80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

ありがとう平成

2019-04-30 22:50:06 | 総務部
平成も残りわずか1時間あまりとなりました。

なにか平成にちなんだものをと思って平成筑豊鉄道の写真を探したのですが見つからず、代わって、「平成筑豊鉄道が運営する門司港レトロライン」という、いささか無理のある画で平成30年間を締めくくりたいと思います。



平成22年8月3日に乗車していますね。この頃は山口銀行がネーミングライツを取得して「やまぎんレトロライン」と称していました。(現在は「北九州銀行レトロライン」。どちらも山口FG)



そして平成最後の工作は70系でも591系でもなく、なんとナロネ22の内装を作っています(笑)。詳しい記事はまた後日。



それでは皆さん、令和時代も、仕掛り品のデパート「80分の1丁目16番地」をどうぞよろしくお願いいたします。m(_ _)m


管理人 isao


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平成最後のお買物

2019-04-30 00:16:48 | その他
浅草の都立産業貿易センター台東館で開催された「鉄道模型市」に行ってきました。この手のイベントにはあまり顔を出さないクチなのですが、連休でもあり平成最後でもあり、ということで掘り出し物に期待して行ってまいりました。

浅草などもう何年も来てなかったのでまずは雷門をくぐって浅草寺へ参拝。覚悟はして行きましたが、まあすごい人出でした。



戦利品はというと、財布のひもをきつく縛って行ったおかげで至ってシンプルな結果に。

まずはこちら。トラムウェイブースでゲットした相模線色のキハ30と一般色のキハ36のB級ボディです。
頂き物のキロ25(天プラ)の出番がなく、実車同様に格下げ&ロングシート化改造して非電化時代の筑肥線にでもするかなー、相棒にキハ35系欲しいなー、などと考えていたところなので渡りに船。キハ30の方はお手軽に首都圏色にでも塗っておけばヨシ!
かくして世にも珍しい3レターコード「門ヒカラ」をもつ東唐津気動車区時代のローカル列車が誕生~・・・すればおなぐさみ♪



こちらはカワイの古めかしい床下機器セット。一応モハ103用らしいです。東急5200系に組み込む雨ガエル・デハ5117号車の床下に主抵抗器と主制御器を使います。TS301台車がもう1両分手に入ったのをきっかけに、一時は長電2500系に転用改造説もあったデハ5117ですが、これで面倒な主抵抗器作りから解放されたので元の計画通り進めることにしました。




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新潟ローカルの入線整備(2)

2019-04-29 03:23:07 | 北陸方面
新潟ローカルの入線整備については次の作業を行う予定です。
①基本セットのユーザー取付パーツの取り付けとインレタ貼り
②単品のモハ70(T)の昭和30年度タイプへの改造(台車換装(DT16→DT20)、動力化、車体改造)
③サハ85の新製
・・・・・(以下、オプション工事)・・・・・
④クモニ83の整備(ユーザー取付パーツの取り付けとインレタ貼り)
⑤クモユ141の新製(小高キット入手済み)

本来ならば①をさっさとやってしまうべきですが、前回の投稿で書いたようにモハ70の床板が完全なT車仕様で、動力化改造が簡単ではないことがわかったので、先に②を片づけてしまい、ついでに鋼体までほぼ完成している③もフィニッシュしてから、じっくりと①を仕上げようと思います。

では、まずモハ70(T)の動力化から。ツメを折らないように注意しながら車体と下回りを分離し、さらに下回りも内装などをすべて分解します。



台車はセンターピンのないNゲージ方式で支持されていて、うまく力を加えるとそのまま外せるのかも知れませんがパリン!といくと怖いので、ニッパーで部分的に床板を切り取って台車を取り外しました。



t1.0真鍮板でMPボルスター取付板を新製します。



床板の中央付近にモーター取付穴を開け、ユニバーサルジョイントとMPギヤが支障する部分もくり抜きます。集電板とウェイトはMPボルスター取付板に当たらないように両端をカットします。モーターブラケットは真鍮板でスクラッチしたもの。台車は手持ちのエンドウ製DT20です。



