80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

115系800番台の製作3(クモハ115の組立1)

2016-06-28 02:18:29 | 中央東線方面
こんばんは。115系の途中経過です。


製作のベースになっている111系にはクモハはありません。クハ111の便所を撤去して改造するのがオーソドックスですが、このキットを買ったときはクハが2両しか手に入らなかったため、モハの車端に運転台を取り付けることにしていました。こちらが改造元になるモハ110の側板です。




車端部を切り取り、新たに乗務員扉の延長部分を作ります。切り取った部分がうまく再利用できたので、同じ厚さのプレスボードで作ることができました。




先に裾絞りを軽く曲げ、この状態で裏打ちをして延長部分を貼り合わせます。




真鍮プレス前面との“合い”を確認しているところ。やや低めの前面窓の高さとのバランスから乗務員扉の高さも心もち下げてみたのですが、こうしてみるとまだ前面窓が低いことがわかります。これ以上の補正はムリなので諦めますが・・・




こちらは動力車となるモハ114です。先日1両組んだあともう1両を組み立て、所要の2両が揃いました。





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関電トンネル無軌条電車のあらまし

2016-06-27 10:53:39 | 実物・資料系(過去)
おはようございます。つかの間の晴れ間がのぞいている東京地方です。明日からまた梅雨空に戻るそうですが・・・


引っ越しの際に、昔集めたパンフやら図面やらをだいぶ廃棄してしまいました。これは!というものだけ残していたのですが、こういうのも放っておくと結局押し入れの奥で眠ったままになってしまうので、自分のデータベース代わりにデジタル化してブログ上に残しておこうと思います。
まずは関西電力無軌条電車、いわゆる「関電トロリーバス」の紹介リーフレットを載せます。

その昔、某バス研究サークルの機関誌に関電トロリーバスの記事をアップするため訪問し、その時にもらってきたものだったかと思います。少し調べたら1987年6月に訪問したと記録されていました。扇沢の事務所で話を聞き、車両の写真を撮らせていただき、勢いで屋根上や床下まで見せていただいたのが懐かしい思い出です。当時の写真もお見せできるといいのですが、フィルム時代の写真は、それこそ押し入れの奥に入ったきりなので、また何かの拍子にポロっと出てきたら公開したいと思います。(^^ゞ

現在活躍中のトロリーバス300型は平成5年(1993年)に導入されたもので、それまではリーフレットに紹介されている100型(2扉化改造後)のほか、トップドアの100型増備車や、中扉のみの200型(乗務員用の前扉あり)といったクセのある車両が活躍していました。

今のところ国内で運行するトロリーバスは、扇沢~黒部ダム間の関電トロリーバスと、室堂~大観峰間の立山トンネルバスの2路線ですが、地球環境問題への対応やBRTの取組みなどとあわせ、都市交通としても復活するのを期待したいと思います。







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115系800番台の製作2(モハ114の組立1)

2016-06-24 02:22:01 | 中央東線方面
こんばんは。お面の加工と関係なく箱にできる中間車(モハ114)を並行して組み立てていきます。


すでにサーフェイサーが吹いてあるので、#800耐水ペーパーで軽く研磨したのち腰を曲げます。ドア上部のRがいささか大きいですが、キットの温もりを残すためあえてそのままにしておきました。




その一方で、車体強度の確保とHゴムの色差しをしやすくするため、ドアはすべてエコーの真鍮プレスドアに置き換えることにしました。ドア部分を残して、t0.4車体用方眼紙から切り出した内貼りを貼り込みます。




妻板も2枚重ねとしますが、こちらは貫通ドアの窓が開いたプレスボードを内側にして、新たに外側の妻板をアイボリィ紙で作成したものです。プレスボードの下端が切り取ってあるのは床板を避けるためです。エンドウの電動車ユニットの床板は金属ボディに合わせた長さになっているため、ペーパー2枚重ねだと厚過ぎてはまらないのです。




腰の絞りがややきつすぎたため、t0.3の紙片を妻板の断面の一番下に貼り、側板の曲げ角度が緩やかになるように調整しました。ちょっと見にくいですがわかりますか?側板との間にできるすき間はパテで埋めます。




プレスドアの裾を曲げているところです。折り曲げ位置にケガキ線を入れ、2個の木片に挟んで三角定規を当てて曲げました。




曲げが済んだドアをセメダインスーパーX(クリヤ)で側板に貼り、その上から、通常のペーパーキットと同じ要領でヒノキの補強材を貼ります。




ドアと補強材が固定されたらツーバイフォーで箱にします。




動力ユニットに被せて“合い”をチェックします。問題なくぴったり入りました。下回りよりはむしろ屋根に注力する必要があります。なにせ低屋根800番台ですから・・・





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115系800番台の製作1(前面の加工1)

