80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

8時ちょうどの旅立ち

2009-12-29 13:10:01 | 中央東線方面
今年も残すところあと2日と半日。ご愛読いただいた皆様ありがとうございました。今夜以降は投稿できなくなる可能性が高いので今年最後のご挨拶まで。

さて、年末の大掃除の収穫は古いネガフィルムでした。その中から、一世を風靡した兄弟デュオ「狩人」のヒット曲「あずさ2号」のモデルになった新宿8:00発あずさ2号の発車18分前の様子をご覧に入れましょう。

在来線の列車番号を「下り奇数・上り偶数」と変更したゴオ・サン・トオ(S53年10月2日)白紙ダイヤ改正のあおりを受け、曲のヒットから1年あまりでこの「新宿8時発あずさ2号」は消滅してしまうのですが、この写真はその最後の姿を撮りにいったようです。(例によって撮影年月日の記録がないので...)
人々の服装から夏場の撮影のようですがレジャー客の姿がほとんど見えないため、昭和53年9月頃の撮影と思われます。端に写っている駅弁屋が旅情をそそります。


先頭車クハ183です。番号が読みづらいのですが、めいっぱい拡大して-32と読めました。


7・8番線ホームのこんな風景も撮っていました。駅構内が禁煙になる遥か以前、ホーム下の線路にはタバコの吸殻がたくさん落ちていたものです。奥の9番線には非冷房の山手線外回りモハ102が写っています。


最後に模型の話題を。
115系はサハ115×2両が何とか車体の組立てまで終わりました。でもまだ6両も残っています。クモニ・クモユニも含めると8両か...


レイアウトも結局、周回運転できないまま年越しです(^^;
気長にやっていくしかありませんね。

では皆様、良いお年を!
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クリスマスも終わって・・・

2009-12-25 13:41:13 | 総務部
まだ25日中なので「終わって」ませんが・・・

皆様のお手元には素敵なクリスマスプレゼントは届きましたか?
え、トミの153系フル編成?サロ2両入り?
いいですねー

私もためしに靴下を吊ってみましたが、さっぱりでした。
代引きでもいいので何か持ってきて欲しいものです。ぷん

久々にアクラスのHPを覗いたら、怒涛のごとく最新情報が更新されていてびっくり!

天賞堂と競合しているスハ32(ぶどう色2号)は来年2月発売だそうです。
早くEF13に牽かせてみたい!

205系は遅くとも年明けには出るだろ?と思ったら3月だそうで。
サクッと6両で南武線にしようかとたくらんでるのですがねー

で、期待のEF64 0番代は「2010年秋」...
来年のクリスマスには靴下ぶら下げて待ってますから頑張ってくださいアクラス様!

さてテンプレートを変更しました。今度は「アルプス」です。
165系ではありません。北アルプスでもありません。
本家本元のアルプスなのがちと残念ですが、しばらくこれで楽しみましょう(^^;
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115系0番代の製作(その6)

2009-12-24 14:49:41 | 中央東線方面
サハ115の床板高さの問題については、床板を薄くするのではなく台車センターピンの台座を薄いものに交換してお茶を濁しました。カプラーも高さ調節用のプラ板をかませてあったので、これを抜いて調整しました。
ただし、床下器具は幸か不幸か市販のプラ一体成形品より取付板が薄かったので、そのままにしてあります。

上回りは屋根板の成形をしてサフェ吹きまで終わりましたが、まだ車体に接着もしていないため今回は写真はナシです。

あと気になっていた台車の加工をしました。日光のTR62は初期の103系などが使っていた頃を模したものらしく、片押式のブレーキシューがついていますが、115系の頃はディスクブレーキなので不要です。加工といってもシューをペンチでポキッと折っただけ。バリも残らずきれいに切り取ることができました。
写真の上段が加工前、下段が加工後です。
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「信濃長池」駅舎

2009-12-23 22:43:47 | レイアウト
レイアウト製作と並行して中央駅をボチボチ作っています。
大好きな信州方面のイメージと住まいの近所の地名を拝借して「信濃長池」駅と名づけました。


