80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

上信500形の製作(5)

2019-09-30 07:50:56 | 私鉄電車
上信電鉄500形の下回りを作っていきます。
台車はエンドウのFS072/372を使っていますが、プラ車体の厚みがあるため、このまま取り付けるとボルスタアンカが内寄りになってしまい、小半径のカーブ通過が苦しくなります。



そこで、ボルスタアンカの部分だけ車体を0.5mmほど削り、台車との離隔が少しでも大きくなるようにしました。



高さ合わせのためt0.5mmプラ板を敷き、その上にボルスタアンカを接着します。一応ネジでも取り付けられるようになっていましたが、金属床と違ってネジを締め込むと床板にめり込んで傾くため、台座のプラ板ともども瞬着で接着しました。力が加わりやすい部分なので、さらに上からセメダインスーパーXクリアを“重ね塗り”して補強してあります。



台車にタミヤのマットブラックを吹きます。



台車を取り付けて回転をチェック。あまり劇的な変化はみられませんが、「削らないよりはマシ」程度の効果はあったようです。



Mc車(手前)の駆動系も組み立てます。撮影のあと試運転を行い、問題なく走ることを確認しました。



車体塗装の前段階までこぎつけました。ベースは赤一色ですが、“マンナンライフ”などのロゴやキャッチコピーや6色の色違いドアなど、手間のかかる工程はまだまだ残ってますねー。。




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お座敷運転会

2019-09-29 00:09:49 | 運転会
恒例のお座敷まったり運転会に参加して参りました。



いろいろ持ち込んではみたのですが、今日は特に畳との相性が悪く丙線以下級だったので調整に苦慮しました。
左がKATOの165系とTOMIXのサハ153-200番台混成の急行「伊那」、右がED76牽引の夜行鈍行「ながさき」です。



583系寝台特急「彗星」も久々に運行。現在8連なので、モハネ1ユニットとサハネ2両を追加してフル編成にしたい~!!



TOMIXの新潟ローカル70系も前回に引き続き持ち込んだのですが、自家製サハ85周辺で脱線が頻発して早々にリタイヤ。なだかんだで一番快走していたのが、同じく自家製でも全編成同一メーカー(笑)の東急5200系でした。後方はT部長の東武群。



ということで今回もまったり楽しく過ごさせていただきました。会場予約等でご尽力いただいたT部長はじめ、ご参加の皆さま、どうもありがとうございました。


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上信500形の製作(4)

2019-09-24 06:15:23 | 私鉄電車
昨日はコンディションが良ければ塗装をしようと思っていたのですが、雨は降っていないものの台風の影響で風が強く断念。。
なんとか継ぎ目処理のサーフェーサーだけは吹きました。車体色が赤のためピンクサフの出番です。



西武伝統の前面のステンレス帯は窓サッシなどと一緒に美しいステンレスエッチングのパーツが同梱されています。上信入線時のオリジナル塗装でこそ、そのまま活かされていたものの、ラッピング時に"封印"されてしまいましたので、このまま使うのはもったいない気もするが・・・



試しに巻いてみるとビミョーに隙間が空きます。ステンレス地肌のままならごまかせそうですが塗り込めだと目立ちそう・・・。材質の関係でとても腰が強く微修正もままならないので、シール紙など別の材料に置き換えましょうかねぇ。。



あと前面まわりでは、カプラー胴受けの位置が内側過ぎる気がしたので・・・(床板が短くて前後に隙間が空くのも不思議な仕様だ)



実車を参考にしつつ・・・(見にくいですが、そこまで引っ込んではいないもよう)



床板の先端にプラ小片で"台"を接着し、前面に当たる位置まで前進させて接着しました。



さらに、この車はスカートを装着しないので、代わりに保護板?を端材から切り出して車体側に接着しました。



続いて屋根上のディティールを取り付けていきます。上信に来てからはクーラー以外はすべてグレー一色に塗り込められているようなので、パンタ台、ランボード、ベンチレーターなどキットのパーツをすべて先に接着してしまいます。ベンチレーターは結局キットの方がエンドウのより形態的に近いのでそちらを使うことにしました。



既にエンドウのベンチレーターに換装していたM'c車もオリジナルに戻します。



配管止めもキットのパーツを使いましたが、大ぶりなのは否めないので、せめて幅だけもと思い2/3ぐらいにスライスしてみました。



φ0.3と0.5の真鍮線で指定通り配管を表現。疲れたけど「やったぜ!」的な達成感♪




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上信500形の製作(3)

2019-09-20 12:15:27 | 私鉄電車
続いて屋根まわりを作っていきます。ベンチレーターやクーラーも成型されているのでストレートに組むことができます。が!


割とディティールが良いクーラーに目を奪われていて気付かなかったのですが、ベンチレーターがこのとおりのっぺらぼうでした!!(泣)
多少のモールドの甘さは目をつむりますが無いのは困る。波板を重ね貼りする深さもないため、ここは「模型は上から見るもの」の教えに従って手持ちのエンドウ製(右端)に置き換えることにしました。



取り付けボスの位置が違うので屋根の穴を開け直します。もっとも元から開いている穴は各車共通の2か所だけで、あとは作る車種に応じて屋根裏のモールドを頼りに開けることになっているので、“やり直し感”はあまりありません。ちなみに、練習を兼ねてパンタがなく、取付パーツの少ないM'c車から先に作業しています。



クーラーは出来は割といいのですが、本ブログでも何度か話題に出したように、このAU75系クーラーというのは取付位置がクセモノなのです。クーラー本体が取付足の関係で前後非対称であるほか、搭載位置も車体中央とは限らないケースが多いのです。無意識のうちに防御反応というか頭の中のチェックプログラムが起動してしまいます。笑



結論から言うと、この説明書の図は結構いいかげんです。Mc+M'c編成の場合、クーラーが車体中心より前位寄りに位置するのはOKですが、クーラー本体の向きが逆(取付足が後位寄り)でした。またTcも共通のように書かれていますが、Tcのクーラーは車体中心より後位寄りに付くのが正解じゃないでしょうか??クーラー本体の向きは合っている(取付足が前位寄り)ようです。
このあたり、西武ふぇちではないため断言はできませんが、少なくとも今回作ろうとしている固体と違う部分は実車に合わせておきたいと思います。



ということで、今回はクーラーの向きだけ変えて事なきを得ました。どう?合ってますかね??(まだ不安・・・)




※検証にあたっては「かけやま写真館」様の編成側面写真を参考にさせていただきました。ありがとうございます。


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上信500形の製作(2)

2019-09-19 10:23:04 | 私鉄電車
床下機器を取り付けました。モーターと干渉する部分を少しカットしましたが、その他は一切加工することなく接着してオシマイ。
ウェイトは小型車用の「MPウェイトE」を使っています。さらに動力台車側の室内に30gの板ウェイトを載せる予定。
いいですねーこの主抵抗器の凝縮感!ワクワク♪



前回のMc車では、通常のMPボルスターのセンターピンに合わせるべく、床板から作り直してしまいましたが、非動力のM'c車は試しにキット付属パーツを使って組んでみました。
結果は特に問題なく取り付けることはできましたが、厚い床板に合わせるようにL=5mmもあるスリーブを使っているため首振りが少しぎこちないようです。
手持ちの関係でM'cのみ黒染め車輪w。



プラキット組みは手早く形になるのがいいですね。



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