウムをスポイトで滴下・・・と、手順は体が覚えていました。




しかし道床部分の高さが足りなく(というか、周りの地面が高すぎた)、残念なことに軽便鉄道なみの扁平なプロポーションになってしまいました。ここは直しがきかないのでこのままにしておきます。




外回り線はこの反省を活かし、レールの両側の高い部分を削りました。右ののり面側はともかく、左の擁壁側は深い溝のようになっているため、プラスタークロスでもう一度地面を作り直すことにして、今日の作業を終了しました。




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