80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

今年もお世話になりました

2011-12-31 23:11:11 | 総務部
こんばんは。

2011年も残すところ1時間あまりとなりました。
いろいろあった年でしたが、まずは、弊ブログをご覧いただいた皆様、コメント・応援頂いた皆様に御礼を申し上げます。
ありがとうございました。


今年はとにかく0系を追い続けた1年でした。

これ、何の変哲もないスチール巻尺ですが、今年はスカート取付けボルトの計測で大活躍してくれました。これを懐に忍ばせて青梅へ名古屋へと駆け回った結果、納得のいく模型ができあがりました。とても思い出深いツールです。



実は0系はまだ細部の仕上げを残したまま年を越します。造形村編成に混じってしっかり走ることが確認できたので、あとはマイペースで仕上げていこうと思います。



レイアウトの方はボチボチですが路盤の切り出しが続いています。
十分考えたつもりなのに、ヤードへ降りていく出入庫線の底が部屋のドアに当たってしまう問題が発覚し、対応を迫られました。



路盤を載せる30mmアングルの下にもう1本角材を挟めばいいのですが、既にアングルはしっかりと固定してしまったので今さらバラす気にならず、アングルの上に30mm角材を載せることにして、こんな積み木みたいなものを切り出しました。



こうやって路盤とアングルの間に挟み、φ6ボルトを貫通させて固定します。苦労してアングルの上面がフラットになるように作ったのになんだかなぁーという感じですが、考え込んでいてもしょうがないので、とにかく前へ前へ、です。



では2012年が皆様にとって幸多き年となりますように。

isao
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年末の会津若松・喜多方

2011-12-30 23:47:57 | その他
こんばんは。
2011年もいよいよ押し詰まってきましたね。
皆様、新年へ向けた準備はいかがでしょうか。
かく言う私は、せっせと年賀状をプリントする傍らこのブログを執筆中。
相も変らぬ年の瀬の恒例行事です(^^;

さて、昨日ですが、仕事がらみで会津方面へ行ってきました。
行きは新幹線+磐越西線という順当なコースでしたが、帰りは会津鉄道に乗ろう!などと変な下心を出したものだからもう大変・・・ 延々7時間も列車に揺られて帰ってくるハメになりました。。

きのうは出だしからうまく行ってませんでした。京王線の始発で乗り継げる東京発6:48のつばさ73号に乗ろうとしたら満席。まあこの時期に当日予約で取れると思っていた方が悪いのですが、追い討ちをかけるように「この列車は全席指定」の文字が・・・
仕方なく、すぐ後のMaxやまびこに乗ったのですが、郡山からの磐越西線はタッチの差で出て行ったあと。結局郡山で1時間以上時間を持て余す結果となりました。

こちらが乗車した8:43発会津若松行き。赤黒帯と赤べこのマスコットキャラクター「あかべぇ」のラッピングをまとった「会津仕様」の719系の6連です。交直両用急行電車の生まれ替わりとあらばクモハの乗り心地を試さねばなりますまい。。



きょうの会津地方は珍しく晴れ。うっすら雪化粧した磐梯山が出迎えてくれました。こうして見ると鋭い稜線をもった山なんですね。もっと雪が積もれば「スイスに行ってきました」と言ってもバレない・・・?(わけないか)



そして列車は抑速ブレーキを駆使しながらウネウネと坂を下って会津盆地の底へ到着。会津若松駅には立派な扇形機関庫と転車台が現役で稼動しています。もっとも中にいるのはDCばかりですが・・・



きょうは喜多方へ寄ってから会津若松へ戻るので、乗り継ぎの「快速あがの」に乗車。どんな車両かと思ったらキハ110ほかの3連でした。。



最後尾には新モノのキハE120がくっついていて乗ろうかどうしようか迷いましたが、結局先頭でのカブリツキに軍配があがってしまい・・・(以下略)



喜多方は蔵のまち、ラーメンのまち。ちょっと散策してみます。



市街地には造り酒屋が4軒あるとのことで、ただの「蔵」だけでなく大きな煙突を構えた「酒蔵」もたくさんあります。軒先から伸びたぶっといツララが見事!



