きみどりの窓

通りすがりに窓から覗いてみてください。

当ブログの更新をしばらく休止します

2020-10-25 | 書斎

ご無沙汰しております。

もともと更新頻度の高くない当ブログですが、最近は模型をいぢることもなく、何かを撮りに行くということもなく、今後しばらくは新たなネタも無さそうなので(笑)、当面の間、当ブログの更新を休止することにいたしました(すでに休止状態ですが)。

最近になって生活パターン、生活環境が変わったというわけではないのですが、なんとなく時間が作れない、というかやる気が起きない(?)ということで、言ってしまえばスランプでございます。
もっとも「スランプっちゅうのは、一流選手のためにある言葉や。お前がスランプなんて言うな!」(by 野村克也氏)ということで、一流でもない私が使えるような言葉でないのですが(^^ゞ

まあ、やる気が起きないのは「鉄」関係の行動(模型・撮影)に限られておりまして(笑)、他の行動については相変わらずバタバタと日々それなりに忙しく暮らしておりますので、ご心配には及びません。

鉄関係限定のやる気無さ、というのは新型コロナの影響もあるのですかね。
今年になって電車(鉄道)を利用したのは2月と10月(つい先日)の2日間だけ。乗らないので鉄分が抜けてしまったのかなあ。「乗り鉄」を自認しているわけじゃないんですが・・・

では、また。


ドクターイエローを撮ってみる

2020-08-07 | 散歩

先週梅雨明けしたかと思ったら、今日は立秋です。
こよみの上では秋ということですが、これから1~2週間は真夏日が続くようで・・・。

ということで、残暑お見舞い申し上げます。

久しぶりの投稿になってしまいましたが、なぜか私の場合、例年、夏場は当ブログへの投稿数が少ない傾向がありますね。
昨年7月は1件。一昨年7月は0件。今年も結局1件のみ。なぜなんでしょうかね?
今年に限って言えば、外出を自粛したこと、模型製作に関してはペーパーキットのコキ5500が雨続きだったので着手できず、と言い訳には事欠きませんが(笑)

と前置きが長くなりましたが、リハビリ的鉄分補給として、ドクターイエローを撮りに行ってみました。
場所は鶴見川沿いの某商業ビルの来客者用の屋上駐車場。この建物は少なくとも30年以上前からあるのですが、新幹線を見る(撮る)ことができると気づいたのはつい先日のこと。そこで今回ロケハンを兼ねて初めて撮影に挑戦、というわけです。30年前だったらまだ0系も走っていたのにねえ・・・。

狙うは上りのドクターイエロー。
通過は17時48分頃。夏場のこの時期なので撮影できるわけで・・・

写真1. ドクターイエロー(上り)

(新横浜~品川/2020年8月6日撮影)

さて今回のこの場所、屋上とは言えあまり視界は開けておらず、また河川上でも防音壁があって「お立ち台」としては向いてないですね。平日とは言えこの日屋上に居たのは私一人だけ。一般客のクルマも1台も停まっていない状態なので誰の目を気にすることなく撮れるのは良いのですが・・・(笑)

さて、梅雨も明けましたので、そろそろ模型作りを再開します。


コキ5500(第2弾)完成しました

2020-07-16 | 工作室

早いもので今年も半分が過ぎてしまいました。新型コロナによる緊急事態宣言があったりして頭の中のカレンダーは3月頃で止まったような変な感じがしています。
当ブログも前回から1ヶ月近くが経ってしまいました。お久しぶりです。

今日は仕事が休み。愚息1はコロナ対応で自宅勤務、愚息2もコロナ対応で自宅授業ということで平日にもかかわらずカミさんを含めて家族4人が自宅に居るという状況。せっかく(?)なのでお昼は外食ということで愚息1の希望で回転寿司に行くことに。
行った寿司屋は新幹線の線路脇。立体駐車場の各階から線路が見えるロケーション。
「そういえば今日はドクターイエローが走るかもなあ」ということでカメラ(コンデジ)を忍ばせて自宅を出発。
ちょうどお昼時、駐車場で家族を降ろして私だけ駐車場で10分ほど待機すると、やってきましたよ、ドクターイエロー。

