80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

0系まだ設計中・・・

2010-05-03 13:17:28 | 新幹線
東京地方は連日穏やかな天気のGWが続いています。
そしてテレビの渋滞報道を尻目に、こちらはいまだ0系図面と格闘中です。

一番の問題は前頭部の形状が決まらないこと。
形式図から拾った線を先日撮影した21-25号車の写真に重ねてみたのですが、どうもしっくりきません。形式図の0系はスリムで実車は少しポッチャリ系です。
もちろん被写体までの距離が近いので、投影図面とは違ったカタチにはなると思うのですが、それを割り引いてもこんなに合わないものなのか?というのが率直な感想。
黄色が形式図から拾ったラインで、もっと引いた写真ならこの辺かな、というあたりに先端部をもってきています。



それにしても、雨樋の件といい、ひとつの電車を作るのにこんなに苦労したのは恐らく初めてです。世界のシンカンセンは、やっぱり雲の上の存在であったのか・・・
ならば雲の上から見るしかない(?)というわけで、おなじみGoogleの航空写真を使って、昭島市にある「新幹線電車図書館」の上空視察を試みたものの結果は「×」。もう一歩のところで「この地域の詳細画像は表示できません!!!」と却下され玉砕です。有料でもいいからもっと見せて~って感じです(笑)

かくなる上は正攻法で攻めるしかありません。ググッてみると、世には「新幹線旅客電車説明書」なる書物があるようで、鉄博に問い合わせたところ、幸い添付図面集とともにライブラリーに保管されているとのこと。鉄博は先日行ったばかりですが、唯一の頼みの綱なので、これは再度足を運ばざるを得ないかなと思っている次第です。


さて、面倒な前頭部や上屋根に隠れて見過ごしてきたものの中に、こんなアイテムがありました。パンタ付き偶数車の妻面上部にそびえる特大碍子です。数えたら11段あり、円錐状にテーパーが付いています。当然、市販品または類似品はないと思われます。



ないものは作る、がポリシーの当工場ですが、さすがにこれはねえ。。
ということで、天賞堂の「交流5段碍子」というのを買ってみました。
2個重ねても1段少ない、継ぎ目が不自然、テーパーが付かずズンドーなどなど不満を言ったらきりがありませんが、ここはあまりこだわらずにスルーしちゃいましょう。
(でも白く塗ったら継ぎ目が目立つかな~~?)



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コメント (3)
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