80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

今年もまったり暮れてゆく・・・

2010-12-31 21:21:18 | その他
いよいよ2010年も3時間を切りました。
ご愛読いただいた皆様、ありがとうございました。

キハ120はやはりというか当然というか、未完成のままの年越しとなりました(^^;
オレンジはそのまま活かして、赤だけもっとローズ系の明るい色を塗り重ねようと思います。部分的にはみ出してますが、これから帯をマスキングしてシルバーを塗るので問題ありません。



それから、久々に100系新幹線の図面を持ち出して、前頭部の寸法を少し検討してみました。やはりココを逃げていては編成の完成はあり得ないなぁと心を入れ替えて・・・
0系のようにタマゴを輪切りにしたような断面じゃないところが難しいのですが、図に入れた赤線の部分に"ほお筋"を通してやるとそれらしくなりそうなので、何とかダメもとで頑張ってみたいと思います。



あと、年末1週間くらい前にプリンタを買い換えました。前のやつが3ヶ月くらい前から不調で、だましだまし使っていたもののついに限界になったので、年賀状のことも考えて代替してしまいました。黒木メイサが“もう迷わない”と宣伝しているスキャナ一体型のモデルです。


で、買ってからハタと気がついたのですが、この前面給紙型というのは車体のケガキ(厚紙の印刷)に使えるんかい!!??
まったくうかつでした。説明書を読むまでもなく、この構造じゃあt0.5mmの厚紙がちゃんと反転して出てくるとは思えない・・・(-_-)
唯一の望みは背面に「自動両面ユニット」なる装置を取り付けるスペースがあって、フタを開けると背面から給紙できそうな構造になっていることでしょうか。今さら手ケガキに戻りたくないし、年が明けたらさっそく実験してみることにしたいと思います。


では2011年が良い皆様にとってよい年でありますように!

isao


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キハ120作ってます(その15・床下機器など)

2010-12-29 00:14:22 | 大糸線方面
引き続きキハ120の進捗状況です。

塗装の発色をよくするため、車体全体に白を吹きました。
実はこの後、帯色のオレンジと赤を塗ったのですが、横着をして手持ちのカンスプレー(黄かん色と赤2号)で塗ったところ、だいぶ実車のイメージとかけ離れてしまいました。オレンジはもっと黄色みが強く、赤はもっとピンクがかっていないといけません。潔く塗りなおそうと思います。



ちょっと気持ちが凹んだので、気分を変えて床下機器を作ることにしました。8割くらいはスクラッチ覚悟なのですが、とりあえず使えそうなパーツ全員しゅうごう!(^^;



床下機器といいながら、ガイシとか避雷器が混じってるのに気が付いたアナタ、目がいいですね。

ガイシは真鍮線に通して、こんなふうに排気管に見せようかと思います。



避雷器の使い道は、このナナメ吊り下げがチャームポイントのエアクリーナーです。



まずは内径φ1.5外径φ2.0の真鍮パイプを曲げて・・・



取付け台座などを削った避雷器(エンドウ製LA-16)を差し込み、斜め下を向くように曲げてやります。



ガス火でなましたφ0.4真鍮線をパイプにグルグル巻きつければできあがり。といかにも簡単そうに書きましたが、実はこれが2作目。最初φ0.5真鍮線をなまさずに巻こうとしたところ硬すぎて巻けず、巻けたと思ったら弾性で戻ってしまい、おまけに力が入って挿し込んである避雷器の足がポロリ・・・



勢いに乗ってラジエーターも作ってしまいました。本体はたぶん153系あたりのコンプレッサーのパーツで、網目を活かして1/2にカットします。



冷却ファンは穴あけパンチで抜いたケント紙に切れ目を入れたもの。センターにφ1mmくらいの突起を貼ってやるとなんと、なくそれっぽくなりました。



ファンの外側にカバーをぐるっと巻いて、先ほどの本体に接着すればできあがり。円周率を「3」で計算したわけでもないのに、カバーにすき間があるなり~(^^;;



形状的にやっかいなのが意外と早く制覇できたので、ちょっと気が楽になりました。


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キハ120作ってます(その14・車体のディティールなど)

2010-12-27 00:22:46 | 大糸線方面
こんばんは。

先日糸魚川で、正体不明の窓埋めが発覚したキハ120。わがモデルでもさっそくトイレ右側の窓をペーパーで塞ぎました。



車体のディーティールは最小限にします。これは車側ステップでエコーのエッチングパーツを使っています。非常に小さいパーツなので、まず極少量のボンドで車体に仮止めしたあと、メタルプライマーを小筆で流して固定しました。



冷却水張込口のキャップは斜めに取り付けたものの、いささかオーバースケールになってしまいました(^^;



手すりはφ0.4真鍮線で作ります。普通は真鍮板に穴をあけた折曲げ治具を使うのですが、どこかに仕舞い込んでしまい見つからないので、t0.5のペーパーで同じようなものを作りました。真鍮板ならこの状態から板の辺を使ってぐいっと曲げてしまうのですが、さすがに紙では無理なので、このようにペンチで挟んで抜き取ってから折り曲げます。要は長さを測っているだけなのですが、定規を当てて測るよりは格段に早くきれいにできます。



