80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

阪急2000系の製作(22)

2017-09-25 06:47:40 | 私鉄電車
おはようございます。9月最終週も頑張って参りましょう。

いろいろ悩みつつ屋根上の工作を進めています。ヒューズ箱は角を丸めないものに作り直しましたが、コメントでいただいた情報などをみると実物は結構ディティールフルな形をしているようで、さすがにここまでの作り込みはできないなぁ...と。

前位パンタ周辺です。空気作用管はφ0.3mm、母線は二股部分がφ0.4mm、後位へ伸びる電線管部分がφ0.6mmのいずれも真鍮線です。配管止めは後で表現することにして瞬着でベタ付けしてあります。




後位パンタ周辺。ヒューズ箱を作り直していて時間がなくなったので、とりあえず二股部分だけ接着しています。配管がヒューズ箱のどこから出ているかわからないので、スタイルブックの図面にしたがって端っこの下側あたりに真鍮線の先端がくるようにしました。機器メーカーの違いなのか時代によるのかわかりませんが、ヒューズ箱の側面に口出し部があるものもあって悩ましいです。。





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阪急2000系の製作(21)

2017-09-23 22:53:39 | 私鉄電車
こんばんは。朝夕はめっきり涼しくなりました。キハ40「ながまれ号」はいったん置いて阪急2000系の製作に復帰します。

といっても、屋根上の配管がなかなか特定できず3、4日が経ち、今日、ようやく踏ん切りがついて前進し始めた次第。
製作に当たっては、前々からこちらの方の2000系製作記を参考にさせていただいていて、特に不明点が多い床下や屋根上に関しては、かなりパク・・・もとい、参考にさせていただいておりました。

しかし、同氏の作品は1,500V昇圧後の1個パンタ時代のものなのに対し、当方は昇圧前の2個パンタかつ昭和37年バージョンということで、そっくり右から左へというわけにはいかず、カツミ完成車の開封動画や想像(!)も交えてヒューズ箱等の配置や配管の取り回しなどを決定した次第です。


先に完成したMc(奥)を手本に、Mの屋根上にも、ステップや配管台の足を埋め込みました。実車の資料がないため、レイアウトはMcと全く同じにしてあります。




t0.3のペーパーから切り出したステップ、配管台を接着して配管の下準備が完了(手前から3両目が今回完成したM)。




ヒューズ箱は本体を厚紙の貼り合わせで作り、t0.3ペーパーの「台」の上に貼り付けました。モノにより少し大きさが異なるようですが、模型サイズということで大小2種類にシンプル化しています。蓋やカギなどのディティールも表現したかったのですが力尽きました。。




屋根上に仮置きして雰囲気を見ます。ペーパー片で足を作って浮かせていますが、車両限界の関係なのか、実車では両サイドへ向かって斜めに下がった状態で設置されているので、足の高さを変えて傾きを再現しています。




ところで今気づいたのですが、どうもこの時代のヒューズ箱は四角四面の弁当箱形のようです。しっかり角を落としてしまいましたがどうしましょう。パテで成形するかトボケるか。。。


明日はやっと配管作業に移ります。



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ながまれ号の製作(3)

2017-09-18 23:16:50 | 北海道方面
こんばんは。キハ40「ながまれ号」を続けます。


床板はt1.0×W33mm真鍮板から切り出し、床下機器との干渉具合を確認しながら中央付近にモーター穴を開け、自家製のブラケットでFK-130SHモーターを架装しました。台車はエンドウのDT44Aで、これの片側にWB=26mmのMPギヤを組み込み、φ2.0-2.0のユニバーサルジョイントで結んだオーソドックスな構成です。




床下機器は初期のエンドウ製と思われるプラ一体成型のもの。ご覧のキハ47の仕掛かり品から外してきました。実車とは少し異なる部分がありますが、気が向けば追加で改造することにして、とりあえずこのまま転用することにしました。




エンジンの後ろで真っ二つに切り、ラジエーター側は燃料タンク(左端)を残して中央部をくり抜き、モーターとユニバーサルジョイントを避けるようにしています。燃料タンクもユニバーサルジョイントと干渉しないように、中央部を削ってあります。エンジンの中にモーターを仕込み、実車同様に前位台車(写真右手)を駆動する案も考えたのですが、小型モーターといえども落し込める空間はなく、後位台車駆動に落ち着きました。




上回りは屋根をすべて接着。細かい仕上げはたっぷり残っているものの、一応、箱になりました。




背景を入れて撮影。気分(だけ)は北の大地に飛んでいます。

※背景は北海道ではありません。



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ながまれ号の製作(2)

2017-09-17 14:12:27 | 北海道方面
こんにちは。台風接近で雨風が強くなってきました。皆様の地元はいかがでしょうか?どうぞ十分な対策を。


道南いさりび鉄道のキハ40「ながまれ号」を作っています。お尻が決まってるのと奇抜な塗装が待ち構えているため、この連休中になんとか鋼体くらいまでは完成させておき、来週からは再び阪急に復帰したいと思います。


窓抜きが終わったのでサフを吹きます。車内側は、木工用ボンドが効くように内貼り部分をマスキングしておきます。




乾いたら#600~#800の耐水ペーパーで研磨します。車内側も研磨して窓抜きのメクレを取っておきます。




前面は治具を使って幅を固定しながら上下2枚の補強板を貼ります。これで幅と後退角が決まるので慎重に作業。。




ひと通り下地が整った状態。




3×3mmヒノキ材で補強します。床板にはt1.0mm真鍮板を用いるので車体下端からの離れは3mmです。反り防止のため左右の中央1か所に縦の補強を入れました。キハ10系の排気管のようです。




前後左右を組み合わせて立体にします。平面性も良好でひと安心。




実車は水タンクが移設されていますが、屋根上の凹みと取付台の残骸は残っているので、なんとか削って表現しようと試みるも、カッター、彫刻刀では悠長すぎてダメ。。。




結局三分割してしまい、t3mmのアガチス板から切り出した「平屋根」を載せて何とか乗り切りました。




ヘッドライトと方向幕部分をくり抜いて貼り合わせた状態。これからオデコのRを削り出していきます。





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ながまれ号の製作(1)

2017-09-15 10:31:13 | 北海道方面
こんにちは。先日ご紹介したキハ40は、北海道新幹線開業に伴って誕生した「道南いさりび鉄道」(旧江差線)のイベント用車両、「ながまれ号」になる予定です。某運転会向け。ミッドナイトブルーに星が散りばめられた誠にエグい塗装。果たしてこんなモノ作れるのでしょうか?


まあ、ダメなら普通のキハ40 100番台にするだけです。。(笑)


★道南いさりび鉄道のサイト

★「ながまれ号」のプレスリリース(PDF)
http://www.shr-isaribi.jp/wp-content/uploads/2016/02/NEWSRELEASE13.pdf



車体側面に続いて前面をプリント出力。詳細な寸法図がないので、形式図と正面写真のハイブリッド採寸にて作図しました。




ペーパーキット状態。屋根板のストックが底をついたので、のぞみ工房の「ほぼピッタリ屋根板Eタイプ」を購入しました。当車は車体長が20,800mm(1/80換算260mm)なのでピッタリ使い切ります。




前面はすでに貫通ドアと内貼りを貼り合わせ済み。ジャンパ栓受けの凹みも表現してあります。




パーツ類もほぼ揃いました。駆動系はMPギヤを使った片台車駆動で、ここに写っていませんが、モーターは12Vの汎用小型モーターを使います。床下機器は、長期放置中のキハ47がどこかに眠ってるはずなので、探して追い剝ぎする予定。




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