80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

E127系100番代の製作(その6)

2010-05-28 19:02:45 | 大糸線方面
E127系の製作状況です。

ドアに続いて内貼りを貼り合わせます。窓セルの入る部分をくり抜いた写真のようなものを切り出し、ボンドで外板に貼り合せていきます。紙の目の方向は縦方向に変えていますが、そもそも窓の部分が大きく抜けているので、あまり補強された感じがしません。



漫然と抜いていったらこんなことに!
クハE126のトイレ部分だけは1/2サイズが必要なのでした。
抜きカスで埋め戻せば済むのですが、強度のことを考え、おとなしく作り直しました。



乗務員扉は外板とツライチになるよう、裏打ちした上に、こんな感じでドアを貼り込んでいます。手すりは両サイドの溝の中に埋まるようなかたちで取り付けることになります。



側窓の上下にはつなぎ合わせライン?が浮き出ているので、窓フチに使ったのと同じプリンタ用シール紙から、幅0.5mm強(正確に測っていないので・・・)の帯を切り出して貼り込みました。
旧国のシル・ヘッダーのようなものですが、あちらの方が遥かに太く、しかも窓の上下に合わせて貼ればいいので簡単です。



直線に注意しつつ2両分を貼り終えたところです。クモハの方は両サイド各2ヶ所に主電動機冷却風取り入れ口(ですよね?)が付くので、その台座部分にもシール紙を貼っています。塗装段階でスジ彫りをしたルーバーをこの上に貼る予定です。



糊が緩んでせっかく貼った帯がずれてこないよう、早々にサーフェイサーを吹いて固めてしまいます。車内側に吹いていないからか大きく反ってしまいました。まあ補強材を貼れば何とか戻るでしょう・・・



3×3mmヒノキ材で補強したところです。床板受けとなる下側は、前回のE641で床板の厚さをチェックせずに貼って痛い思いをしたので、今回は事前に床板の厚さを測りました。
すると、まだ手を付けていないクハ用は3mmジャストでしたが、動力台車を仮組みしてあるクモハ用は3.25mmくらいありました。前回の教訓が活かされました。。
なお、現物の床板をガイドにして高さを決めるという簡単な方法もあるのですが、今回使った床板が少し反っていたため、残念ながらその方法は使えませんでした。



スケールをはめて妻板を仮止めしたところです。屋根の周長もぴったりあってひと安心です。
しかし、このままサクサク組み立てられない事情が・・・



お顔をまだ作ってないんですよ!(笑)
手元にあるのは0番代の1/160形式図と松本駅で撮った写真だけ。0番代は顔が全然違うし、写真の方も真正面から撮ったものがないとあって、目一杯想像を働かせてやっとケガいたのがこのパーツというわけ。
構造的には3枚重ねになる予定ですが、その詳細は次回に。



ちなみに幌の付いていない、この南小谷側クハの写真をベースに寸法を割り出しました。どぉ、似てる?



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コメント (3)
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