80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

今日の583とレイアウト

2012-06-28 23:52:47 | レイアウト
こんばんは。

583のペースが劇落ちです(汗)

パテ埋めしたところをあらあら地ならしし、一度サフェーサーを吹いて研磨、その後雨樋を貼ったところです。とりあえずモハネ582だけ・・・
TOMIXと釣り合いをとるにはシャープに真鍮線かなぁ・・・という気の迷いを押し殺し、ペーパーにはペーパーを!と、t0.3のいさみや方眼紙から0.75mm幅(もちろん自称)に切り出した雨樋をボンドで貼り付けました。妻面のキャンバス止めもt0.3で、縦樋はt0.5のスノーマット紙です。




レイアウトの方は第1コーナーから第2コーナーへ向けて施工が完了しました。
この区間は旧レイアウトの部材をそっくり転用しているので、新たに作ったものは下に履かせるゲタのみです。

ヤード入出庫線を挟んだ3線区間の第1コーナー。左上が駅セクションです。



一応カントがつけてあります。カント量とすり付け長さはどんぶりなので0系の走破性が心配。
ならば0系でチェックしながら敷いてけばいいじゃん? ・・・正論ですな。。



第2コーナーまでの短いストレート。ここで入出庫線はほぼグランドレベルとなります。
いちばん手前に見えるのは本線に合流するための6番分岐の一部。セクションの単位をカーブはカーブ、直線は直線と統一したため、旧レイアウトでこの境界上にあった分岐器を真ん中で切り離さざるを得ませんでした。



そして、バックストレートは長さのアドバンテージを活かして、ちょっとした作り込みをたくらんでます。
ベースとなるのがコレ。1820×430×9mmの合板で、駅セクションの延長用に使ったものの残り半分ですね。
これがどうなるかというと・・・



あくまでイメージですよ、イメージ(^^;
中央に川を流し、その両側に山を配してトンネルで抜けるようにします。
川のためにボードを切り抜くと作業的に大変だし強度の確保も難しいので、ボードを一番底にして、ゲタに相当する高さ分(80mm)だけ線路をかさ上げする構造にしようかと。。



外回り線(左)は内回り線より30~50mmくらい高くして立体感を出し、アトラス製の曲弦トラスを配します。
内回り線(右)は根気が続けばボルチモアトラス、玉砕なら(笑)普通のガーダー橋にする予定。
奥側の山は上下線ともトンネル、手前側は外回り線だけトンネルに入れ、内回り線を絶壁に這わせて“初鹿野”を演出する・・・
ああ、構想だけは完璧なんだけど。。



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ダブルクロスが復活

2012-06-26 01:57:44 | レイアウト
こんばんは。

この土日で尾瀬へ行ってきました。好天に恵まれて風も爽やかで良かったですヨ。

朝霧立つ尾瀬ヶ原。さすがに朝は冷え込みます。



残雪がほとんど消えた至仏山(しぶつさん)を正面に見ながら。ミズバショウのベストシーズンは終わっているためか、それほどの混雑はありませんでした。



さて、復旧が続くレイアウトですが、一時はバラバラで危篤状態だったダブルクロス(「シーサス」って呼ぶと歯が浮いちゃう・・・)が、手術の甲斐あって見事復活しました! まだ通電してないので見かけだけですが・・・

まずはセクションどうしを仮連結した状態で道床代わりのウレタンマットを敷きます。左が既設の駅セクション、右がダブルクロスの載る駅端セクションで、板厚の違いを調整したつもりだったのにわずかな段差ができてしまったため、t0.5mmのペーパーを敷いて調整しました。



この状態でダブルクロスの片割れを接着。



続いて内回り線側に左右を入れ替えた6番分岐を連結します。組み立ての様子は以前に紹介したとおりで、渡り線側がストレートになるように改造したものです。



残る外回り線側の分機器は、左右を入れ替えた残りを使うと今度のプランでは「大股開き」になって外へはみ出してしまうので、仕方なく普通の6番分岐を買ってきて組み付けました。



接合部分はかなり複雑になっていますが、現物合わせで、なんとか曲がり・すき間なく仕上げることができました。



変則ダブルクロスが完成した状態。



ここからは車両を入れて走行状態を確認しながら敷いていくことにします。何となく目に付いたカツミのオハ12系がスタンバイ。



手前に見えるカーブセクションに乗っかるカーブポイントも一体的に敷いていきます。左の内回り用が7.5番、右の外回り用が8番
分岐です。
その間に挟まる出入庫線は、以前のプランではこのまま直進して駅セクションの真下の地下ヤードにつながる構造でしたが、今度は右へ90度カーブしてローカに沿ったヤードへつながります。