写真1. ドクターイエロー

今回はあくまでも試し撮り。これだけ撮って家族と合流。おいしくお寿司をいただきました。
場所柄、撮影アングルは限られ、あとは1階上に上がってみるくらいしか変化を付けられませんが、密集した架線柱(変圧ポストと言うらしい?)と目の前に斜めに走るワイヤとで撮影条件はよろしくありません。
ということで今後ここでの本撮影は無いかな。

前置きが長くなりましたが本題のコキ5500です。
前回の当ブログでの報告ではサフェ吹きまででしたが、その後、私の都合と天気のタイミングが合わずつい先日前回同様ジェイズスプレー赤3号で本塗装。昨夜ナンバーのインレタ貼り。今回はコキ7630とコキ7632としました。

写真2. インレタ貼りは苦手です
前回は2両貼るのに3両分を「消費」しましたが、今回は1文字も無駄にすることなく貼れました。
ただし斜めになったりと完成度は???ですが。
最後は仕上げのクリアですが、前回は半光沢でテカリが出てしまったので今回は艶消しクリアを吹きました。
余談ですが、クリアを吹いて昼食に出かけたわけです。

写真3. 完成!第1弾の2両(写真後)とともに

本塗装の塗料は前回も今回も同じですが、仕上げのクリアの違いで見た感じも結構違っています。その違いが写真でうまく映るかなあと思っていましたが、写真でも違いが判りますね。
振り返ってみると工期は第1弾で1ヶ月、この第2弾も1ヶ月、あと10両程度作ろうかと思っているのですがこのペースだとあと5カ月掛かってしまう計算になります。あと5か月?意外に早いじゃん(爆)

 


コキ5500(第2弾)の製作を開始しました

2020-06-22 | 工作室

いきなり個人的な話しで恐縮ですが、新型コロナ以前は、出勤日の昼食は自宅から持参するお弁当か外食で、その割合は半々程度。それが緊急事態宣言以降はほぼ100%お弁当持参になり今に至っています。
わが家の経理規程(?)では外食はワタシの小遣いから、お弁当は家計(食費)からの支出となってまして、その結果、4~5月の決算ではワタシの小遣い会計にささやかながらゆとりが(^^♪
そのゆとりがコキに化けているわけで・・・(笑)

閑話休題
つい先日コキ5500の2両を完成させたばかりですが、さらに2両の製作を開始しました。今回もまたパンケーキコンテナさんのペーパーキットで、実車になぞらえると前回が試作、今回は量産試作と言ったところでしょうか。
以下、前回との違いを中心にレポートします。

今回は組立て前にサーフェイサーを吹いて表面処理をしました。前回は組立て後でした。

写真1. サーフェイサーを吹きました
さて今回使用したサーフェイサーはタミヤのオキサイドレッドという色調のもの。
最近はピンク色とかサーフェイサーもカラフルになってきましたね。
サーフェイサーを吹く前に端梁の角をちょっと切り取りました(写真の黄丸部)。

写真2. 今回使用したサーフェイサー(左)

表面処理は表面(完成後目に触れる側)はサフェ吹き・研磨を2度行い、裏面はサフェ吹き1回のみで。
このサーフェイサー、説明書きには「戦車のさび止め塗料の色調を再現」とあり、塗ってみるとほとんど赤3号。コキにはこのまま行けるんじゃないか、って感じです。

表面処理が終わったらいよいよ組み立てです。
組み立てにあたっては、キット付属の説明書に、前回組み立てたときに気づいた点や失敗したことから、一部の手順を入れ替える等の改訂を加えました。

写真3. 改訂版組み立て説明書
図入りの新説明書です(^^ゞ 上の方に見える図はSatokawaさんからアドバイスでいただいたもの。瞬間接着剤をしみ込ませるポイントが図示されています。

手順の変更点は、たとえば側板(?)の組み立て。オリジナルでは手順①で2枚の側板を貼り合わせてから横桁を組むようになっていましたが、私は内側板だけで組み立てていき、最終工程に近いところで外側板を貼るようにしました。こうすることで横桁の接着がしやすくなるかなあ、と思ったので。

写真4. 横桁を組んでから外側板を貼ります


手順以外にもワンポイントアドバイス的なことも追記しました。
たとえば前回失敗してしまったナットの埋め込みとか。

写真5. 天板(床板)を貼ります

側板(主桁)と横桁を組立ててから天板(床板)を貼ります。天板にはコンテナ締結装置を避ける穴が開いていますが、微妙にキツく前回は床板が波打ってしまいましたので、今回はカッターで少し穴を拡張してから貼ります。もちろんナットの埋め込みも忘れていません。

写真6. 次は塗装

今回はなんと2日でここまでできました。1日目はサフェ吹き・表面処理。翌日に組み立て。組み立ては1両1時間半程度で組むことができました。
というもののまたまた天候のために本塗装は足踏み。塗装は今度の週末、かな?

