80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

キハ07(甲府ローカル)も進めてみる

2024-07-23 10:44:06 | 中央東線方面
EF13の入線によっていろいろな関連製品wが動き始めました。EF13というカマは、どうも自分が想定していた時期より5年ぐらい活躍期間が前倒しだったようなのでスハ32系客車を増備すべく準備中です。

そして、甲府以遠非電化時代の「甲府ローカル」(甲府~韮崎)で活躍したキハ07も再びいじり始めました。



ちなみに以前の記事はこちらです。なお2番目の記事は仕掛り品を前にしてあまりにハッタリが過ぎるのでキハ07のところだけ読んでください。あぁ顔から火出る~🔥
どんどん開封・着工
2023年を振り返る(後編)


車体は上の写真のような状態で、オデコに盛ったウッドパテがなかなか定着しないのでタミヤパテでやり直しているところです。で、今回は下回りをメインに組み立てを進めています。床板はt1.2プラ板とし、IMONの専用床下機器(フクシマ継承品?)のうちラジエーター側の半分を仮組みしたところです。



エンジン側はコの字型に曲げた真鍮板の外側にレリーフ状のエンジンや補機類を接着するようになっていて、要はこの“ケース”の中にモーターを納めろという設計のようです。



“ケース”の内幅は約15.5mmで、予定していたFK-130SHモーターがすっぽり「縦に」入りました。ううむ・・・床板をくり抜けばこれでいけるっちゃーいけるけど、モーター軸をカットしたとしても台車に近すぎて動力伝達に不安が残ります。。



試しに、たまたま別用途で買ってあったIMONの1527Dモーターを入れてみるとあら不思議!!タテヨコ寸分違わずぴったり収まりました。



まるで測ったようです。いや、測ってこうしたのでしょう(笑)。ユニバーサルジョイントはさすがに無理そうですがシリコンチューブならいけそう。



使わない片側の軸は切らずに、まるでラジエーターファンのドライブシャフトのように突き刺しておくのも一興でしょう♪ このため配線端子が台車側を向くようにモーターをセットします。



台車はすでに組み立てとチューニングが終わっているので、あとはこんな感じで組み付けていきます。


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トラムウェイEF13入線

2024-07-21 12:19:52 | 中央東線方面
トラムウェイのEF13が発売されたのでさっそく1両購入しました。EF13、ED61、EF64 0、EF64 1000、EH200と、1950年代から現在までの中央東線の客貨列車を再現するための主要なカマがやっと揃ったことになります。感無量。。



サンプル展示でかなりいいセンいってるのは確認していましたが、プロポーション、ディティールともプラ量産品として期待通りの良好な仕上がりになっています。走行も静かで安定しています。形態的にはエアフィルターの幅が狭く(1,000mm)車体高さが低い(1,960mm)タイプ、RM LIBRARY「国鉄EF13形」(下)の形態区分表でいうところの「⑤」に相当するようです。同形態は全31両中12両と多数派なので妥当な選択かと思います。塗色はぶどう色2号とされていますがやや暗めです。



デッキ周りのようす。古豪貨物機らしく力強い端梁ブロックや、短いデッキに沿うように優雅な曲線で構成された手すりもシャープに表現されていて好感がもてます。



特筆すべきはパンタです。同時に発売されたEF58と共通と思われるPS14は金属製で、過去の残念なプラ製パンタとは比べ物にならないほどのしっかりしたつくりになっています。別売ディティールアップパーツとしてIMON製PS14が記載されていますが、今回ばかりは換装の必要性を感じませんでした。



そして、完成品発売に合わせて触れざるを得ないのが平成・令和のサグラダファミリアとも言うべき我がペーパー製EF13(下回りはKATOEF58)であります。こちらはエアフィルターがやや幅広(1,200mm)で車体高さが高い(2,060mm)タイプ「②」で作っていて、管理人の思いが通じたのか(笑)辛くも形態被りが避けられたので、完成品は1960年代後半から1070年まで、自家製はぶどう色1号に塗って1950~60年代前半メインの列車を牽かせることにして工事再開といきますか~♪


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ホリデー快速あきがわ(ライト関係の配線)

