80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

キハ51の製作(7)

2018-11-25 20:59:50 | 大糸線方面
3連休最終日、明け方は冷え込みましたが昼間は暖かな日差しが降り注ぎました。
ちょっと実家に顔を出したところ、屋根の上からなにやら出てますよ。手、足・・・、耳??ww
見えないけど、くた~ってなってるのが分かります。ご近所さんが飼ってるアイツだな。。




というわけで好天のもとで朱色5号をさくっと吹いて車体の補修は完了。ゆず肌厚塗りは完全に解消できていないので接写禁止!




この勢いでバス窓のHゴム描きに突入すればいいものを、とりあえず後回しにして(汗)カプラーまわりの工作に逃げます。KATOのキハ58用伸縮カプラーを床板にベタ付けするため、まずは両サイドのホルダー部分をカット。まずはあらあらニッパーで切り取り、元の取付用穴の痕跡が見えなくなる位置まで削ると丁度よい高さになります(手前が加工後)。




車端部にはブレーキシリンダがあるので、もったいないけどこれを剥がし取ります。




伸縮機構にかからない位置に穴を開けてM1.4ビスで固定します。M2だとかなりシビアになりますがM1.4だと多少穴の位置がずれても首振りに支障が出ません。




連結相手の天プラ・キハ55のケーディーカプラーとも連結可能!




ということでめでたしめでたし。ふぁ~また寝るにゃZzzz




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キハ51の製作(6)

2018-11-25 00:59:53 | 大糸線方面
花月園運転会から1週間が経ってしまいました。今回もあまり写真を撮っていなかったのと今さら感もあるので通常運転に戻らせていただき、ちょっと前に予告した大糸線の気動車の修復仕上げの話を続けていこうと思います。まずはキハ51から。




古めの缶スプレーをボテ塗りしてしまったことによるゆず肌、というか気泡の塊を除去します。完全に乾燥したアクリル塗料は硬く、最初#400の耐水ペーパーで研ぎ始めたもののまったく歯が立たず#320でもだめ。一気に#180で地肌が出るまで削り取るようにして研磨しました。




特に酷かった後部付近の塗膜を削り取ったところ。ドアのプレス溝やドアの周囲にもポツポツと穴が開いたような跡が残っていますが、ここは完全に除去することはできませんでした。




サフを吹いて乾燥させたところで日没。再塗装は明日に持ち越すことにしてベンチレーターを仮取付しました。エコーの押込み型です。車体中央にはベンチレーター付きの排気管を取り付けてあります。




これはエコーの半ガラベンの両サイドをカットしたものにφ1.5mm真鍮パイプを刺して作りました。




実車の俯瞰写真がなく構造がよくわからないので、天賞堂のキハ17の写真を見て似せて作りました。まあそれらしい感じにはなったかなと。




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姫川渓谷にタイフォンこだまして・・・

2018-11-03 21:53:47 | 大糸線方面
また出張帰りのごまかし記事ですか?w

って突っ込みが入りそうなタイトルですが模型の話です。

ここ1週間工場が稼働していません。運転会向けの宿題が完成を目前にして手つかず状態。ヤバイヤバイ。仕事が忙しくなったってのもありますが・・・
なんか飽きちゃった。。(爆)
おっと、ここは皆さん各自で“ピー音”入れてください!




なんか変なショーケースに入ってるな、って思いました?実はこれ、たばこの販売用ショーケースなんですね。長年たばこ屋をやってた伯母が去年の1月に亡くなって、ほとんどのものは処分したのですが、これに模型を入れて飾れとおやじが何度も勧めてくるので引き取ったもの。なかなか洒落てていいことはいいのですが所詮はたばこ販売用。表から見たものを裏で出し入れする構造じゃないですか。模型の場合は表から眺めて表から出し入れできないと使いづらい。。壁ぎわに寄せることもできず、今のところ仕掛品のストックヤードとして使わせていただいております。




で、飽きちゃった代わりに何に手を出したかというと仕掛品のこちら、大糸線非電化区間3連セットです。これがタイトルの「姫川渓谷に・・・」の正体であります。惜しまれつつ引退したキハ52のさらに前の時代を走ったクルマ達ですね。




一世を風靡した「Railguy」1979年6月号は大糸線特集。華やかな電車区間に対して、南小谷以北の非電化区間は何かうらぶれた感じがして、当時は全然興味が湧きませんでした。しかし・・・




こんな写真・・・キハ55、キハ51、キハユニ26といった性能も用途も違うバラバラな車両たちをくっつけたローカル列車が琴線に触れる歳になって、ヨシつくるべ!となった次第。




