80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

東急5200系の製作(2)車体の補強と折り曲げ

2018-01-31 19:47:02 | 私鉄電車
デハ5200の試作を続けます。

ドアと内貼りを貼り込みます。ドアは側板と同じ#300スノーマット、内貼りは少し厚手の#400スノーマット(t0.5くらい)です。コルゲートを潰さないように力を加減して貼るのでイマイチ圧着した感じがしないのが何とも。。




屋根を曲げます。あらかじめ曲げぐせはつけてあるので、あまり力を加えなくても曲がるのですが、なんと、屋根肩の小Rから天井の大Rに移る部分で角折れしてしまいました。




窓から上には5本のスジを押し出していますが、そのうちの一番端のスジが“谷折りの溝”の役目を果たしてしまっているようです。さーてどうするかな~。。実車ではこの隣り(屋根中央寄り)に雨樋が走っているので、その真下にもう1本スジをつけて角折れを緩和する(イメージ的には折れる場所を“散らす”)のが手っ取り早いかなと思っています。




くの字型の側面はうまい具合に表現できたのではないかと。




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キハ183系保存プロジェクト成立!・・・夢は次の終着駅へ

2018-01-29 19:55:09 | 北海道方面
本ブログで2回ほどご紹介したクラウドファンディングによるキハ183系保存プロジェクトは、本日午前10時をもって目標金額610万円を達成し、無事プロジェクトが成立したとのことです。おめでとうございます!関係者の熱い想いが結実しましたね。本ブログを通じてご支援いただいた方に厚く御礼申し上げます。




そしてプロジェクトはセカンドゴール(2両目の保存)へ向けて走り出しています。次の目標は1,100万円。夢の終着駅へ向け、さらに支援の輪が広がることを期待しています。

キハ183系保存へ向けたクラウドファンディングの概要(詳しくはリンク先をご参照ください)
【実行者】
 矢野友宏(北海道鉄道観光資源研究会
【実施日】
 2018年1月1日~3月30日(88日間)
【目標金額】
 610万円(1/29成立)→第2目標金額1,100万円
【実施内容】
 2019年春OPEN予定「道の駅あびら(仮称)」に、蒸気機関車D51 320号機とスラントノーズ型のキハ183を並べて保存する。その際、塗色をかつての国鉄特急色に変更する。第2目標金額(1,100万円)を達成した場合、安平町鉄道資料館(旧追分機関区)にさらにもう1両保存する。


◆「クラウドファンディング」とは何かについてお知りになりたい方はこちらのページをご参照ください。




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東急5200系の製作(1)コルゲートの試作

2018-01-28 20:54:03 | 私鉄電車
工法がだいたいまとまったので、まずは1両作ってみたいと思います。その前に時代設定ですが、コルゲート表現の手間を少しでも省くため、小窓の平板なドアに交換され(旧)田園都市線に転じた後の姿にします。ただしヘッドライトはシールドビーム2灯化前としたいので、だいたい1975~76年頃の設定になるでしょうか。『私鉄沿線』とか『池上線』が街に流れていた、あの時代です。

編成は大井町方から順に次のとおり。
デハ5201-デハ5211(M)-サハ5251-デハ5202

スタイル的に登場時の3連(Mc-T-Mc)や上田交通時代の2連(Mc-Tc)にはならず、可能性としては青ガエルを1両組み込んだ5連(そんな編成あったんだ!って感じです)くらいしかないので中間のデハ5211を動力車にすることにしました。


屋根と側板の「くの字」の曲げぐせをつけた後、窓抜きをします。ここまでは普通の電車と一緒。紙は薄手のスノーマット#300(およそ0.35mm厚)です。




窓はいわゆるユニットサッシなのでシール紙で外枠を表現します。窓よりひとまわり大きいシールを貼り、窓の辺をガイドにして裏側から切り抜く方法です。レッドベアのロゴシールを作った時の廃物利用。




裏側からシール紙を切り抜いているところ。最初にシールを貼ってから窓抜きすればひと手間で済みますが、彫刻刀の切れ味が落ちているとシールが“よれ”てしまったりするのでこうしています。




コルゲートは鉄筆を使った押し出し法で表現します。E127系の屋根やキハ120で使ったのと同じ技法。シャープな線が出るようにエバーグリーンの波板を下に敷き、その溝に沿って鉄筆を強く押しながら引くといい感じの盛り上がりになります。定規は厚過ぎて針先の角度のコントロールがブレやすいのでt0.8の真鍮板を使っています。




腰板のコルゲートも同じ方法ですが、本数が多いうえ曲がるとカッコ悪いため、シールに印刷した“ゲージ”を要所に貼り、波板の溝と合うように調整しながら押し出しました。コルゲートの幅は写真判定では100mmなので、1.25mmピッチの波板があれば1回の固定で楽に複数の線が押し出せるのですが、製品としては1.3mmしかなかったいため手持ちの0.75mmピッチのものをずらしながら使いました。わずか0.05mmの差とはいえ9本分が積み重なるとそれなりの誤差になり、腰板の幅で収まらなくなってしまうのです。




なんとかこんな感じで出来ました。この作業、息止を止め力を込めて作業するので精神的、体力的にけっこう来るんですよ。なので今日は片側をやっておしまい。




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東京メトロ丸ノ内線をロケハン

2018-01-27 23:30:33 | 実物・資料系(現在)
来る2018年度より丸ノ内線02系の置き換えが始まるようです。02系自体は正直あまり食指の動く撮影対象ではないのですが、赤い電車300・400・500形から02系への移行期に東京を離れていてほとんど記録できなかった反省もあり、今回は少し頑張ってみようかなと思っています。丸ノ内線沿線で生まれ育った人間としては、いくらアルミの規格型電車とはいえ、簡単にはいサヨウナラとはいきますまい...