動力台車を組み立てたところ。台車が回転した時にユニバーサルジョイントが当たりそうなMGなどの床下機器は裏側を削ってあります。



床上の様子。集電板はモーターの配線に活用しています。



内装パーツの空きスペース(座席の裏側など)にウェイトを切って詰めます。ミクロウェイトなど持ち合わせていないので、鉛板(自動車のホイールバランスウェイト)を切って詰め込んであります。



内装パーツは配線などに支障しそうな裏側の一部を少し削ったので、ぴったりと元通りに戻すことができましたが、センターピンの頭だけは当たってしまうので、配線用のラグ板が回転する部分とともに逃げ穴を開けました。



TNカプラーは非動力台車側は問題なく復元できましたが、動力台車側はMPギヤと干渉してしまうためお尻の部分を大幅にカットしました。おかげで復元スプリングが取りつけられずカプラー本体がブラブラです。これは何とかしないと。。。



これで台車の換装と動力化は完成です。試運転の結果、問題なく走ることが確認されました。



車体の改造はこれからですが、妻面のみの改造で遠目にはほとんど違いはわからないはずなので、この台車の違いがささやかな編成のアクセントになります。



捻出されたDT16は仕掛中のモハ80(アクラス)に充当します。




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新潟ローカルの入線整備(1)

2019-04-27 11:59:51 | 北陸方面
10連休がスタートしました。平成から令和へ皆さま方はどう過ごされますか?
ちなみに当管理人の日常は全く不変。お出かけ予定も今のところ無しですが、先日受信した健診の結果を受けてメタボ解消のプログラムを言い渡されたので、少~しだけアウトドアしようかなという程度です。

ま、アウトドア=模型店めぐりですけど。。w

さて予約していたTOMIXの70系が着弾しました。新潟ローカル色の基本セットです。相変わらずユーザー取付パーツ多いなーなどとボヤきつつ、とりあえずハァハァしながら愛でている最中です。



で、今後の予定としてはこの4両をベースにもう1両単品のモハ70を買い足し、先日来製作しているサハ85を加えて6連に仕立て、アクセントとしてクモユ141(小高)やクモニ83(TOMIX)をぶら下げる・・・という計画。

ここで追加するモハ70ですが、当レイアウト(←いつできるんや。。)の勾配条件やクモユなどのぶら下げもの(すべてT車)のことを考えるとT車では不安があります。そこで、台車をDT20に振り替えるのと併せて片台車駆動のブースター動力車に改造することにしました。

単品モハは、今回の買物でゴチしてもらったポイントを充当して格安に手に入れるべく先ほどポチったところなので、まだ手元にはないのですが、同じものがセットに入っているので床下を裏返してみたところOh!!マイガー!!!!となりました。てっきりM車と共用でモーター収納スペースがあるものと信じていたのにT車専用のものでした。



これは見栄えの点からはもちろん朗報で文句を言う筋合いのものではありませんが、セコいM化を考えていた身にとっては悲報ですよヒホー。。


実際、クモニ83のT車を分解して事前にシミュレーションをしていました。使用するモーターはいわゆる130サイズモーターの12V版FK-130SH。このようにモーターポケットにすっぽりと入ることがわかって小躍りしていたのが1ヵ月前。



正面から見るとこんな感じで、左右の集電板が当たってしまうので、ここを少しだけカットしてやれば問題なく収まり、ユニバーサルジョイントの導入空間も十分あることを確認していました。



こうなってくると、モハ70の動力化は諦めてクモユ141かクモニ83を動力化した方が手っ取り早いのかな~と思い始めたのですが、車体を外してみると、なんと床上はM車と共用パーツになっていました。見えにくい車内は共用と割り切って少しでもコストダウンを図ったわけですね。こういうの見ちゃうと諦めかけていた改造欲が再び頭をもたげ始めます。



ということで、平成最後の工作はモハ70T車のM化という、80分の1丁目ならではのセコセコ記事で締めくくられる予定です♪ちなみにMPギヤとユニバーサルジョイントは富士急モハ70337031(片台車駆動)を作った時の余り!




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E653系1000番台の模型化を考える

2019-04-25 02:21:53 | 東北方面
運転会が終わって絶賛燃え尽き症候群を発症中であります。591系の追い込みの反動・・・。
まだフィニッシュが少し残っていますが、なかなか手に付きません。。

こういう時こそ浮気ダー!