車体にはあらかじめφ0.5の穴を開けておき、t0.5のスペーサー紙片を挟んで手すりを差し込み、裏から瞬着で固定します。



とりあえず塗装前のディティールとしては、このぐらいにしておきます。



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糸魚川だより再び

2010-12-23 10:43:52 | 大糸線方面
こんにちは。

一昨日から昨日にかけてまた糸魚川へ行く機会がありました。
越後湯沢から「はくたか」に乗り換え、ほくほく線内を進んでいくと、十日町あたりはもうかなりの雪化粧でびっくり。しかし糸魚川に着くと雪はまったくありませんでした。今年は雪が来るのが遅れているそうです。

今年の3月に岡山から越してきたキハ120三兄弟にとっては、これからが本格的なスノーシーズン。今回初めて大糸線のキハ120に乗ったのですが、発車待ちの間、顔見知りの乗客と運転士氏が話しているのを聞くともなしに聞いていると、車両が新しくなって力が強くなったのはいいが、車体が軽いので空転が心配だ、と言っていました。
模型を作っていながら重さのことなど考えたことはなかったので調べてみたら、キハ52は38.3トン、対するキハ120は28.1トン(いずれも現車表記から)と、その差は実に10トン以上ありました。運転の苦労がしのばれるところで、過酷な冬を何とか乗り切ってもらいたいと願わずにはいられません。

さて今回は、運よく日中の糸魚川駅で写真を撮ることができました。床下などの模型資料に使えそうです。キハ120 354がはるばる南小谷から到着。



あれ?窓がなんか変。トイレだけじゃなくて隣の窓も塞がれてますよ・・・



10月にみた時はここの窓はふつうにあいてましたが??



車内を覗くと、トイレの入口脇になにやら機器箱が設置されていて、そこから屋根に向かって配管カバーのようなものが伸びていました。この工事によって窓がふさがれてしまったようです。


屋根へ立ちあがった配管は、車両のほぼ全体にわたって天井の中央を走っているのですが、吹出口のようなものがあるかというと、そのようなものは何もなく、どんな改造なのかまったくわかりませんでした。どなたかご存知の方がいらっしゃったら教えてください。
ちなみに改造を確認したのはキハ120 354で、329は未改造、341は出会えずに状況不明といったところです。


で、またコイツです(笑)
また会えたね、食パン♪
今回は475系を1回も見ない代わりに419系は何度も遭遇しました。もっとも高運転台のクハ419はどこかに姿をくらましてましたが。。



こんなによく見かけるということは、私に「作れ」と言っているのでしょうか?
ディティール写真などもとりあえず撮ってしまいました(~~;



糸魚川駅に貼ってあった「北陸おでかけパス」のポスター。来年3月27日までの土日祝日限定で、2,000円(小人500円)で北陸エリアの普通列車が1日乗り放題だそうです。各線の車両のイラストと形式まで入っているのがミソ。あきらかに鉄ちゃんとママ鉄を意識していますね。



「電車に乗ってもっと楽しく気ままな旅」というキャッチが入ってますが、よく見ると半分以上は電車じゃなくて「キハ」でっせ(^^;



というわけで、わが家のキハ120もさっそく窓埋め工事にかかりたいと思います。塗装前に判明してヨカッタ・・・


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キハ120作ってます(その13・台車の加工2)

2010-12-19 15:45:52 | 大糸線方面
こんにちは。

ここ数日天気がいいので、キハ120は屋根のランボードの成形や車体四隅の研磨を行いました。サフェを吹いて、洗濯物と一緒に日光浴です(^^;



車体の仕上げが射程に入ってきたので、台車の加工を進めなければいけません。台車(WDT54)については以前にダイヤフラムの製作までUPしています。


ベースは日光モデルの南海用FS-518。ボルスタ一式を作り直します。



台車枠にはダイキャストの関係で微妙なテーパーがついているので、まずダイヤフラムを載せる部分を削っておきます。瞬着の食い付きを良くするため、わざと粗めに削りました。ブレーキシリンダはもとのパーツが使えるので、すでに所定の位置に接着してあります。



ダイヤフラムよりひと回り小さい半円状の受け台をt0.5プラ板で作り、2×2プラ角棒から切り出した三角形の"支え"とともに台車枠に瞬着で固定し、その上にダイヤフラムを載せます。



次にボルスタアンカまわりを作っていきます。これは台車側の取付座で、t0.5プラ板で底板を作り、その両側に三角形のt0.3プラ板を貼っています。



この取付座に入るゴムブッシュはKATOのパンタ用碍子です。碍子の部分だけ切り取り、切断面にはボルスタアンカの真鍮線を受けるための"ザグリ"を、ほんの気持ちだけつけておきます。本当は穴を開けたいところですが、1mmもない棒のセンターに0.8mmの穴など開けるウデはないので・・・(^^;



碍子部分だけ切り取って取付座の中に接着したところです。



一方の上揺れ枕から出ているステーは、プラ棒材を曲げて作るのは難しいので、写真のような2つのパーツを貼り合せることにしました。上はt1.2プラ板から、下の三角のは2×2プラ角棒から切り出したものです。



ボルスタアンカ本体はφ0.8真鍮線で、上揺れ枕側のステーに穴をあけて差し込み、取付座の"ザグリ"に押し当てて少量の瞬着で固定しました。



何とか完成した試作品♪ まずまずの雰囲気は出てるんじゃないかと。
でもあと3個作るのはしんどいですね・・・



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