この金、土で小浜線沿線を訪ねました。仕事ではありますが、合間に観光+鉄も織り交ぜつつ楽しんで参りました。往路・東海道新幹線経由、復路・北陸新幹線経由という一筆書きコースとして、敦賀から東舞鶴まで片道だけ小浜線に飛び出し乗車し復路は敦賀までレンタカー利用でした。
東京から「のぞみ」、「ひかり」、「しらさぎ」を乗り継いで敦賀へ。「しらさぎ」と聞くといまだにヨンパーゴのイメージが。。笑
敦賀駅の脇では北陸新幹線の受入れ工事が始まっており、ターンテーブルのあった機関区跡地では重機が唸りを上げていました。側線にホキ800の姿が。
これから東舞鶴まで小浜線に乗りますが、次の発車まで2時間近くあるので、まずは駅周辺で所用を済ませます。小浜線ホームには朝の通勤通学輸送を終えた4連が停車しており、そのうちの1両がラッピング車両でした。2015年の北陸ディスティネーションキャンペーン時に沿線6市町のマスコットキャラクターをあしらったラッピングをしたとのことで、当時の報道記事を見ると2018年夏頃、すなわち今年の夏頃まで走らせる予定だそうです。ギリで撮影できたということですね。
一気に飛んで小浜駅。ホーム端にはレンガ造りの給水塔の遺構がありました。水タンク自体は撤去されていて、それを載せていた塔本体だけが残った格好です。下り敦賀行(写真)の到着を待って発車。交換待ち時間は20分近くありました。
また一気に飛んで終着東舞鶴へ。港や赤レンガパークなど市内を少しだけぶらつきます。
時間もいいので赤レンガ倉庫内のカフェで「まいづる海自カレー」をいただきました。食したのは「護衛艦ふゆづき」カレーで、コクのあるビーフカレーでジャガイモは一度揚げてある感じ。舞鶴に在籍する海上自衛隊の艦艇や施設などで実際に作られているカレーのレシピ13種を再現したものが市内13店舗で食べられるそうです。海軍カレーじゃなくて「海自」なのは現行レシピだからなんですね。
その「ふゆづき」がこちら。右手前の118と書かれた艦船がそれです。ちなみに左奥の大きい方(425)は補給艦「ましゅう」とのこと。
食べ終わって外へ出てから気が付いたんですが、赤レンガ倉庫前に2条のレールと思しきものが埋め込まれていて、しかも各倉庫の入口前には怪しいサークルと、倉庫内へ吸い込まれるレールが見て取れます。むむ、これって・・・アレですかね?にわかにトワイライティスティックなわくわく感に駆られます。あとで調べてみると、確かにこれは当時使われていた貨物移動用のレールとターンテーブル跡のようです。しかも倉庫の中には実際に使われていた機関車(DB10)が展示してあったらしく、気付かなかったのはまことに残念でした。もっとも見てる時間なかったですが・・・。
その後は小浜線沿線をたどりながら小浜方面へ移動します。途中、若狭本郷駅の近くを通るとSLが展示してある「情報交差点ぽーたる」という施設が目に止まり、寄り道してみました。SLは「義経号」のレプリカで、これも後で調べて分かったのですが大阪花博の時に園内で走ったものを譲り受けたそうです。しかし驚いたのは中へ入ってから。名前からして観光案内所兼休憩所なのかな~と思って入ったらレイアウトがありました(笑)。しかも16番のかなり大きなのが!新幹線が0系、300系、500系というラインナップで、他の車両もやや古めな印象ですが、さすがに小浜線はクモハ125が配備されていました。しかし"鉄道のまち"でもないのになんでSLやレイアウトが・・・??
小浜線は1~2時間に1本程度の運転なので、仕事の片手間ではほとんど撮り鉄はできません。これは偶然時間が合って勢浜駅へ到着する上り列車をとらえたもの。その割にしっかり望遠レンズに交換しているということは、まあ、隙あらば撮る気満々だったということで。。
この日は小浜市内に投宿。今や和室のシングルユースも珍しくないので1泊2食付きで和風旅館をネット予約しました。小浜駅から車で10分くらいの阿納地区にある静かな湾に面した古風な宿でした。
ところが館内はフル・リフォーム済みで新築旅館並みなの内装にびっくり。料理もお風呂も眺めも最高でした。あ、テーブルの一角が乱れていますが、まあそれほどリラックスしたという証拠です。
翌日は遊覧船で「蘇洞門」めぐり。これで『そとも』と呼びます。若狭湾に突き出た内外海(うちとみ)半島の先端に広がる断崖絶壁を船から眺める約50分のミニクルーズです。写真はコース最奥にある海蝕でぽっかり穴が開いた「大門・小門」。今日は波静かですが、冬場は木が茂っているあたりまで波が上がるそうです。
「大門・小門」では裏側に回って上陸体験させてくれます。滞在時間はわずか5分ですが自然の作り出した荒々しい地形に目が釘付けでした。
昼前に小浜を出て再び敦賀方面へ車を進めます。田んぼの中をのんびりと・・・いや、そこそこの速さで立ち去ってゆく敦賀行。上中~若狭有田間にて。
「道の駅三方五湖」で小休止。小浜のフィッシャーマンズワーフで買っておいた焼き鯖ずしを頂きます。焼き目が香ばしい肉厚の鯖とガリの共演に涙、涙・・・。
そのまま進んで三方五湖有料道路「レインボーライン」を楽しみます。美しい。こっちで食べた方が良かったかも。。
電車を見に来た親子。手を振る子どもに運転士がミュージックホーンで応えて発車。美浜駅にて。
ラッピング車両、最後にもう一度だけ会えました。粟野駅を後に東舞鶴を目指して発車していきました。