という気にもならず、今年中にもう1本、レイアウトでガンガン走らせて楽しい特急車を作りたいなあ・・・と思ってロックオンしているE653系の「作り方」を少し研究してみることにしました。え、それこそ立派な浮気案件ではないかと??いやいや、それ、見解の相違ちゅうやつですよーww


こちらがターゲット。正確にはE653系1000番台ですね。常磐線から羽越線に転じて「いなほ」として活躍中の車両です。既報のとおり、出張ついでに酒田駅でひと通り模型化に必要な写真は撮影済み。図面も入手しています。なんとなれば水カツに里帰りしているやつを追いかけて細部を観察できなくもなし・・・などなど、製作に当たってのハードルは低い状況です。



ただ、情報が揃っていれば作りやすいかといえばそうでないことは皆さまもご存じのとおり。このクルマをざっと見るに、およそ次のような点がネックとなりそうです。
①複雑な車体断面
②複雑な前頭部
③シンプル過ぎて逆に作りにくい側窓


まず①から。車体裾は台枠部が垂直で、その上部から激しくS字カーブを描いています。平成版モハ62であります。しかしこれはまだいい。ペーパーでもうまくやればこのくらいの曲線は作り出せます。

(この写真は同種のボディを持つE257系(あずさ・かいじ)のもの)


屋根肩部分。これがクセ者です。Rの上に補強とランボードと雨樋を兼ねた“ネコ耳”状の「立ち上がり」部分があります。この写真ではわかりにくいですが、天頂部分の屋根カーブと肩のカーブがどうも連続していないように見え、いわゆる1枚もののヒラキとして車体が設計できるのか疑問が残ります。厳密にいえば肩のRも単一円ではなく、なにやら微妙な3円弧ぐらいの複合カーブになっているように見えます。(まあそこまで再現する気はないですけど・・・)



登場時の紹介記事に断面構造図があったので、これを見ながら検討しているのですがイマイチ決定打がない状況。“ネコ耳”どうしましょう??

(「鉄道ファン」1997年11月号 P.10より)


とりあえず形式図を参考に断面図を起こしました。これをベースにもう少し構造を検討しようと思います。



次に②の前頭部形状です。鋼体部分はある程度3次曲面でも、パテ盛って削って・・・とやっていけば出来るはずですが、3次曲面の運転台窓をどうするか。。



これは意外と簡単に解決できました。某ハンズで入手した直径120mmの「透明半球」。素材はPETで少々お高めですが、安価な塩ビのものよりも平面性が良いです。水平まわりの半径が良さげな部分を切り取って・・・



正確に寸法合わせてはいないけど雰囲気はOK!



最後に③側窓。一見なんてことなさそうですが、試作してみたところ意外と大変でした。



実車を観察すると、ガラス面はシーリング材とともに外板とほぼツライチです。コーナーのRは、外板はそれなり(推定R=65mm位)なのに対し内側のガラスは極めて小さく、真四角のまましらばっくれるか、わずかに角を落とすか迷うところです。

(この写真も同種のボディを持つE257系(あずさ・かいじ)のもの)


試作品としてはこんな構成にしてみました。左が外板で四隅はR=1mmの丸刀で抜いてあります。中央は内貼りで、外板よりも各辺0.5mmずつ小さく切り抜き、四隅は直角のままで周囲を黒塗装しています。右はガラス(エコーのポリカ製)で、四隅は外板に合わせたRをつけ、窓部分をマスキングしてフチを黒塗装。このマスキングの四隅はほんのわずかにカットして小さなRがついているように見せています。



3枚を重ねて組み立てたものがこちら。なかなかいい雰囲気ではあるのですが、いかんせん手間がかかりすぎな上に窓縁に塗った黒塗料(タミヤスプレー)もすぐ剥げそうです。窓縁の塗装をやめて内貼りの黒だけでも見え方は変わらないような気もしますが、接着剤を綺麗につけないと見苦しくなりそうです。セメダインスーパーXクリアの点付けでも見苦しくならないかなど、今少し研究してみたいと思います。



一応、台車なども逐次買い足しているので、できれば年内に1編成仕立ててみたいところですが、どうなりますやら。



ちなみに、塗装もオリジナルの「いなほ塗装」は手間がかかるので、簡便さと“映え”を狙ってハマナス色の1色塗りにしようと思っています。


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