そして、あまりにベタな展開なのでどうしようか迷った挙句、お昼はやっぱり喜多方ラーメンにしました(^^;
喜多方ラーメンの元祖(とされている・・・)源来軒さんにおじゃま。
街なかはひっそりしていたのに、どこから集まってきたのかお店の中だけは大そうな熱気に包まれていました。。



定番のラーメン600円を注文。鶏がらだしの醤油スープに太いちぢれ麺、チャーシューふた切れにメンマとなると。「家系」とか「二郎」とかの対極にある昔ながらのラーメンですな。スープの味がしっかりしていて美味しく頂きました。



そして喜多方から会津若松までの戻り。またキハ110なんでしょ、とヤケ気味に待っていたら、なんと貴重なタラコ色のキハ47 514降臨です!



そして会津若松駅につくや、隣には国鉄特急色の485系「快速あいづライナー」が待機。いやぁ、こんなところでまったりとコクテツな時間が流れるなんて、おじさん嬉しいよ~
そういえば郡山からくる時、磐梯山をバックに雪の中で三脚を構えているファンの姿が結構見られたのは、これが目当てだったんですね。



会津若松駅前からは巡回バス「ハイカラさん」で鶴ヶ城へ。
なーんだ遊んでばっかりじゃん、と思われるかも知れませんが、これもシゴトの一環といえば一環なのだから仕方がない・・・(-_-)



冬の陽は早くも傾きかけ、凛とした空気の中に雪化粧をした天守閣が映えます。戦後に鉄筋コンクリートで再建されたものなので、お城の形をした歴史博物館といえなくもないですが、周辺も含めた史跡自体は国の重要文化財に指定される貴重なものです。



夕暮れの会津若松駅構内。左手に給水タンク。この奥が扇形機関庫です。
既に青空は消え、小雪がチラついています。晴れの天気は長くは続かず、会津地方の年末年始は雪模様のぐずついた天気になるとのこと。



そしてこれが会津若松から浅草までの恐るべき「4線連絡乗車券」です。JR(西若松まで)+会津鉄道+野岩鉄道+東武鉄道にまたがる切符で運賃は4,540円。郡山経由の会津若松~東京間4,940円より400円ほど安くなっています。注意書きがズラズラ書いてあっておよそ切符らしくないので、クレジットの控えの方と間違いそうになりました。会津田島で乗り換えたあと、車掌が検札に来たあとで撮ったので、野岩鉄道を表す「YG」の検札印が押されています。



会津鉄道の会津田島行きは一番奥の5番線から発車。ホームへ降りてみれば何やらドハデなラッピングの車両が・・・(^^; 「新千円札発行記念」だそうで、野口英世博士とその母の写真が正面を飾っています。列車の正面に写真が載る「母」というのは類例を知りません。



陽もとっぷり暮れた16時53分、2両編成の軽快気動車はスルスルと会津若松駅のホームを離れました。いつもなら下校の高校生で賑やかであろう車内もきょうは閑散。



発車後ほどなく乗務員がまわってきて、乗客それぞれにどこで降りるか聞いて回っていました。ワンマン列車なので今乗っている2両目はドアが開かないので注意してほしい、とのことだったので「終点の会津田島だから大丈夫ですよ!」と答えると、初老の「彼」は満足げな顔で前の車両に戻っていったのですが、その姿が消えたとたん、ふと大きなギモンが・・・
え?ワンマンて言ったよね?じゃあいったいこの列車は誰が運転してるわけ??

まあ、何か事情があって添乗してただけとは思いますが・・・(^^;


会津鉄道は昔の会津線時代の写真のことなどもあって、沿線風景に興味は尽きないのですが、この季節のこんな時間では外は真っ暗闇。時おり、室内灯に照らし出された雪景色の山肌がぼんやり浮かび上がるのみです。


そして列車は定刻に会津田島に到着。
乗り継ぎの新栃木行きは反対側ホームからすぐの接続なので、足を滑らせないように注意しながら構内踏切を渡ります。
待っていたのは東武の6050系2連。ここからは再びデンシャの世界に戻ります。



こちらの車内もガラガラ。1両まるまる貸切状態になりました。
発車後、右手の構内のはずれに元名鉄のキハ8500系が一瞬見えました。もう廃車後だいぶ経つのに、まだ解体されずに残っていたんですね。。油断していたので写真撮れず・・・