2016-06-23 01:58:21 | 中央東線方面
こんばんは。大きな進展はありませんが、クハとクモハ合わせて4両分の前面の加工状況のご報告です。


キット付属の「お面」を並べてみたところ。方向幕ケース(アンドン)が1個紛失しています。ヘッドライトとテールライトケースはエンドウのレンズ付のものに置き換えます。右下にまとめて寄せてあるのがもともと付属していたヘッドライトケースです。




ヘッドライトケースは、お面の穴がわずかに小さいため、このままでは通りませんでした。ドリルというよりは丸ヤスリでほんの少しナメてやれば通りそうです。




一方、テールライトは穴が大きめで、ケースの周囲にすき間ができるような状態でした。




幅が広めなのと窓の縁周辺が波打っているので、これらをペンチで修正します。




屋根部分を中心に目立つ“かえり”はヤスリで削り取ります。




深絞りの宿命として断面が歪んでいるので、これもヤスリで一直線になるように削り込みます。




ひととおりの整形が終わった状態。オリジナルのままでは手すりの穴がありませんのでφ0.5ドリルで開けました。実際の手すりはφ0.4mm真鍮線を使います。アンドンも深絞りのため角が丸くなっていて、このままではおもちゃっぽく見えてしまいます。ハンダかパテを盛って整形するか、最悪、自作することも考えたいと思います。窓のHゴムもすっきり見えるようヤスリで軽くナメておきました。




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(自由形)東海電鉄モハ700形の製作12ほか

2016-06-20 10:49:59 | 自由形
こんにちは。ご無沙汰しておりますm(_ _)m
諸々あってしばらく模型づくりから離れていましたが徐々に再開したいと思います。


モハ700形はHゴムの色差しや窓ガラス入れなどの仕上げ作業をチマチマと行っています。ポスカの「はいいろ」でサハの両開き扉にHゴムを描き入れているところ。黄色地なので際立ったコントラストが出ません。ガンダムマーカーの「グレー」もあるのですが、ペン先がイマイチ馴染まずはみ出しが多かったのでこちらにしました。まあウデが悪いのでガンダムマーカーに罪はありません。




今回窓ガラスは、ほとんどの箇所を両面テープで止めています。花月園運転会に間に合わせるべくとった方法なので、もはやタイムオーバーとなった今ではそう焦る必要もないのですが、速乾接着剤に急きたてられることもなく位置決めができるので便利です。ただし接着剤のように貼り合わせた後の微妙な位置修正はできないのでどっちもどっちですね。左側のドア窓の斜め具合に焦りの痕跡がみえます(^^;;




サハのアルミサッシはアルミテープを耐水ペーパーでこすって艶を消したものを使いましたが、モハ2両はペーパーからサッシを切り出して銀色に塗装したものを使っています。窓ガラス本体はエコーのポリカ素材の薄手(t0.25)。片面に保護ビニールが貼られているので、張り込みの際にガラス面に指紋が付かないのがGOODです。貼り終わった後にピンセットで剥がしますが、寝ぼけまなこで作業していると、たまに表裏反対に接着していることがあって、我ながらびっくりします。。




ということで、東海電鉄モハ700形は牛歩ではありますが完成が近付いていますが、ではその次に何を手掛けるか。。

ご存じのとおり仕掛品やツバ付け品があまりに多すぎて迷うのですが、とにかく古いものから先に完成させていこうということで115系800番台を取り上げることにしました。小高の111系キット組みで、3両ユニット2本でサハ2両をサンドイッチした8連の非冷房編成です。



この写真は実は最近撮ったものではありません。日付をみてびっくり、なんと2009年11月に撮ったものでした!もちろん現在もこのままの状態で引き出しに眠っていたわけでして・・・




中間のサハ2両は車体が組みあがっていてこの状態。完全なキット素組みではなくドアをエコーの真鍮製品に置き換え、妻板も自製したものとキットオリジナルのものの2枚貼り合わせとしています。他の6両も基本的な仕様はこれに合わせる予定です。




一部は側板のサフ吹きが終わっているので研磨からスタートです。プレス前面は、先日作ったクハ451で丁寧に作業すれば見劣りはしないことを確認しているので、ライトケースをKS製に置き換える程度で、あとは素材の持ち味を活かしたいと思います。クハ153用なので貫通扉下側の絞りをストレートになるように加工します。お面は4つ必要ですが、編成端の2両分、最悪クモニで隠せない松本側のクハ115だけイケメンにできりゃいいか~♪みたいなテンションです、はい(^^;




車体はともかく足回りは他の作品にだいぶ流用してしまったので、とりあえず2両分のモハ114の動力関係を買い足しました。左端がエンドウの動力車ユニットB(DT21台車付)で、本来はこれを2両分買えばオシマイなのですが、無駄にDT21が1両分転がっていたため、もう1両はバラのパーツを買って同様のユニットを作ることにしました。




さて、ん?度めの正直で、山スカ115系8連は無事にロールアウトできるのでしょうか??




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