真上から見るとこういう配線になっています。なかばフリーハンドで施工しているので、左下の内回り線あたりは結構急なカーブ(それでもR=700以上はあると思うが・・・)になっています。車長の長い0系は外回り限定かも知れませんね(汗)



ところで、このレイアウトは組立式のため、セクションどうしを連結する際にレールジョイナーを使うと接続が面倒なので省略していますが、レールに上下左右の段差がなるべく生じないようにするため、セクション端部では柔らかいウレタンマットに代えてコルク板を敷き、接着剤とともに、スパイク代わりの小クギをレールの外側に刺して固定してあります。さらにクギの頭周辺には瞬着を流して固めてあるので脱線の心配はないようです。




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これなら12両も怖くない・・・か?

2012-06-21 10:37:52 | 九州・山陽方面
こんにちは。

12両と聞いて、ついに始動か!?と思われた方もいるかと思いますが。。

まだ始動しません。あくまで試作です。おためし。。(笑)

先の花月園運転会でもりおかさんからお預かりしてきた小高153系キット12両分。
作るからには少しでも昨今の模型に見劣りしない程度のものにはしたい・・・



屋根上や床下は市販パーツを奢ればいくらでもハッタリはききますが、そうはいかないのが車体にズラっと並ぶユニットサッシでしょう。このわずかな出っ張りを表現するかしないかで印象は大きく違ってきます。
もちろん「表現しない」という選択肢はないものと腹をくくってはいたのですが、その表現方法をどうするか。いかんせん数が多いだけにあまり複雑な工作にはしたくありません。

その昔、いさみやが12系や50系のキットで金属のプレスパーツを後付けするという画期的な方法をとっていたことがありますが、既に所定の大きさで窓抜きが終っているこの段階でとれる技法は次のふたつでしょう。
1)薄紙を貼り重ねる
2)塗料を塗り重ねる

2)は窓周囲を残すようにマスキングして3~4回塗料を塗り重ねる技法で、私も過去に何度か試したことがあるのですが、手間の割にはイマイチ立体感が出ません。なので1)の方法をとるわけですが、少しでもラクをしたいということで抜けている窓を定規代わりにして切り抜く方法を試してみました。


サッシの材料は糊付きのプリンタ用シールを使います。今回は少し厚手の透明シールを使ってみました。縦13×横15mmの四角形をケガいて切り抜き・・・



四辺の幅が同じになるように注意して窓部分に貼ります。今回は目見当で貼りましたが、貼る位置をケガいておいたほうが遥かにスピーディーにできるので本番ではそうします。



裏返して中をくり抜きます。直線はカッターで、Rは丸刀を使います。沖野彫刻の1.0mm丸刀がピッタリで、しかも刃が内側なので好都合でした。



ヨイショ。。どうかな?



軽くサフェーサーを吹いてみました。シールが厚手なのと光線状態の演出(笑)によって出っ張りが強調されてますが、基本的にはよろしいようで。



仕上がり具合についてはだいたい想像はついていたので、問題は窓をガイドにして切り抜くという方法が果たして実用的か検証してみたわけですが、満足いく結果でしたのでディティール表現上の大きなハードルはクリアできました。
なーんて、たかだか1コ抜いただけですけど・・・(爆)


で、12連の前に、まずはコチラですね。
薄く溶いたパテで屋根を目止めし、ざっと研磨したところです。あとはサフェーサーを吹きながら仕上げていきますが、また天気が下り坂のようなので、どこまで進められますやら。。




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せっせとゲタづくり

2012-06-20 02:13:24 | レイアウト
こんばんは。

この時間になってようやく台風4号はヤマを超えたようです。
雨はあがりましたが、まだものすごい風が吹いていて気温も異常に高い!
皆さんお住まいの地域は被害はありませんでしたか?

こんな天気なので車両(583系)の方は手を付けることができず、もっぱらレイアウトにゲタを履かせてました。

まずは既設の駅セクションから。
ボードの裏側の全長いっぱいに30×40mmの木材を貼って補強します。これは旧レイアウトの支持柱の解体発生品なのですが、曲がりが激しいものが多いため、一番まっすぐなものを選び出して使いました。木工用ボンドと木ネジを併用して固定しています。



両サイドと中央の3箇所にゲタを履かせます。接地面にはゴムを貼りますが、このセクションは板厚が5.5mmと薄い(他は9mmが標準)ため、4mm厚のベニヤを挟んでいます。



セクションの連結面はこんな感じになります。連結用のφ6mmボルト用の穴が2箇所と配線用の穴が1箇所あけてありますが、ゴム足の間にすき間があるため、無理して配線用の穴をあける必要はありませんでした。。