ひたすら走って、ちょっと停まって、の繰り返しが続きます。
途中駅で下り列車と交換。あちらはそこそこの乗車率のようではあります。



新藤原で前に増結するも乗客なし。
鬼怒川温泉では2分接続で最終の「スペーシアきぬ」に乗り継げるのですが、指定券を持っていないため恨めしく発車を見届け、辛抱の末、やっと新栃木に到着。

このあとは浅草行の区間急行に乗り継ぎ、埼玉をまたいで東京都心を抜け、はるばる多摩の奥地まで帰ってきたのですが、いくら好きでもこれだけ列車に乗り続けると、もーいいかげんにしてッ、て感じですね(^^;
まあでも2010年のシメにふさわしい乗り鉄体験でした。


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第二次レイアウトの製作2(やっぱり欲しい鉄橋)

2011-12-24 22:49:21 | レイアウト
こんばんは。
シンシンと冷え込む聖夜になりました。
きょうは早朝にも投稿したので2連投になりますが、またレイアウトの路盤を切り出したので、その報告です。


これは第一次レイアウトの右奥のボード。真ん中にある茶色い部分はヤードの先端になる予定のところでした。ご覧の通りきれいにレールが敷けているのでこれを壊してしまうのは忍びなく、なるべく再利用する方向で考えることにしました。



ところがこのボード、レールの左半分はこのように勾配の開始点になっているのです。今回の第二次レイアウトはシンプルな構造とするため、ヤードへの出入庫線以外は一切勾配をつけない方針としたので、これを平面に戻してやらなければなりません。
しかし待てよ。。これをうまく使えが山岳鉄道もどきのシーンが演出できるんじゃない?
ということで、この手前側に鉄道の三大栄養素(は?)のひとつ、鉄橋を設けることにしました(^^)



前回同様、まずはカーブに沿って路盤をカットして、とにかく身軽になります。



鉄橋をつくるといっても単に複線の橋を架けるのもつまらないので、内、外線で段差をつけて別々の鉄橋を架けることにして、勾配のアプローチ部分にノコギリを入れて1線ずつ切り離します。



外まわりは今の勾配を活かして持ち上げた状態とし、内まわりを平面に戻します。マイナスドライバーを突っ込んで、下に敷いてあるコルクやら木材やらを掻き出してはみたものの、どうも綺麗に剥がれてくれません。。



ちょうどカーブの中間にジョイントがあったので、思い切ってレールごと剥がしてしまいました。



剥がしてしまったコルク道床部分には新たにウレタンマットを敷きます。コルクより軟らかくて騒音防止に効果がありそうなので、第一次レイアウトでも後の方で施工した部分にはこのマットを使っているのですが、今回リニューアルまたは新設する区間の道床には、原則としてすべてこのマットを使っていくことにしています。
ただ、軟らかい割に水平方向に全然曲がってくれないため、ご覧のように縦半分にカットした上で内側方向にクサビ状の切込みを入れています。



このボードの端からは既に駅構内のポイント群が始まるので、あわせてその部分の路盤も切り出しておきました。四隅の位置だけケガいて、あとは目測で切り出しています。ポイントが集まる重要な場所だというのにのん気なもんです(^^;



ところで鉄橋ですが、上流側の高い方にはこのようなトラス橋を架けようと思います。この長さ(約56cm=実物換算45m)だと上弦の丸みが強すぎておもちゃっぽいのですが、レイアウト全体のバランスからこれが限度です。



そして手前の低い方に架けるのは、もうこの麗しきボルチモアトラス橋しかないだろうと・・・(^^;

(中央線旧立場川橋りょう 2010.5撮影)


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第二次レイアウトの製作1(支柱の組み直し)

2011-12-24 05:35:35 | レイアウト
おはようございます。
現在4時半。ゆうべあまりに眠いので仮眠しようと思ったら爆睡して、こんな時間になってしまいました。

第二次レイアウトの製作に本格的にとりかかりました。
まずは立ててあった支柱と、横梁用アングルの組み直しをします。
以前書いたように、今回のレイアウトでは台枠は思いっきりシンプルにして、側枠なしの9mmベニヤ1枚だけでいくことにしました。
そのため、側枠の高さ分(30mm)だけ支柱の高さを足してやり、さらに、アングルどうしを重ねて結合していたのをやめて、上面がフラットになるような結合方法に変えることにします。