2024-06-02 08:46:40 | 中央東線方面
引き通し回路用の銅箔テープ貼りが4両とも終わりました。一番上と一番下のクハ用が左右で長さが違うのは、連結運転を想定せず運転台側へ引き通さず各台車までの配線となっているためです。



床下機器もすべて取り付けてマットブラックで塗装済み。MPギヤ方式の動力はモハ201に一応組み込めましたが、床下機器はかなりのパーツの取付けを諦めたりカットしたりしました。鑑賞重視のプラモデルと走行重視の鉄道模型との違いを改めて感じた次第。



前回書いたように大きなハコモノは表側のパーツだけ使えばなんとかいけたのですが、電動送風機は泣く泣くインテークのガラリだけ切り取って・・・



こんな感じ。。ハハ・・



モーター横の断流器はアークシュートだけ辛うじて皮一枚状態で残りました。。ハハ・・



車体側への給電は、当初、通電カプラー取付ネジのお尻に接点を当てることを考えていたのですが、面倒なのでワッシャーをラグ板に交換して直接結線することにしました。市販のプラ完成車と比べると床板、特に内装用床板の嵌め合いがかなりきついため分解に手こずることが分かったためです。写真はビニールコードの半田付け前。



一体成型ボディの構造を活かして「天井裏」にライト類の配線を仕込みます。ここでも銅箔テープを使用。左下が給電用コードの引出し部分で、ブリッジダイオードを経て室内灯のLEDへ向かうようにしてあります。



LEDは例によってテープ物を1灯ずつ切り離したもので3灯を配置。中央はゲートカット後の穴を利用し、他の2か所はφ6mmの穴を開けてLEDを落とし込んであります。この後、拡散・減光用に半透明の梱包用クッション材を被せる予定。



クハは運転室の天井裏にライト収納スペースがあるので、クリアパーツを入れたら反射用のアルミテープを貼っておきます。今回、運行番号は手抜きで非点灯とするので、この部分にヘッド/テール兼用の抵抗を仕込んであります。銅箔テープが4条見えますが、両サイドがヘッド/テール用でレールと直結されるもの、中央の2本がブリッジダイオード経由の室内灯/方向幕灯用です。



すべて組み込んだ状態。光が少しでも拡散するように“イロプラ”のクリア(ほぼ半透明)の小片を挟んでLEDを配置しています。配線は案の定グダグダになりました。。ちなみにヘッドライト用はテープLEDの分解品ですが、屋根サイドで高さが不足する方向幕用には1006サイズの配線済みLEDを利用しました。プラ板に貼ってあるのですが、裏側の半田付けの状態が1個ずつ違うので発光面を正面に向けるのに苦労しました。



テールライトの導光材はクリアパーツのコーナー部分を利用。前回のスイスの電車で本格導入してみましたが手軽で光量も問題なく、当工場の廃材活用選手権で現在暫定1位となっております。笑



ヘッドライト、方向幕よし!(あ、サイン幕も手抜きで非点灯です・・・)



テールライトよし!ちょっとあちこち光漏れが気になりますね。。対策しましょう。。




ということで、もう1、2回で完成に持ち込めそうです。というか持ち込まないとヤバイ。。

コレが来てしまいましたから♪




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169系「快速みすず」を仕立てる(5)

2024-04-19 01:11:25 | 中央東線方面
少しずつ塗装を始めました。屋根はタミヤのTS-67佐世保海軍工廠グレイ、ベンチレーターはAS-7ニュートラルグレイです。



ボディはサーフェーサーを軽く吹いて元の湘南色を消した後、下地色としてクレオスのNo.97灰色9号を吹きましたが、まだ足りないようなので(グレーの下にグレーが見える笑)もう1、2回吹き重ねようと思います。



クハ169はジャンパ栓収めが付くのを忘れていたので、外側のKE64のつもりでエンドウの#5809(車体側2連)と、内側のKE70のつもりでエコーのNo.2646(車体用B)を接着剤で取り付けました。ロストで出来はいいのですが、いかんせんオーバースケール気味で横にはみ出しています。。床下の栓受も元のモールドをカットしエンドウの#5822(床下側3連B)を取り付けてあります。