3両のうちキハ55だけは完成品で天賞堂の通称“天プラ”です。数あるラインナップの中から「急行色シールドビーム」をチョイスしています。1モーターの割に車重がやたら重くて動きが鈍いという、まるでキハ40系を地でいくような車両ですが、ディティールや塗装は文句のつけようがありません。他の2両の道連れになって仕掛品扱いとなった不幸なやつです。




そしてこちらはキハユニ26。ペーパースクラッチで、まあ並みの出来かなと思うのですが塗装がイケナイ。下半色に吹いたGM「朱色4号」が悲しいほどに明るすぎて、これじゃぁオレンジバーミリオンじゃん、て状態になって一気にテンション下げ下げ。。




お顔の方もHゴムのRが小さすぎて、ちょっと薄い感じになってしまったのもマイナスかなー。まあここを作りなおすと大変になるので、とりあえずは再塗装で見栄えを回復したいところ。




そして塗装に失敗したのがもう1両。キハ51のタラコ1色塗りなんですが・・・




致命的なゆず肌。。。古い缶スプレーをケチって使ったバチであります。たぶん、地肌が透けるくらいまでペーパーがーっとかけちゃえば問題なく修復できると思うんですが、なんとなく億劫で先延ばしになっていました。




再塗装用の塗料は色調が良いと評判のFARBE(ファルベ)を購入。スプレーが出たのでエアブラシ面倒くさがり屋の私でも手が出しやすくなりました。主にNゲージャー向けなので、90mlというサイズも16番車両を1~2両塗るには手頃。使いきれないと、またゆず肌被害が出ますからねー。




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クモハ40077を本物に近付ける(ドア交換その2)

2017-12-08 01:41:46 | 大糸線方面
棚の上の仕掛品と目が合ってしまったので、少しお相手をすることにしました。KATOのクモハ40(初期ロット)を青22号に塗って大糸線のクモハ40077タイプとしていたものを、ドア交換によってより実車に近づけようという工事で、以前のエントリーはこちらです。

(第1回)「クモハ40077を本物に近付ける」
(第2回)「クモハ40077を本物に近付ける(ドア交換その1)」


初回はなんと2年前のクリスマス!今年のクリスマスまでには仕上げたいものよのぉ。。




KATOの改造専用パーツとしてはボナさんから各タイプのドアが出ていますが、今回はすでにKSのプレスドアを確保してあったので、それをドアの大きさにカットしてはめ込むことにします。




仮にはめてみたところ。ここへたどり着くまでにけっこう大きさを合わせるのが大変でした。各ドアごとにどうしても一品生産的にならざるを得ません。




車体に厚みがあるので、スペーサーを入れて、取り付け深さが均一になるようにしないといけませんね。。




分解したついでに足周りも一新できないか調べてみました。パワトラ式で台車内にモーターがすっぽり収まっているのはいいのですが、走りがギクシャクするのと非力なのが難点なのです。床下にはまるでココにモーターを入れろと言わんばかりの膨らみが・・・!?




しかし、床板を持ち上げて中をのぞいてみましたが期待に反して特に穴があるわけではなかったので、改造はあきらめ、ギヤをグリスアップするにとどめました。さらに30gのウェイトを1枚載せて補重したので、だいぶ安定して走るようになりました。





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KATOの旧国が入線

2017-02-03 01:34:50 | 大糸線方面
こんばんは。
今日というかすでに昨日ですが、予約していたブツが届きました。KATOのクモハ41+クハ55のセットです。年末に出張したときに宇部新川で105系やクモハ123を駅撮りして気分が高揚し、帰るや否やヨシャ警戒色を巻いて宇部・小野田線だ!と勢いでポチったわけです。




初期ロットからの変更点でいちばん大きいのは足回りでしょう。走りの渋かったパワトラから、両軸モーターによるノーマルな全軸駆動に変更されました。台車の中はギヤボックスでほぼ一杯ですが、密閉型のはずが、ちょいちょいギヤのお尻がはみ出しています。ホイールベースが長いからギヤが大きくなっちゃうのかな?




そして今回は、形式番号と所属表記以外のレタリングがすべて印刷済みとなりました。車体のモールドはシャープでリベット表現もすっきりしていますが、窓のアクリルパーツはやや“牛乳瓶の底”っぽい感じで厚みが強調され、初期のプラ製品のようなレトロ感が漂っています。




机に置いて愛でていると「そこは警戒色じゃなくてスカイブルーでしょ!」と誰かのささやく声が・・・。天の声には逆らえませんなぁ。97%くらいの確率で大糸線のクモハ60+クハ55に化けると思います。




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