で今回は台車も同時進行で組み立てています。
台車はノーマルなグレーのサーフェイサーで表面処理し、軸受にメタルを挿入しています。

写真7. 色味の比較

ここでサーフェイサーのオキサイドレッドと赤3号の色味の比較です。
写真は上から、第1弾のコキ5500(ジェイズの赤3号)、中段が今回のオキサイドレッド、下が天賞堂のコキ5500です。肉眼では天賞堂の赤3号に近い感じです。
本塗装もこのサーフェイサーを上塗りするというのも「有り」かななんて考え始めています。微妙に色合いが違った方が本物っぽいしね。


コキ5500が完成しました

2020-06-16 | 工作室

ペーパーキットのコキ5500の2両がとりあえず完成しました。
「とりあえず」としたのは、もう少し手を入れる可能性(例えばブレーキホースとかステップとか)もあるのですが、キットの素組みで一区切りとしないと永遠に完成しないような気がしましたので(笑)
未着手・未開封のままの同キットもまだ手元にありますし。

塗装を済ませ、まずは手すりに白を筆差ししました。

写真1. 手すり部
ペーパー製の手すりです。
強度に不安もありますが、瞬間接着剤をしみ込ませて強度アップを図っています。

次が苦手な苦手なレタリング。苦手なのはインレタ貼りなんですが。
レタリングの前に車番を確定させなければいけないわけですが、パンケーキコンテナのキットは「コキ5500 中期・後期型」ということで、車番はコキ7000~8554(除く8540~8544)ということになります。レタリングはくろま屋さんの「コキ・チキ5500車番(品番5009)」を使用しましたが、7000番台が含まれておらず手元の天賞堂のコキ付属のインレタの残と組み合わせました。
その関係で車番はコキ7555とコキ7755。「75」と「77」は天賞堂から、「コキ」と「55」がくろま屋さんからです。

写真2. レタリング完了
2両で4カ所を貼るのに2カ所を失敗して貼り直し。苦手意識は払しょくできません。
貼り直しても「75」と「55」の間に微妙な間が・・・よく見ると「キ」の文字も欠けてますが今回はこのままにします。

そして全検標記はプリンタで印字してみました。
プリンタには白インクがないので、RGB値で赤3号を「合成」し白部分は白ヌキで表現しています。
これをシール紙に印刷してキットのパーツに貼ります。票差しの枠部分は黒印字で表現してみました。

写真3. 全検標記 写真がピンボケのように見えますが、そもそも印字がボケているのです。
プリンタの解像度というよりアプリケーション側の問題のようで、ペイントで作成した画像をワードに貼り付けて印刷しているのですが、ワード側で解像度を落としてしまっているようなのです。illustratorとかが使えれば改善しそうな気がしているのですが手が出せません。

写真4. 車体に貼りました
まあ走らせてしまえば判りませんよね(笑)

最後にクリアを吹いて完成。
今回は半光沢クリアを吹いたのですが、予想以上に光沢が。
さらにその光沢によって表面処理の甘さが強調されてしまいました。
もう一度つや消しクリアを上から吹いても良いのですが、これはいずれ施工するとして今回は冒頭の通りこれで完成とします。

写真5. 結構な光沢が・・・
光沢で「ペーパー感」もあらわに(笑)

たった2両ですが組み立て開始から完成までに約1カ月を費やしてしまいました。
工作時間を取れなかったとか塗装等での天候待ちとか理由(言い訳?)もありますが、手を動かすよりも考えている時間も多く、実質的な工作時間は4~5時間くらいだったという印象です(塗装の乾燥時間を含めず)。
さらに量産化の構想もあり、あと2両分のキットも入手済みで、今回の製作時の反省点・改善点をフィードバックして最終的にはコキ5500を20両程度を揃えたいなあ、と。先は長そうですが。