80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

423レ客車の仕上げ

2023-11-29 14:17:44 | 中央東線方面
こちらも運転会前整備の一環です。中央東線の1973年初頭頃を想定した423列車に組み込む、張り上げ屋根のオハ35 2144とスロ62からの先祖返り工事車(あくまで模型の上での話です笑)オハ61 2625の仕上げが終わって出発準備が整いました。

オハ35はデッキドア窓入れのみが残っていたので、窓の大きさギリギリにカットした窓セルをはめ込みました。無接着ですが1か所だけ緩くなってしまったので少量の接着剤で止めてあります。ちょっとホコリが気になりますね。。車内側なのでとりあえずこのままにしておきます。ところで、実車写真をもとに4か所すべて窓桟無しとしたのですが、たまたまこのドアだけだったらどうしよう・・・との懸念は拭い去れません。。



オハ61は窓ガラスすべてが未装着だったので入れていきますが、まずはデッキドアのHゴムをポスカで描き描き。



屋根をマスキングしてトップコートを吹き、マスキングを剥がしたら屋根色も点々と剥げてしまいました。仕方ないので周囲をざっくり広告紙でカバーして再度NATOブラックを吹いたらこんな補修痕が・・・。鋼板屋根じゃないのでこれはナイのですが、時間もないのでこのままにします。



トップコートが乾いたら窓ガラス入れ。両面テープと接着剤を併用してスピードアップしています。



シートは背もたれの模様をプリントしたシールは用意したけど、椅子本体を作る時間がないので今回はペンディングとします。



かくしてスロ62からオハ61へ完全に先祖返りが完了。この状態からよくぞここまでたどり着きました!👏



マニ60を含むオハ35系、61系混成7両の423列車の編成仕立て完了です。



通常はEF64に牽かせるところですが、たまには気分を変えて・・・ということで、ED61単機での牽引運転を楽しもうと思います。



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クモユ141を仕上げる(前編)

2023-11-28 11:46:05 | 信州全般方面
信越本線がまだ横軽でつながっていた頃、115系普通列車にぶらさがって郵便を運んでいた長ナノ時代のクモユ141。これもだいぶ放置したなぁと思って前回の投稿を探したら2021年6月でした。なーんだ最近じゃん♪ 笑 ちなみに素材は小高のペーパーキットで、前面のみ自作パーツに置き換えています。

週末の運転会に持っていく新作がないのでコレを仕上げます。押し寄せる苦手意識を何とか払いのけてポスカの「はいいろ」でHゴム描き。まあ・・・人に見せられる程度には出来たかな。。



レタリングはプラ完成品の残りインレタを活用して入れました。



クモユが無いのでクモハとオユを合成。側面がのっぺりしていて目安となるものが無いため、写真のように紙帯に中心線を描いて貼り込み位置を決めています。



郵便マークはかなり古いインレタしかなかったのですが、IMONからこんなのが出ているのを発見し、さっそく使ってみました。とりあえず窓下の標記のみ貼って、窓の大きな〒マークはこれからになります。



手すりはφ0.4真鍮線を黄かん色に塗ってもっか乾燥中。



残りは後編で。(中編になるかもw)


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やっぱり201系も作ろう

2023-11-24 12:26:41 | 中央東線周辺
PLUMの201系プラキットであります。罪キットを仕方なく取り崩してきたいわゆる「罪キ崩し」ではなく、遅ればせながら新規購入しました。



中央快速線と中央・総武緩行線は、101系800番台1本と103系2本(快速、緩行各1)がフル編成であるので201系以降はとりあえずいいかなと思っていたのですが(最近E233系に興味を示したことはあった・・・)、車両の置き場所もなくなってきたし、何より大量の未着手・仕掛り品がこの先完成できるのか?という切実な問題もあるので、「中央東線とその周辺」への選択と集中をもう一段強化することにしたものです。

今後は中央線に馴染みのある車両を中心に入れ替えを行っていくつもりなので泣く泣くバイバイするする車両も出てきましょう。匂わせ投稿を逃さずキャッチしてください。笑


さて、今回購入したのはクハセットとモハセット各1の4両だけ。ゆくゆくはフル編成にしたいものですが、当面は「ホリデー快速あきがわ」あたりで遊びたいと思います。


「とりあえず開封」の儀式にしたがって一部着工しています。グレー塗装する屋根やベンチレーターと、シルバー塗装するクーラー、そして貫通扉をランナーから4両分すべて切り出しました。