アドバンスブルーとリフレッシュグリーンは、こちらのポストで公開されている配合を参考に・・・というかモロそのまま拝借して配合しましたが、後者は気を許した隙にホワイトを入れ過ぎてしまいました。。ベースとなるターコイズグリーンはひと瓶丸ごと使ってしまっているので濃い方へ戻せないという・・・。塗ってみないと分かりませんが許容範囲かなぁという気はしています。



他には、懸案となっているフロントガラスのデフロスター除去にもチャレンジしてみました。



カッターで浮き出ているモールドを削り、#800→#1000→#1500の耐水ペーパーで磨いてから、最後にタミヤのコンパウンド(仕上げ目)で整えています。



結果は微妙。。一応向こう側が透けて見える程度には仕上がったのですが、周囲に磨ききれない部分が残ったのと、平面性があまりよろしくないのが余計に助長されたような感じになってしまいました。



しかも片側のガラスはうっかりカッターの刃で深めのキズをつけてしまっているので、そのリカバーも兼ねてもう少し研磨を続けてみようと思います。あと、手持ちの関係で耐水ペーパーが#1500までしか使えていないので、#2000を入手して、より細かな下地作りをする必要もありそうです。


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169系「快速みすず」を仕立てる(4)

2024-04-12 06:29:33 | 中央東線方面
パンタのPS23化に伴い避雷器と配管がパンタ前位へ移動しているので、元のモールドはすべて削除したうえで新たにエンドウの避雷器を取り付け、φ0.3真鍮線で配管を表現しました。パンタもIMON製あたりに交換したいところですが、TOMIX製のストックが1基あるので、当面はそれを使うべく取付穴を存置しています。この穴にそのままTOMIXパンタの取付ツメが入ります。



スノープラウは頂き物のモアの真鍮製パーツ(電車用No.2111[カツミ規格])があったので、ちょっと線が細めな感じですが採用。右がクモハ用のパワトラ式DT32、左がクハ用のTR69ですが、それぞれの構造に合わせて元のステーを適宜カットし、プラ板でサポートすることでうまくセットできました。ただしパワトラの方は筐体にヘタにタップを立てられないのでゴム系接着剤でベタづけです。



下回りをマットブラックで塗装。トイレタンクはTOMIX製で、これも内側を削るなどの若干の加工でカプラー脇のスリットに差し込むことができます。“カトミックス”の親和性は想像以上です。笑



塗装してからクモハのジャンパ栓を交換していないことに気付き、元の2連のモールドを削ってエンドウの3連を取り付けました。カプラーポケットが張り出しているため床板側はあまり削ることができず、硬いロストパーツを縦に横にカットするのにひと苦労。。



シートはリクライニングに改造されているため、とりあえず元のボックスシートを抜き取った状態の床上パーツをはめておきます。シートは定番?のTOMIX485系普通車用を確保してありますが、構造上シートバックの背丈が低いという難点があるのと、シートピッチが違うので1列ずつバラして取り付けないといけない・・・とハードルだらけなので使うかどうか悩み中。



前面は製作途上の写真を何回か出していますがこれが完成形。手すりは一番小さいもの4か所にオリジナルパーツを用いた以外はφ0.4真鍮線で置き換えました。



要部が出来上がってきたのでクモハ169だけ仮組み!!



165系のシールドビームは好きじゃないけど169系なら許せてしまうのなぁぜなぁぜ? ま、169系だからというよりも新長野色との親和性ということなのでしょう。つまりは「見慣れた顔」。 ちなみにデフロスターの除去にまだ踏み出せていません。どうしますかねぇ。。



発煙筒は元パーツの流用で、新たに列車無線アンテナとホイッスルカバーを取り付け。どちらもジャンクBOXからサルベージしたものでメーカー不詳。



トイレタンクはこんな感じで取り付け。ちょっと下過ぎかも知れないので完成までにチェックしておきましょう。。



スノープラウも現物合わせでアバウトに組み付けた割には、乗務員ステップにも支障せずいい感じです。



ハイ。ということで完成へ向けて引き続き進めていきたいと思います!


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