80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

ブルサン入線整備

2015-08-31 00:06:12 | 中央東線方面
こんばんは。

EH200ブルーサンダーのパーツ取付を行いました。パーツの内容は今までの車両と同様、手すり、ワイパー、エアホースなどオーソドックスなものですが、台車に付ける回転検知用ケーブルの数が多いので根気が必要です。ナンバーのメタルインレタは接着力が強いため、誤転写に注意すれば非常に貼りやすいと思いました。番号はあらかじめセットされているなかから「19」を選びました。エアホースのコックに白を入れてあります。



手すりもピンセットで飛ばさないように落ち着いて作業すれば気持ちよくスッ、スッと入ってくれます。しかし2エンド車の1ヶ所だけ穴が貫通していないところがあり、φ0.5ドリルで貫通させる必要がありました。こういうケースは初めてです。



すべてのパーツを取り付けた前面まわり。直線で構成された精悍なフロントマスクは、その特徴を余すことなくシャープに表現されています。



網の中に宿るクーラーのファンも的確に表現されています。



側面ルーバーと屋根上の排気口。いずれもシャープに表現されています。



台車は先述のケーブルとステップがユーザー取付となっています。ケーブルの一部は上級者向けということで、治具を使って軸受先端と台車枠に穴を開けて取り付けるよう指示がありますが、特に問題なく作業することができました。この台車の場合、右側の車軸に取り付けられたものがそれです。



2エンド車の床下に吊られたコンプレッサー。網も含めて適度なディティール表現で、ローアングルからの鑑賞にも十分耐えられます。ブルサンのロゴも実車の躍動感そのままに表現されています。



2車体で1両という美観を損ねないよう、貫通幌は可動式で密着するようになっています。



整備が終わったブルサン全景。カッコ良すぎます!一時はEH500からの改造も考えたのですが、焦らずこの日を待った甲斐がありました。いや、単に仕掛品が多くて着工できなかっただけ、という話もありますが・・・(^^ゞ



車体連結用のドローバーは紛失の心配がないよう2エンド車に取り付けたままとし、発泡スチロールの一部を切り欠いてそのまま収納できるようにしました。




101系の完成も近いので、久しぶりにレイアウトを組み立てて運転を楽しもうかと思っています。


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遠鉄30形電車に会いに行く

2015-08-30 14:03:02 | 実物・資料系(現在)
こんにちは。

遠州鉄道30形電車・・・路面、ナローなどを除くいわゆるフルサイズの鉄道線を高速走行する最後の吊り掛け電車だそうです。このテの車両は既に絶滅したものと思い込んでいたのですが、予備車とはいえ遠鉄に残っていたのですね。
車号モハ25-クハ85の2両編成。夏休み期間中のイベント行事として、毎週土曜日の一部ダイヤで運行されているということで、その最終日となった29日に“おやじ鉄”5人で徒党を組んで乗りに行って参りました。
久々の吊り掛けサウンドシャワーを浴びてココロも満タンです。(^^)


西鹿島駅発10:36の本日初便で新浜松駅に到着したモハ25。あいにくの雨模様でしたが運行最終日とあって多くのファンに取り囲まれます。吊り掛けかつ湘南型マスクという見てよし乗ってよし(&作ってよし?笑)の愛すべき電車。今回のイベント運行では毎土曜の昼に3往復だけ活躍の舞台が用意されました。



遠鉄独特の側面アンドン式方向幕。社紋、車号とともにカメラに収める人を多く見かけました。製造中に30番台の枠が一杯になってしまったので、以後29、28・・・とカウントダウンして25号車になったとのことです。聞きかじりのWiki情報でした!(笑)



モハ25の運転席。でかいマスコンハンドルが素敵です。湘南型は広くて窓も明るくていいですね。



昭和53年日本車両製です。吊り掛けの末っ子。



遠鉄のダイヤはものすごく効率的で新浜松、西鹿島とも3、4分しか折り返し時間がありません。なので乗車を優先するとなかなか奇麗な車両写真が撮れないのですが、3往復の運用が終わって入庫する際に“お立ち台”の時間がありました。といってもわざわざ用意されたのではなく、手狭な構内で転線する際に一時的に全景が撮れたということですが。。



吊り掛けとはいえ足回りは近代的です。ペデスタル軸受ながらインダイレクトマウント式空気ばねを備える日車ND306台車。見た目だけでなく加減速性能も他のカルダン車とそん色ない感じでした。同じスジで遅れなく走らなきゃならないのですから当然と言えば当然かも。
で、申し遅れましたがこの電車、数少ない「電気制動を行う吊り掛け電車」なのです。箱根登山鉄道モハ1形も効きますが、あちらはどちらかというと急勾配の抑速機能がメインで、高速からの常用ブレーキに用いているという意味では貴重な存在です。加速時と減速時の二倍吊り掛けサウンドが楽しめるお得な電車です。
これ以前に退役した車両では“トーションバー台車”という、ねじり棒バネを使った、これも希少価値のある車両があったそうですが、残念ながらそちらには乗れず終いでした。