建物本体の寸法は横幅37.5cm×奥行き9.4cmで、実物に換算すると30m×7.5mとなり、スペースの関係でやや扁平な印象です。素材は書類を綴じる時の表紙などに使う「板目紙」という厚手の紙で、窓にはエコーモデル製の印刷済み窓枠を貼りこむ予定です。写真に見える下側のパーツが正面、上がホーム側となります。
ちなみに正面から見て左端には旅行代理店が、その真裏のホーム側には駅そば屋が営業しているとの想定です。

プロトタイプはJR九州の旧上熊本駅舎で、特に狙いを定めていたわけではなく、ネットサーフィンで味のある中規模の木造駅舎はないかと探していて見つけたものです。
九州新幹線の乗り入れ工事に伴い残念ながら解体されてしまいましたが、主要部分は熊本電鉄の上熊本駅舎として移築・保存されているとのことです。
新旧の駅舎のようすはこちらのサイトでご覧になれます。
 ○さいきの駅舎訪問(西崎さいき様)

また、寸法や見取り図入りの少し学術的な文書はこちらでご覧になれます。
 ○磯田 桂史 819 JR上熊本駅舎について(歴史・意匠)(国立情報学研究所 論文情報ナビゲータCiNii)

作り始めた頃は寸法や間取りについての情報がなく、写真から判断して主要な柱のスパンを5mと推定して大きさを決めたのですが、上記論文の実測平面図によるとスパンは約5.5mとされているほか、正面から見にくい左右の奥まった部分にも部屋があったりして、実物は模型よりひと回り大きい駅であったことになります。


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EF13できるかな?

2009-12-22 10:32:51 | 中央東線方面
ネコ・パブリッシングからRMライブラリーNo.125「国鉄EF13形(上)」が発売されたので先日買ってきました。上巻は戦時設計の凸型車体誕生から箱型車体(旧EF58)への改装までを綴ったもので、中央東線で活躍した時代の写真などは下巻に収録されるものと思われます。全31両の形状分類などもあるとのことなので楽しみです。


さて、このロコが牽く客レが活躍していた時代というのを、実は私はまったく知りません。親に連れられて新宿駅あたりですれ違っていたかも知れませんが、物心(鉄心?)つくまえのことで記憶にないのです。出版物や先輩諸氏のHPでのみ垣間見ることのできる時代。暖房車を従え32、35系客車で組成された姿というのをぜひ再現したいと切に思うわけで...

ということで、以前に「格安でEF13を作れるかも」と書いた話の続きです。
タネを明かせば下回りをKATOのEF58から頂戴しボディを新製するという方法です。なんか実物の逆をいくというか、結果として箱型EF58の先台車を1軸にしたモノが出来上がるわけですな。改造ネタとなるEF58が中古で手に入ったのでとりあえず改造に着手しました。
え!EF58の車体は捨てちゃうの?
ご安心ください。わが家にもともとあるEF58の着せ替え用に取っておきます。

上下を分解するとこのとおり車体全体を補重ブロックが占めています。模型ですから当然最初から流線型車体で作られているので、もしやと思って採寸したところ、箱型にしてもちゃんと収まることがわかって安心しました。


主台枠の構造はEF13と58とでは違いますが、大まかに見た印象は変わらないのでそのままとし、先輪を1軸化するにとどめます。
この写真は先台車を抜き取り、その取り付けフレーム(丸穴のあいている部分)の先端をカットしたところです。丸穴の下あたりに新たな先輪がつきます。


下回りについてはこのあと主台枠の延長、端梁の新製、デッキの新製と難題がめじろ押しです。従前は先台車のフレームについていたカプラーが端梁について牽引力を一手に引き受ける格好となるため、特に主台枠延長部分の強度の確保が重要です。

複雑な曲線だらけのデッキの手摺にいたってはどこから手を付けたらいいのやら、電機初心者の私には皆目見当もつきません(>_<)

車体はプラ板でいこうかと考えていますが、“紙技師”のはしくれとしてはペーパーもありかなと思っています。下回りはすでに十分な補重がなされているので問題はなさそうですし...


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