ということで、本格的な撮影は暖かくなってから開始することにして、今日は簡単なロケハンをしてきました。

丸ノ内線の“明かり区間”は3つあります。茗荷谷~本郷三丁目間、御茶ノ水~淡路町間(神田川橋梁)、四ツ谷駅です。御茶ノ水は前に撮ったことがあるので、今回はその他の2か所周辺を歩いてみました。

四ツ谷駅です。一番線路に近いのは迎賓館前の外堀通りですが、保線用基地があったりしてちょっと雑然とした感じになってしまいますね。後方の上智大学やその前の緑は背景として申し分ないので、少し工夫すればいいショットが望めるかも知れません。




反対側はどうでしょうか。迎賓館東門からニューオータニ方向へ少し入った場所から遠望してみます。手前は四谷濠(真田濠)と呼ばれる江戸城外堀の跡で上智大学のグラウンドになっています。広々としていてこれはいいポイント・・・と思いきや、電車に乗っていると気づかないのですが、線路脇にこんもりと木の茂みがあって編成が隠れてしまいます。まあここも構図次第ということでしょうか。




次は一足飛びに後楽園へ向かいます。というか実際は神保町へ寄ってカレーを食してから都営三田線に乗って春日駅で降りています。『メトロ・都営1日乗車券』便利ですね。そびえ立つ建物は『文京シビックセンター』。文京区役所やホールなどが入っています。25階に展望ラウンジがあるというので俯瞰写真目当てで上ってみたわけですが・・・




確かに景色は抜群によい。スカイツリーが近いです!




西に目を転ずれば新宿の高層ビル群と富士山。絶景かな絶景かな♪♪




で、丸ノ内線はというと・・・。確かに良く見えます。屋根が...



25階はちょっと高すぎましたね。次行きます。

丸ノ内線随一の長~い明かり区間といえば後楽園~茗荷谷間。残念ながら線路に並行した道路というものがほとんどなく、何本かある橋の上からの撮影になります。で、どこもけっこう高めの金網フェンスが張られているんですね。第三軌条方式で感電の危険が高いためか、はたまた東京メトロ流のハイスペックなセキュリティ基準なのかわかりませんが、とにかくガードが堅いです。しかも網の目が細かいので“金網にレンズ突っ込んで”というのもできません。やれやれ。。

これは、いちばん後楽園寄りの『金剛寺坂』と書かれた坂を上ったところにある橋(名前わからず)から池袋方面行き(B線)列車を撮ったもの。後方のトンネルは高台の下を繰り抜いたのではなく、「いったん地面を切り通しのように切り開いてトンネルを造った」と、興味深い写真とともに『メトロアーカイブ』で解説されています。いまはこの一帯で石積み擁壁の耐震補修工事が行われていますが、終わればもう少しすっきりとした写真が撮れそうです。




こちらは1本置いてさらに北側の『今井坂』という道筋に架かる橋からA線列車を狙ったところ。後方に小石川の車両基地が見えます。左右が切り通しでここも構図的に厳しいですが研究の余地ありといったところです。




ここから茗荷谷駅までは線路沿いの道を歩くことになりますが、すべて「地下鉄が上」となり撮影ポイントはほとんどなし。茗荷谷駅の手前で一気に坂を登りこの橋に出ます。後方は小石川車両基地。望遠を甘めにしているので右上に金網の影が少し出てしまいました。編成全体が入る好適地ですが、後方のビル群を入れようとするとさらに金網の影響を受けるかも知れません。




最後は後楽園駅に戻って駅撮り。A線(荻窪方面)ホーム先端には先客が陣取っていたのでB線(池袋方面)ホームの先端から狙ってみます。望遠にしても結構手前のものが写り込むので難しいですね。A線列車。潔くカーブは諦めて手前のストレートまで引っ張った方がいいかな~。。




B線列車の後追い。こちらはまあまあ見られますね。




ということで研究の余地はまだまだありそうです。暖かくなるまでにイメージトレーニングを重ねることにしましょう。




ちなみにこのあとは再び三田線に乗り、“本蓮沼の16番の聖地”で仕込みをしてきました。



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金曜日

2018-01-26 16:11:57 | 私鉄電車
プレミアムフライデーなう。
もはや死後だオワコンだと叩かれまくっている「プレ金」を人生初めて謳歌しております。(笑)



本来は消費拡大だから外出て買い物して飲み歩かなきゃ意味ないらしいけど...


MPギヤに床下機器にモーターetc...
ま、これだけ買えばOLさんの消費の4分の1くらいにはなってるでしょ。まだパンタとかも買うし♪




皆さんも週末楽しくお過ごしくださいねー。



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