駅セクションは少しでも有効長を長くするため斜めに配置しているのですが、スペースにゆとりができたため、その角度を緩くしました。このため、カーブから駅セクションにつながるボードも作り直しました。右下の欠けている部分でヤードの入出庫線が地下へ潜る構造は変わりません。本当は左半分はいらないのですが、切るのがかったるいので残しました。何かストラクチャーを置くスペースにしようと思います。



こいつにもゲタを履かせます。



次なるは新たに延長する駅セクション。こちらは9mm厚の針葉樹合板で、同じくセンターに補強用の30×40mm角材を貼り付けます。このあと3箇所に同じくゲタを履かせています。



できあがった駅部分を仮連結したところ。でかッ!(笑)



先ほどの駅端セクションに道床がわりのクッションマットを貼り、ダブルクロスなどを仮置きしてみます。右上に見えるバスは、まあ何となくイメージということで・・・
今まで使っていた緑色のマットがなかったので黒を買ったのですが間違いでした。ケガキ線が見えない!(爆)



隣接セクションと接する部分にはマットに代えて幅1cmくらいのコルクを貼ってあります。これは、セクションどうしの接続にはレールジョイナーを使わない方向なので、レールの位置がなるべくずれないようにするためです。他はゴム系接着剤や両面テープでレールを貼っていきますが、ここだけはスパイクでしっかりと固定します。



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小高キット583系の製作5(側面ルーバー)+レイアウト進捗

2012-06-17 11:01:35 | 九州・山陽方面
こんにちは。
レイアウトも再着工し、しばらくは車両づくりとレイアウトの二足のワラジ状態が続くと思います。

で、まずは583系ユニットの方。まだ接着が済んでいなかったモハネ583の屋根板を接着しました。
たっぷりボンドをつけ、平らな場所で重しを載せて放置。



乾燥を待つ間に、モハネ582の側面3箇所にある床置き空調機器室の換気ルーバーを作っていきます。
材料はおなじみエバグリのピッチ0.75波板。2段あるルーバーは上下で高さが微妙に違うため、四隅のRを含め、穴にうまく合うように削っていきます。



「波の頭」が側板とツライチになるようにスペーサーを入れて高さを調整。



できあがり状況です。下段はすそ絞りにかかるのと裏側の補強材が干渉するため、補強材を少し削ったうえスペーサーなしではめ込んでありますが、ちょっと表面に出っ張り気味になってしまいました。



この後一気にボディ全体の下地仕上げといきたかったのですが、天気が良くないためサフェーサー吹きは見送り、すき間のパテ盛りを少しやるにとどめました。


レイアウトの方ですが、延長する駅部分の板と、その下に履かせる「ゲタ」用の板をホームセンターで調達してきました。

今まで路盤用には9mm厚のベニヤ(ラワン)合板を使っていたのですが、今回は「針葉樹合板」なるものが目に付いたので買ってみました。厚さは同じ9mmながらベニヤ合板より軽く、お値段もやや安くあげられます。強度はほぼ同等とみられますが「ふし」が目立ちます(笑) まあ内装に使うわけではないので関係ないですが。。
地球環境問題に関連して熱帯材の使用を控える動きがあるとのことなので、今後はこういった素材が増えてくるのでしょう。わが家も微力ながらエコに協力です。

その針葉樹合板を使った駅の延長部分にレールを仮置きしたところです。スペースの関係で今までエンドレスのカーブ側に配置していたたポイント群を駅端の直線側にもってくることができ、無用に大きかった駅構内スペースを小さくすることができました。



「ゲタ」は幅80mm×厚さ13mmの杉材で、階下への騒音防止と床の保護を兼ねて接地面には10mm厚のゴムを貼ります。この写真はその材料構成を示したもので、実際は「ゲタ」の間隔はもっと広く、ゴム足も要所だけに貼ることになりますのでお間違いなきよう・・・(笑)



ところで、元々の「ゲタ」の材料は幅が90mmなのでホームセンターで1センチほどカットしてもらったのですが、帰ってきて断面を見てびっくり!


材料の前後で幅が1~2mm揃わないのは仕方ないにしても、断面方向でこんなことになるってどんな切り方したの?って感じです。切り終わった段階で確認しておくべきでした。。
そもそもゲタの幅=路盤の高さは、ヤードへの引き込み線をクリアするために80mm「以上」あればいいので、無理してカットせずに90mmのまま使えばよかったと悔いても後の祭り。幸い5枚の板を2枚と3枚に分けて切ったため、使えるものもあったのが救い。レシート持って苦情を言いに行くのも面倒なので、事故品の方はカンナで断面を整えて、高さ制限の緩いエンドレス向こう側のゲタに使うことを考えています。


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