西鹿島駅で入庫作業中に顔を揃えた面々。右端が30形クハ85、中央が1000形クハ1500(番号不明)、左端が2000形クハ2103です。2000形はJAとぴあ浜松の設立20周年記念ラッピング電車でしたが全身写真は撮り損ねました・・・



車庫に隅には青い古豪ED28が眠っていました。



その隣には30形の最終タイプモハ51-クハ61編成も休んでいました。同じ系列ながら全く違う顔でカルダン駆動。その他にも細部をみると車体裾にRがついていたり、窓隅のRが端部窓以外はなかったり等々・・・、25-85編成とは明らかに違う特徴がたくさん見受けられました。



モハ30形を見送った後は天竜浜名湖鉄道で掛川へ出ました。やって来たのはTH3501。“トロッコ列車色”の文字通り異色の車両とのこと。(すみません詳しくないんで・・・)



天竜二俣駅で途中下車し駅周辺を散策。ナハネ20 347とキハ20 443が静態保存中。ボロボロというわけではないものの状態はあまり良くなく、ナハネ20は足場を組んで屋根を補修中のようす。




駅前の小公園に置かれたC58 389。こちらは再塗装はされているものの窓は割れ放題で煙室ハンドルもなく結構悲惨な状況です。



天浜線の車両基地には国鉄時代の転車台や扇形機関庫が残っています。上のボロボロの車両たちともあわせ、将来はぜひ鉄道保存館として安住の地が整備されることを期待したいですね。



最後にモハ25の動画を1本。いわゆる“前面展望”が撮れなかったので、吊り掛けサウンドとともに変化する運転台のモニターランプと電圧、電流計の動きをご堪能ください。なんとマニア向け♪(笑)

<遠州鉄道モハ25 積志→西ヶ崎間>




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EH200回着!

2015-08-28 13:11:32 | 中央東線方面
こんにちは。

EH200ブルーサンダーが今朝の宅配便で回着しました!早い!!



エッジの効いたフロントマスクに爽やかなブルーのコスチューム、そして重厚なH級2連結車体♪



Blue Thunder=青い稲妻!惚れ惚れします。。



夜にパーツ取付と細部観察をしましょう(^^)



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ブルサン回着目前!

2015-08-27 13:03:11 | 中央東線方面
こんにちは。

ブルサンことEH200ブルーサンダーですが、TOMIXの「HO情報室」は相変わらずファーストショットのまま進んでいないのに、予約していた某模型店から入荷案内が届きました。(^^ゞ アハッ



配送日指定欄が9月2日以降なのでまだしばらくかかるみたいですが、1週間以内には回着の模様!
タキ、コキのインレタ貼りをまじめに終わらせないといけませんな・・・




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DE10のDD16化改造(続・3軸台車の2軸化)

2015-08-26 13:02:00 | 機関車
こんにちは。

夏はもう終わりなんでしょうか?
残暑はどこへやら一気に秋めいてしまい、なんかもっと夏を満喫したかったな~と...

台車まわりの改造の続きです。
ダミーの台車枠を支える横梁を作らなければいけませんが、台車枠が車輪と接触したり、逆にすき間があき過ぎたりしないよう、元々ついているボルスターを活用することにしました。


まずはt0.5真鍮板から切り出した帯板の両端を曲げ、ボルスターの内側に半田づけします。半田ゴテが入りにくいため、三角形になった帯板とボルスターのすき間に半田のカタマリをのせ、帯板にコテを当てて加熱し、重力で流し込むようにしました。



ひっくり返して、ダイキャストブロックが入る幅に中央部を切り取ります。



ボルスター取付ネジ穴はボルスターの厚さより薄くなるように削り、ネジが効くようにしておきます。



4本のネジでダイキャストブロックに台車枠を固定すれば完成。



と、いとも簡単にできたように書いていますが、これがなかなかクセモノで、休憩を挟んで3~4時間格闘していました。
一度組み上げたものの車輪の回転がシブく、どうやらドライブシャフトの軸受(樹脂製)に力がかかって圧迫している風だったので、周囲を削って調整したところ、改善したのはいいのですが、分解している最中にボルスターの片側の半田が外れてやりなおし。。
再度組み立てようにも、珊瑚独特の“たくさんのパーツを1本のネジで締め上げる設計”に難儀し、何度もやり直すハメになったのです。


何とか苦労してまとめた台車がこちら。電車用のDT21の枕バネを取っただけのものですが、砂箱などをコテコテ付けていくとそれらしくなることでしょう。ドライブシャフトが威勢よく飛び出してますが実際はこの半分の長さになる予定。果たして使い物になるのか、早くそちらの検証をしないといけませんね。。



上から見るとこんな感じです。4本のネジの尻が微妙に飛び出してますね。ワッシャをもう1枚挟めば丁度よかったかも知れませんが、また分解するのはこりごりなので・・・。あ、でも1本ずつ順番に外してけばいいのかな?



そんなこんなで台車の方はだいたいメドがついたのですが、車体はというと・・・


1箇所輪切りにしたところでめげました(笑)
まだラジエーターの後ろ、キャブ前、キャブ後ろの3箇所、合計6回の鋸引きが残っています。
「DE10にしない苦労」は途方もない苦労でした。。




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