台車はものすごく精緻で、特にディスクブレーキを装備するクハのTR231はパイピングだけですごいことになっています。もったいないですが走行化前提なのでこれらビジュアル部品は組み込みません。ただしブレーキキャリパーだけはボルスターの台座にもなっているので割愛できませんでした。



パーツの車輪を使ってストレートに組んでみたところ、案の定いろいろ引っ掛かって動きません。笑



まあ想定の範囲。キャリパーやディスクを削り込んでいけば回るはずです。今回はM車を除き、あわよくばキットのパーツのまま走行化できないか・・・というネタとも本気ともつかないチャレンジをするつもりでした。軸受けにグリスか樹脂に優しいオイルをたっぷり詰め込み、M車以外は超軽量に作ってライト類の給電はM車から通電カプラーを使って引き通す・・・と。



しかしボルスター周りがリジッドなので(後発の209系は台車枠が可動になった)、ここは素直に市販台車を使った方が調整で手間取らずに済むのかなと思い始めました。


で、肝心の車体はというと、デザインは秀逸なのにウエルドラインが結構出ちゃってて残念⤵⤵。色も割といいので塗装ナシでトップコートだけ吹いて仕上げることも考えていたのですがこれは塗装必至でしょうか。半光沢のトップコートを吹くとデカールの段差が分からなくなるという話はよく聞くので、ひょっとするとウエルドラインも隠れてくれないかなーと期待。


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大雪渓

2023-11-23 11:47:35 | 中央東線周辺
机の両脇に積み重なった「山」を崩していたら、信州安曇野にある蔵元の大雪渓酒造さんから送られたDMが出てきました。出張の晩にふらりと入った居酒屋で目にして飲んで感激。帰ってからさっそく通販で取り寄せて以来、季節の便りとともにDMが送られるようになりました。今年はお世話になっている人への贈答用と自分用を注文。着荷が楽しみです。



味わいもさることながら「山の酒・大雪渓」というキャッチがいいじゃないですか。黙って俺の酒を飲んでみろ・・・的な。


で、うまい酒のアテは80分の1丁目的にはやっぱり大糸線。2018年に撮影したE257系と、そのおよそ40年前のスカイブルーの旧国を愛でながらいただく準備をしましょう。山肌が多めで少々大雪渓感が足りませんけど・・。。あ、シメの蕎麦も買ってこないと♪

(大糸線信濃森上~白馬大池間をゆく4053M・E257系「あずさ」/2018年4月21日撮影)


(大糸線信濃大町駅に停車中のクハ55438/1979年3月頃撮影)

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モハ72近代化改造車

2023-11-22 01:59:34 | 中央東線周辺
横浜線の3扉・4扉混合旧国4連の続きです。モハ72の近代化改造車030は妻窓の問題も解決したので、PCで原図を作成して出力し、窓抜きまで完了。



今回、Hゴムの表現には、西武411系前面窓で試したt0.25×w0.5プラ帯材(プラストラクト製)を使う方法を本格導入しようと思っていたのですが、肝心のブツが行方不明になってしまったのでt0.3程度の適当なアート紙を細く切って代用することに。失敗してもいいように妻板で試行。最初から0.5mm幅でやると作業中に切れてしまうので、後で削ることを前提に1.5mm程度の幅に切り出した帯材を窓の周囲に瞬着で貼っていきます。



なんとか貼れました。接着面だけでなく全体に瞬着を浸み込ませておきます。



t0.2の真鍮板をスペーサーにしてカッターで余分なところをカット。



ん~~・・・みごとにボサボサ!カッターの切れ味が落ちていたのもありますが、やっぱり紙じゃあムリですね。。



ってことで反対側の妻板はt0.3プラ板から切り出した帯材で再挑戦。浮き出し量ももっと薄くしたいのでスペーサーをt0.1燐青銅板に代えてカットします。



左がプラ帯、右が紙帯。少しシャープになった感はありますがあんまり変わりませんね。接着する時にしっかり押さえないと窓が台形になってしまうのも困りもの。隅のRもバラバラだし。。



さーてどうしましょう。戸袋窓はHゴムの幅(=プラ帯の厚さ)込みで抜いてしまっているので後戻りできません。まあ焦ってやる必要もないので、8か所の辛抱と割り切って地道にやりますか。。



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