支柱は1,820mmの赤松材で前回のものをそのまま再利用しています。その上に30×30mmの角材を適当な長さに切ったものを乗せ、側面に帯板を当てて木ネジで固定。そこへ30mmアングル(これも再利用品)を前回とは反対に「逆L」向きに乗せていきます。
アングルどうしが重なるとアングルの厚み(約2mm)分だけ段差ができてしまうので、継ぎ足し用の角材は少し大きめに切って、2本のアングルが重ならないような位置に固定しています。左側のアングルが壁側でなく手前側にきているのには訳があります。



その理由がこちら。部屋の短辺が約2.6mなのに対し、使えるアングルは1,500mmと1,200mmしかないので、重なる100mm分をこのようにして逃げているためです。



コーナー部分にはL=750mmアングルを斜めに入れておきます。



圧迫感をなくすため、台枠は必要な線路の幅ぎりぎりまで狭めることにしました。このため、コーナー部分はこのようにカーブに沿って切り出します。これも元の台枠から切り出したものです。



最初に切り出したのは左奥のコーナー部分で、地下ヤードへ向かう出入庫線(中央)がカーブポイントで分岐していく部分になります。勾配をなるべく3.5%前後に抑えたいので、まだ一部がポイントにかかる区間ですが、切込みを入れてここから既に緩和勾配にかかるようにしてあります。



緩和勾配のお気楽な作り方。切り込みを入れた後、真ん中の部分を押し曲げた状態でスキ間に小クギを打ち込んで固定。ベニヤの弾性でいい感じに固定されています。でもこれって、厳密にいうと両側の部分は反力で上に反ってることになるのかなぁ??まあ1対2で真ん中が負けてるので、下にだけ反ってることにしよう(^^;



梁の上に台枠というか路盤?を乗せるとこうなります。カーブ状に切り出すのは面倒だけどシンプルでよろしい♪ これならさっさと施工できそうですね。




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ホリデー快速河口湖

2011-12-19 01:27:54 | 中央東線方面
こんばんは。
おひさしぶりでございます。。(汗)

きのうは朝から所用で立川へ。
8時半に中央線下りホームで待ち合わせしていたら、高尾方からスカ色115系登場。
やっぱり落ち着きますなぁ、この色。トタM8+M10編成でした。



無事待ち合わせの人に荷物を渡して用事が済んだので帰ろうとしたら、ホリデー快速河口湖号が来るというので、八王子まで1区間乗ってみることに。おなじみ189系。結構な混みようでデッキにも立てず、こんな場所で縮こまってました(笑) 国鉄テイストがたまりません♪



立川で撮れなかったので八王子駅ホームで1枚。
なにこの「モ」ってイラスト?



帰ってから調べたら「山梨ディスティネーションキャンペーン」のJRキャラで「モモずきんちゃん」というらしい。そういえばどっかで見たことあるなーと思っていたら、2008年デビューというからけっこう古株です。一旦消えて去年あたりからリバイバルで登場しているとか。


このあいだ来た時は夜でよくわからなかったのですが、旧八王子機関区の風情ある機関庫は完全に解体され、更地になってしまいました。ここも再開発でビルが建つのでしょうか。



今まで知らなかったのですが、八王子にはターンテーブルが残っていたんですね。一番南端にある横浜線ホームからでも遠くて分かりにくいのですが、発車して右側を注意して見ているとはっきり確認できます。上路式の堂々たるターンテーブルです。横浜線は何度も乗っているのに、何で今まで気づかなかったんでしょうか。。



で、こちらはわが家の「再開発」のようす。
1部屋を本棚でシェアして私の仕事場と子供のスペースに分けているのですが、第二次レイアウト建設にあわせ、これをやめてベニヤで仕切ることにしました。
3月の大地震では奇跡的に転倒を免れたものの、さすがにこれではいかんだろうという思いがあるのと、RM MODELSなどの重い本が詰まっているので、明らかに床が沈んできてしまったためです。
本棚を1本抜いて、代わりにベニヤ板を仮置きしたところです。



ベニヤで仕切るといっても、何もなしで立てかけておくわけにはいかないので支柱をつくります。材料は水道管の塩ビパイプ。Φ25mmのものをホームセンターで買ってきました。



床に接する部分にはジョイント?のようなパーツをはめてみました。これで十分「足」の役目を果たしてくれそうです。



どんな形で間仕切りができるかは、作ってる本人にもまだわかりません(笑)


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