以上、若狭路めぐりの駆け足レポでした。
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東京から「のぞみ」、「ひかり」、「しらさぎ」を乗り継いで敦賀へ。「しらさぎ」と聞くといまだにヨンパーゴのイメージが。。笑
敦賀駅の脇では北陸新幹線の受入れ工事が始まっており、ターンテーブルのあった機関区跡地では重機が唸りを上げていました。側線にホキ800の姿が。
これから東舞鶴まで小浜線に乗りますが、次の発車まで2時間近くあるので、まずは駅周辺で所用を済ませます。小浜線ホームには朝の通勤通学輸送を終えた4連が停車しており、そのうちの1両がラッピング車両でした。2015年の北陸ディスティネーションキャンペーン時に沿線6市町のマスコットキャラクターをあしらったラッピングをしたとのことで、当時の報道記事を見ると2018年夏頃、すなわち今年の夏頃まで走らせる予定だそうです。ギリで撮影できたということですね。
一気に飛んで小浜駅。ホーム端にはレンガ造りの給水塔の遺構がありました。水タンク自体は撤去されていて、それを載せていた塔本体だけが残った格好です。下り敦賀行(写真)の到着を待って発車。交換待ち時間は20分近くありました。
また一気に飛んで終着東舞鶴へ。港や赤レンガパークなど市内を少しだけぶらつきます。
時間もいいので赤レンガ倉庫内のカフェで「まいづる海自カレー」をいただきました。食したのは「護衛艦ふゆづき」カレーで、コクのあるビーフカレーでジャガイモは一度揚げてある感じ。舞鶴に在籍する海上自衛隊の艦艇や施設などで実際に作られているカレーのレシピ13種を再現したものが市内13店舗で食べられるそうです。海軍カレーじゃなくて「海自」なのは現行レシピだからなんですね。
その「ふゆづき」がこちら。右手前の118と書かれた艦船がそれです。ちなみに左奥の大きい方(425)は補給艦「ましゅう」とのこと。
食べ終わって外へ出てから気が付いたんですが、赤レンガ倉庫前に2条のレールと思しきものが埋め込まれていて、しかも各倉庫の入口前には怪しいサークルと、倉庫内へ吸い込まれるレールが見て取れます。むむ、これって・・・アレですかね?にわかにトワイライティスティックなわくわく感に駆られます。あとで調べてみると、確かにこれは当時使われていた貨物移動用のレールとターンテーブル跡のようです。しかも倉庫の中には実際に使われていた機関車(DB10)が展示してあったらしく、気付かなかったのはまことに残念でした。もっとも見てる時間なかったですが・・・。
その後は小浜線沿線をたどりながら小浜方面へ移動します。途中、若狭本郷駅の近くを通るとSLが展示してある「情報交差点ぽーたる」という施設が目に止まり、寄り道してみました。SLは「義経号」のレプリカで、これも後で調べて分かったのですが大阪花博の時に園内で走ったものを譲り受けたそうです。しかし驚いたのは中へ入ってから。名前からして観光案内所兼休憩所なのかな~と思って入ったらレイアウトがありました(笑)。しかも16番のかなり大きなのが!新幹線が0系、300系、500系というラインナップで、他の車両もやや古めな印象ですが、さすがに小浜線はクモハ125が配備されていました。しかし"鉄道のまち"でもないのになんでSLやレイアウトが・・・??
小浜線は1~2時間に1本程度の運転なので、仕事の片手間ではほとんど撮り鉄はできません。これは偶然時間が合って勢浜駅へ到着する上り列車をとらえたもの。その割にしっかり望遠レンズに交換しているということは、まあ、隙あらば撮る気満々だったということで。。
この日は小浜市内に投宿。今や和室のシングルユースも珍しくないので1泊2食付きで和風旅館をネット予約しました。小浜駅から車で10分くらいの阿納地区にある静かな湾に面した古風な宿でした。
ところが館内はフル・リフォーム済みで新築旅館並みなの内装にびっくり。料理もお風呂も眺めも最高でした。あ、テーブルの一角が乱れていますが、まあそれほどリラックスしたという証拠です。
翌日は遊覧船で「蘇洞門」めぐり。これで『そとも』と呼びます。若狭湾に突き出た内外海(うちとみ)半島の先端に広がる断崖絶壁を船から眺める約50分のミニクルーズです。写真はコース最奥にある海蝕でぽっかり穴が開いた「大門・小門」。今日は波静かですが、冬場は木が茂っているあたりまで波が上がるそうです。
「大門・小門」では裏側に回って上陸体験させてくれます。滞在時間はわずか5分ですが自然の作り出した荒々しい地形に目が釘付けでした。
昼前に小浜を出て再び敦賀方面へ車を進めます。田んぼの中をのんびりと・・・いや、そこそこの速さで立ち去ってゆく敦賀行。上中~若狭有田間にて。
「道の駅三方五湖」で小休止。小浜のフィッシャーマンズワーフで買っておいた焼き鯖ずしを頂きます。焼き目が香ばしい肉厚の鯖とガリの共演に涙、涙・・・。
そのまま進んで三方五湖有料道路「レインボーライン」を楽しみます。美しい。こっちで食べた方が良かったかも。。
電車を見に来た親子。手を振る子どもに運転士がミュージックホーンで応えて発車。美浜駅にて。
ラッピング車両、最後にもう一度だけ会えました。粟野駅を後に東舞鶴を目指して発車していきました。
以上、若狭路めぐりの駆け足レポでした。
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